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リズ・トーマスのハイキング・アズ・ア・ウーマン#03 / 女性ハイカーが知るべき5つのこと

2015.05.22
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ハイキングは性別問わず楽しめるアクティビティだが、それに関して語られる際、なぜか男性視点のことが多く女性にフォーカスされる機会は少ない。しかし、大自然に身を置く上で、女性ならではの悩みや気をつけるべきことは確実に存在する。では、どんな準備や対策を講じればいいのか?より多くの女性にアウトドアに親しんで欲しいと願うリズが教えてくれた。

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キャニオンランズ国立公園で。リズと他の2人の女性ハイカー。(写真:Tom Gathman)

【はじめに】女性にとってのハイキング

私がバックパッキングに初めて出かけた時、女性が単独で森に入るというアイデアは、正直なところ恐怖以外の何ものでもありませんでした。森に入るにはどんなギアを選ぶの?どのようにアウトドアで安全と健康を維持するの?こうして記事を書くまで、長年にわたって私はたくさんの間違いをし、答えを見つけようと多くのお金を無駄にしました。だから、この記事で他の女性が私の経験から学び、バックパッキングに出かけることに自信を持ってくれたらと思います。

女性は、多くの点において究極のバックパッカーです。女性は男性より不満を言うことが少ない傾向があり、痛みに対して男性より強い耐性があります。ハイキング中に生じた水ぶくれや些細な痛みについて、男性が不満を言うのを見聞きすることはありますが、女性はそれを黙って受け容れます。また危険な状況で意志決定をする時、女性は男性と比べてより的確で合理的ですが、男性はしばしば安全な選択よりも自我と男らしさを貫くことがあります。

最後に、女性は男性より新陳代謝が遅いので、バックパッキングのような持久力系の活動において良い結果がでる傾向にあります。ロングハイキングの後、多くの男性(特にベテラン男性に顕著ですが)は体重を多く落としがちです。ある男性においてはハイク中に体重が減りすぎて、消費するカロリーが無いために器官が蝕まれはじめ、入院に至ったケースもありました。一方で女性の場合、むしろ筋肉がつき、バックパッキング後に強くなっているケースが見受けられます。

私の友人のリサ・カースト(バックパッキングのベテラン)は、トレイル上での女性が抱える問題はトレイルを離れている時となんら変わらないと言います(私も同意見です)。唯一の違いは、都市では衛生を保つための製品や水があり、そして女性を煩わせる男性に会っても安全な場所に避難することがより簡単であるということだけです。

では、アウトドアにおいて女性が問題解決をする際に、どうやって都会と同じような十分な情報を入手すればいいのでしょうか?ここで私がお答えしましょう。

【1】ギアについて

ギアを購入する時の最も大事なルールは、性別に関係なくあなたにとって快適で、あなたのニーズ(実際にハイキングする場面とハイキングシーズン)に合ったものを選ぶことです。

アウトドア製品の展示会に出席した際、『女性用のギア』を作る多くの出展メーカーから、女性用のデザインは男性用のものを『少し縮めて、ピンク色に変える』ことで作っていると聞きました。一般的に言われる『女性用のギア』は単純に男性用ギアを小さくしたバージョンでしかないとのこと。女性の体は、男性とは異なる形をしています。男性の体と比べてただ単に小さいということではなく、より大きいお尻と胸があるので、使うギアもその違いを反映したものを選ぶ必要があるのです。

あなたがギアを購入する時、選択肢があるならばまずは試着をしてみてください。そして、バックパックに荷物を入れて、少し歩いてみて、あなたのお尻を痛めつけないか、また胸を押さえつけないか、確認してみてください。女性用のアウトドアウェアは、ポケットがないものが多くあります。ハイク中は地図やコンパスをすぐに取り出せるようにする必要があるので、ポケットがついてるものを選ぶようにしてください。

また、多くのバックパックに関するフォーラムでは、自分で背負う荷物は体重の25%を超えないことを勧めています。この公式を使うと、もし女性のあなたの体重が50kgの場合、ギアに食べもの、お水を加えた総重量は12.5kgを超えるべきではないでしょう。5日間のバックパッキングでは、ハイカーは通常5kgの食料と2kgの水を運びます。よって、この50kgの体重の女性ハイカーが持てるギアは5.5kg以下(12.5-5-2=5.5)ということになります!

女性は男性より体重が少ない傾向があり、男性はより重いバックパックを持つことができます。そのため、女性にとってウルトラライトギアを使うことはとても重要です。ちなみに私には、『ビッグ4』アイテムと呼んでいるギアがあります。シェルター、キルト、バックパック、寝袋の4つです。夏のハイキングでは、各々1kg以下の重量しかありません。

女性は男性より代謝が遅いので、暖かい状態を保つことがより困難です。ですから、あなたが必要だと思うレベルよりも暖かい寝袋もしくはジャケット、あるいは両方を用意することを考えてください。もし、それでも眠る際に寒くなるならば、必ず帽子とソックスを用いて暖をとるようにしてください。

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ハンフリース盆地(写真:Alejandro P)

【2】食事について

トレイルで摂取すべき女性の栄養素は、街中でのそれと似ています。女性の体はある栄養素では男性より多く、他の栄養素では少ない摂取量が必要です。また、ハイキングをする人は、誰でも自宅で摂るより多くのカロリーと栄養素が必要になります。私がバックパッキングをする際、通常一日あたり680〜1,400gの食料を持ち運び、そのほとんどは通常のものより30gあたり120カロリー高いものです。バックパッキングの間、多くの人は体重を落としてしまうので、お腹を空かせてしまうような少なめの食料にすることは避けるべきでしょう。緊急時に自分を厳しい状況から救ってくれるだけの十分な食料を、最低でも準備しておきましょう。

女性は男性より多くの葉酸、カルシウム、鉄分を必要とする傾向があります。そして、特にバックパッキング中はこれらの栄養素が欠かせません。総合ビタミン剤や特定の食品から摂取することができるのですが、私の場合、たとえば海草は鉄分が多いのでつねに携行するようにしています。

もし私が2〜3箇所の食物補給ポイントがある長距離バックパッキングに行くのであれば、必ず訪れる町で現地の名産品を食べるようにします。おかしなことに、男性がバックパッキングをした際、疲れた後にハンバーガーやピザ、ビール、アイスクリームを食べることを夢見ますが、女性はサラダや新鮮な果物を食べることを夢見ます。バックパッカーが背負っている食料だけで必要なすべての栄養を得ることは、ほとんど不可能です。つまり、長旅をする際は、食料補給で町に訪れる度に少なくとも1回の食事をし、失われた栄養分を補充するのがとても良い方法です。

毎日の食事で果物や野菜を食べることが健康的であるように、トレイル上でもそれらの食べものは健康維持には重要です。男性か女性かどうかに関わらず、バックパッキングにおいては乾燥もしくはフリーズドライのフルーツや野菜を持参し、補給ポイントに到着する際は新鮮なものを摂取すべきでしょう。

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オリンピック国立公園で。リズと彼女の友人トリニティ・ルドウィグ。

【3】衛生面について

あなたの体と心をトレイル上でもきれいで健康なまま保つことは、パフォーマンスを維持するために重要です。特に女性は、バックパッキング中に感染することを避けるために自分自身を清潔に保つための時間をとるべきでしょう。

やり方はいくつかあります。湿った化粧水を含んだタオルを用いて、その日のハイクが終わったら汗とほこりを拭き取るのに使う。一部のハイカーはスポンジを携行したり、濡れたバンダナを使って清潔な状態を保ちます。こうしたやり方を実行するにはビニール袋やバケツを使って渓流等から水を集めなければなりません。また、体を拭いた際の水が流れに戻ってしまわないように、水の流れのあるポイントから60mは歩いて離れるようにしてください。洗う際に、ほんの少しであれば生分解性のある石けんを使うことも可能です。でも一滴か二滴だけです!そのような石けんであっても、ある動物や魚に有害な影響を与えてしまうこともあるのです。

一部の女性は森で排尿する方法について悩むものですが、しかし、それはいずれ楽しいと感じるようになるでしょう。私は、コースから離れた誰の目にもつかないような木のうしろでしゃがんで済ませるようにしています。その点において、多くの女性はスカートを履いていると森で排尿することがより簡単であると分かります。女性はトイレットペーパーまたはボロ布を使うと思いますが、それがどんなものであろうと、少しの紙も森には残さないようにしてください。

また女性は男性より感染しやすい傾向にあるので、二対の下着を持参することは多くの女性にとって有益かもしれません。もし2〜3日間のバックパッキングをするのであれば、自分の下着をトレイル上で洗濯する必要が出てくるかもしれない。であれば、必ずナイロンまたはメリノウールのような速乾性のある、空気を通す繊維素材を選んでください。下着や服を洗う時は、先ほど紹介したやり方に従ってください。汚れた衣類はビニール袋に入れてしっかり結んで振り回し、水を替えてまた結んで、そしてまた振り回して、石けんの泡がなくなるまで同じことを繰り返しましょう。

さらに多くの女性が、ハイキング中に髪と皮膚を保護する方法を私に尋ねてきます。私の場合、顔への紫外線を防ぐために帽子をかぶり、日焼け止めをつけます。襟付きの長袖シャツを着る女性も多いです。また、紫外線を反射する日傘を使うことも効果的かもしれません。紫外線は、髪にダメージを与えます。私の友人で美容師でありロングハイカーの彼女は、一緒にハイキングに出発する前に私に対して「過剰な量のリンスを髪につけ、ほとんど洗い流さずに出発しなさい」と話してくれました。また、美しい髪のもう一人のハイカーは「ハイキング中は毎日オリーブ油を髪に塗り込んでいる」と私に教えてくれました。ハイキングをする多くの女性は、枝毛を防ぐために髪を三つ編みにするのを好みます。私は、髪が顔にかからないようにポニーテールまたはロールパン状にするのが好きです。過去には、ドレッドヘアーでハイキングをしたこともありました!なかには、ロングハイキングに出かける前に頭を剃ることを選ぶ女性もいるほどです!

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チヌークトレイルの小川を渡るリズ(写真:Whitney LaRuffa)

【4】月経について

バックパッキングに興味がある女性からいただく最大の疑問は「月経の時はどう対処しているんですか?」です。対処するにあたって浴室も洗い場もお店もまわりにないということは、恐ろしいことのように聞こえるかもしれませんが、実は簡単に対処することができます。

多くの女性ハイカーは、トレイル上で生理用ナプキンまたはタンポンを使っています。この選択肢を選んだ人は、使ったものを土に埋めてはいけません。ゴミとして他の使い古したアイテムと一緒に、町や補給ポイントに寄った際に処分しなければなりません。あるいは、不透明なプラスチックのジップロックバッグや、使い古した食べ物の包み紙の中に隠すのもいいでしょう。こうすれば、それがどれほどの量があるかを隠すことができます。

私個人の話をするのであれば、ナプキンやタンポンの代わりに、月経カップ(メンストラルカップ)を使っています。ハイキングをする時、カップの中身は人間の排泄物と同じように埋めることができます。きれいな水でそのカップを洗えば再利用も可能です。かさばらないし軽いので、私は好んでこのカップを使うようにしています。1つのアイテムを10年間使い続けることが可能なので、環境にも優しいのです。

最後に、バックパッキングの最中に生じる月経を避けるため、ホルモンの薬を摂取する方法を選ぶ女性も多い。私はこの方法を試したことはないですが、一部の女性ハイカーの間では効果的だと聞きます。もし興味があるのなら、まずはそれが自分の体に適当か確認するために、かかりつけのお医者さんに相談するのが良いでしょう。また、ハイキング中に女性が尿路感染症になることは珍しくありません。しかし、この症状は頻繁に入浴して清潔な状態を保ち、抗生物質を使えば避けることができます。抗生物質を処方してもらう際には、かかりつけのお医者さんに相談した上で持参を検討しましょう。結果、女性にとってお医者さんに行くことは、旅を短縮する手段になるかもしれません。

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クリスタルレンジで雪の上を歩くリズ(写真:Brian Bunney)

【5】安全面と男性について

女性にとって、単独で行くことを恐れて一緒にハイクをする相手を見つけることは決して珍しいことではありません。しかし、下手なパートナーとのハイキングは、単独のハイクで起こり得るどんなことよりも有害なケースがあります。そういう人と一緒のハイキングは、心理的&感情的ダメージを与えかねません。私は女性が彼氏や夫とハイキングをしている様子をしばしば見かけますが、相手が女性のニーズや適性、そして快適さのレベルに対して思いやりがない場合は、口論に至ってしまうことが多いようです。その点においては、バックパッキングは、カップルにとっては良くないことかもしれませんね(笑)。また、思いやりのないパートナーについて行く旅で、それをあなたがしんどいと思う場合は、身体面&感情面において危険でさえあります。

私は男女ともにハイキングをするカップルを多く知っていますが、彼らは対立を避けるためにそれぞれ全く異なるハイキングに行くことを選んでいます。1つ言えることは、単独または他の女性の友人と一緒にあなた自身の技術と健康状態に合ったハイキングをすることが、より安全でより楽しいということです。

私が初めてのロングハイキングの準備をしていた時、女性の一人旅で最も危険な場面は、食料補給のために町におりる時だと想像していました。しかし実際そこに着いた時、危険を感じる代わりに、その町で初めて出会う人の親切さと寛大さに私は圧倒されました。

米国では、女性の多くは町に食料補給に行くためにヒッチハイクをする時が最も危険だと言われています。一方日本では、多くのトレイルは町を通り抜けるように設計されているので、ヒッチハイクすることがありません。いずれにせよ、もし女性ハイカーがヒッチハイクする場面に出くわした際には、単独でそれをしないことが最も安全です。もしドライバーに対して少しでもおかしいと感じたら、乗車を断るのを恐れないでください。そして、あなたがヒッチハイクする前に、どこに行く予定で、いつ戻る予定か、他の人に話しておくようにしてください。

私は女性ハイカーに、インターネット上であなたが追跡されないように、ソーシャルメディアの投稿を遅らせるように勧めています。また、私は全てのハイカーに対して避難小屋や登山口、山小屋でトレイルレジスター(記録簿)に署名して、定期的に家にも電話するように勧めています。他のハイカーと友だちになり、他のハイカーを気にかけることによって、たとえ女性が単独でハイキングをしていて何かあったとしても、誰かが彼女のことを見ていてくれるでしょう。

バックパッキングは年々女性の間でも人気が出ていますが、場面によっては、まわりの中で唯一の女性ハイカーになる時があることも想定しておかなければいけません。年配のハイカーはかつて私にこう話しました。「若い連中は彼らが男であるということを証明するためにハイキングをし、年老いた連中は彼らがまだ男であるということを証明するためにハイキングをしている」。そのため一部の男性は、トレイル上で女性と会うと面食らう場合があります。

私は時々、トレイル上で男性ハイカーが性差別的な冗談を言っているのを聞きますが、そういった男性中心の行ないが私たちの愛することー自然の中で時間を過ごすことーを邪魔するべきではありません。自然というのは、本質的に男性的であるということは一切ありません。森は女性のものでもあるべきで、女性は男性より問題を起こすことが少ないと私は考えます。

私の友人は「文明社会とアウトドア社会は、両方とも女性にとって安全な場所であるとハイキングが教えてくれた」と言いました。ハイキングとトレイルは、女性だけでなく万人に多くのことを提供してくれます。私は一部の女性が抱いているハイキングに対する懸念を軽減することで、より多くの人に素晴らしいアウトドア文化のドアを開く手助けができたらと考えています。

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キリマンジャロ山脈の上にて。リズと彼女の友人ヴァレリー。

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チヌークトレイルの古代樹をハグするリズ(写真:Whitney LaRuffa)

TRAILS AMBASSADOR / リズ・トーマス
リズ・トーマスは、ロング・ディスタンス・ハイキングにおいて世界トップクラスの経験を持ち、さまざまなメディアを通じてトレイルカルチャーを発信しているハイカー。2011年には、当時のアパラチアン・トレイルにおける女性のセルフサポーティッド(サポートスタッフなし)による最速踏破記録(FKT)を更新。トリプルクラウナー(アメリカ3大トレイルAT, PCT, CDTを踏破)でもあり、これまで1万5,000マイル以上の距離をハイキングしている。ハイカーとしての実績もさることながら、ハイキングの魅力やカルチャーの普及に尽力しているのも彼女ならでは。2017年に出版した『LONG TRAILS』は、ナショナル・アウトドア・ブック・アワード(NOBA)において最優秀入門書を受賞。さらにメディアへの寄稿や、オンラインコーチングなども行なっている。豊富な経験と実績に裏打ちされたノウハウは、日本のハイキングやトレイルカルチャーの醸成にもかならず役立つはずだ。

 (英語の原文は次ページに掲載しています)

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WRITER
Liz Thomas

Liz Thomas

2011年にアパラチアン・トレイルを女性の最速タイムで踏破した記録(当時)を持っていることで知られている。彼女はトリプルクラウンを達成しただけでなく、米国に15以上あるトレイルでのスルーハイクを経験し、今まで15,000マイル以上ものトレイルを歩いてきた。また、彼女はその経験をロング・ディスタンス・ハイキングのコミュ二ティに還元することにも熱心で、American Long Distance Hiking Assosication-West(ALDHA-West)のバイスプレジデンドも務めている。彼女がハイキングを本格的に始める前は、イエ-ル大学の森林環境学部で環境科学の修士課程を修了し、彼女が手がけた、ロング・ディスタンス・ハイキング・トレイルとその保護およびコミュニティに関するリサーチは、名誉あるDoris Duke Conservation Fellowshipの賞を受けた。スポンサーはAltra, Gossamer Gear, Probar, Vermont Darn Tough socks, Mountain Laurel Designs, Sawyer filters, Montbellで、アンバサダーとして活躍している。
http://www.eathomas.com/

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