TRAILS REPORT

POP HIKE CHIBA#3 in 養老渓谷 / 僕らが “歩いて” 旅に出る理由

2015.02.06
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2013年にスタートしたPOP HIKE CHIBAの第三弾は、ホームトレイルである烏場山の花嫁街道を離れ、全国の撮り鉄たちを唸らしている千葉のローカル鉄道「小湊鉄道」の1車両を貸し切って、養老渓谷のトレイル約7kmを約3時間というメローなペースでハイキングしました。ランチタイムには、cafeSTAND自家製クッキーに加え、KUSA.喫茶さんによる「POP HIKE CHIBA」特性オリジナル焙煎豆をcafeSTAND店主塚本氏がその場でドリップ。恒例となったバッジはGCMのコッシーさんがデザインした小湊鉄道バージョン。魚は当然、千葉県が漁獲量1位を誇るのセグロイワシ(カタクチイワシ)。そもそも僕らは単純に楽しい旅をしたいだけで、その為にハイキングが最高の手段の一つだということを知ってもらいたかった今回のイベント。素晴らしい景色を眺め、入れたてのコーヒーを気持ちの良いトレイルで飲んだりと、今回も最高に楽しい時間となりました。第四弾となる次回開催(年内で企画中!)まで、その一端をMovieでお楽しみください。

■POP HIKE CHIBA
曽我部恵一氏など多くの著名なミュージシャンがLiveしに訪れることで知られる、西千葉にあるcafeSTANDオーガーナイズのもと、同じく同郷千葉出身のGreat Cossy Mountain(西千葉にファクトリーを構えKING OF MELLOW HIKING GEARを提唱するギアメーカー)とTRAILSがサポートハイカーとして参画し、Hiker’s Depot土屋氏をゲストハイカーにむかえる「 MUSIC × HIKING × LOCAL」を融合したローカルハイキングイベント。

■LOCAL TRAIL(ローカルトレイル)
どうしても標高の高い山やトレイルに目がいきがちですが、国土の70%が山間部という日本では、まだまだ魅力的だけど遊ばれていない低山やトレイルがたくさんあります。名前も知られていない地元の低山やトレイルを歩く人が増え、もっとローカルトレイルが盛り上がったらどれだけ楽しいことか。TRAILSでは、気楽にハイキングできて、トレイルへの負荷の分散にもつながるLOCAL TRAIL(ローカルトレイル)やそこで活動する人たちを応援しています。

■BOSO TRAIL(房総のトレイル)
千葉県は平野と丘陵がその大半を占め、海抜500m以上の山地がない日本で唯一の都道府県。一方で温暖な沿岸部、特に南房総地域は黒潮海流の影響で気候は年間通して温暖で、その中でも南房総市の南端部は関東で最も春の訪れが早い地域です。そんな冬の避寒地である南房総には、我らがホームトレイルである烏場山(地元「和田浦歩こう会」が整備したハイキングコースがある標高266.6mの山)や鋸山(東京湾一帯から伊豆大島までの眺望が広がる、石切り場跡で知られる標高329.4mの山)などがあり、冬山で必要とされる特別な道具や経験がなくても、気楽にハイキングできることでも知られている。

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佐井聡(1979生)/和沙(1977生)
学生時代にバックパッカーとして旅をしていた2人が、2008年にウルトラライトハイキングというスタイルに出会い、旅する場所をトレイルに移していく。そして、2010年にアメリカのジョン・ミューア・トレイル、2011年にタスマニア島のオーバーランド・トラックなど、海外トレイルでの旅を通してトレイルにまつわるカルチャーへの関心が高まっていく。2013年、トレイルカルチャーにフォーカスしたメディアがなかったことをきっかけに、世界中のトレイルカルチャーを発信するウェブマガジン「TRAILS」をスタートさせた。

小川竜太(1980生)
国内外のトレイルを夫婦二人で歩き、そのハイキングムービーをTRAIL MOVIE WORKSとして発信。それと同時にTRAILSでもフィルマーとしてMovie制作に携わっていた。2015年末のTRAILS CARAVAN(ニュージーランドのロング・トリップ)から、TRAILSの正式クルーとしてジョイン。これまで旅してきたトレイルは、スイス、ニュージーランド、香港などの海外トレイル。日本でも信越トレイル、北根室ランチウェイ、国東半島峯道ロングトレイルなどのロング・ディスタンス・トレイルを歩いてきた。

[about TRAILS ]
TRAILS は、トレイルで遊ぶことに魅せられた人々の集まりです。トレイルに通い詰めるハイカーやランナーたち、エキサイティングなアウトドアショップやギアメーカーたちなど、最前線でトレイルシーンをひっぱるTRAILSたちが執筆、参画する日本初のトレイルカルチャーウェブマガジンです。有名無名を問わず世界中のTRAILSたちと編集部がコンタクトをとり、旅のモチベーションとなるトリップレポートやヒントとなるギアレビューなど、本当におもしろくて役に立つ情報を独自の切り口で発信していきます!

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