TRAILSの出版レーベル第二弾、『ZINE – IN THE TRAIL TODAY』をスタート!記念すべきZINE#01は根津貴央による『TRAIL ANGEL』
ハイカーのリアルな声をもとに制作した日本初のロング・ディスタンス・ハイキングにフォーカスした書籍「LONG DISTANCE HIKING」に続くTRAILSの出版レーベル第二弾。
トレイルで遊ぶことに魅せられたピュアなトレイルズたちの日常の中で発生した、 “ 些細でリアルなトレイルカルチャー ” を発信するハンドメイドのコミュニケーションツール『ZINE – IN THE TRAIL TODAY』をスタートさせます。
記念すべきZINE#01は、先日TRAILS Crewに加わったPCTハイカー根津貴央による、自身の命の恩人、PCT Dad & PCT Mom(ジェリー&アンドレア)へ綴った感謝の言葉『TRAIL ANGEL』をお届けします。
根津貴央がパシフィック・クレスト・トレイルで出会ったトレイルエンジェルとの実話
■Contents 〜 ZINEについて 〜
書名:TRAIL ANGEL
発行:TRAILS
著者:根津 貴央
価格:1,296円(税込み)
ページ数:24ページ
判型:B5判(18.2cm ×25.7cm)
■Store 〜 お買い求め先 〜
TRAILS STORE: http://thetrailsmag.com/store
■Contact 〜 お問い合わせ 〜
TRAILS編集部:info@trails.co.jp
書籍のご購入(お取り扱い)、イベント(講演)、その他ご質問などございましたら、お気軽にお問い合わせください。
※第2弾「SECTION HIKING」は、来月以降に発売予定。
90年代以降のストリートカルチャーを牽引したスケートカルチャーにおけるZINEのように
TRAILS Crewがストリートカルチャーが放つリアリティに熱狂していた90年代の気持ちを、記憶しておきたい。当時、まぎれもなくストリートカルチャーの一翼を担っていたのがスケートカルチャー。当然マイヒーローは、スケーターであると同時にアーティストであり、ミュージシャンというクリエイターとしての顔もあわせ持つマークゴンザレスやトミーゲレロ。そして、彼らがハンドメイドで自由きままに制作し、スケーター仲間とのコミュニケーションツールとして発信していたZINEこそが、TRAILSにおけるZINEのスタンダードなスタイルであり起源。
同じく、記憶しておきたいのが、90年代のスケートカルチャーにおけるメディアのあり方を提示した、80年代初頭に創刊された『Thrasher Skateboard Magazine』の功績。この頃のスケートボードのマーケットはみるみる勢いを失い、マスメディア的な立ち位置のスケートボード雑誌が次々に廃刊していった時代。そんな時代へのカウンターとも言える彼らのピュアなアクションは、低価格でヨレた紙でもメディアを作ったっていいし、発信してもいいという、わたしたちに発信する勇気を与えてくれるアクションでした。このうねりはアメリカで始まり、やがて世界中へとグラスルーツ的なアティチュードとして拡散し、さまざまな国々のスケーターはもちろん、スケーター以外の人々にまで広がりを見せていきました。
そんな90年代のスケートシーンのように、TRAILSのZINEが、トレイルで遊ぶことに魅せられたピュアなトレイルズたちのコミュニケーションツールとして自由に発信する勇気を与え、トレイルカルチャーの起点としてトレイルシーンを盛り上げてくれる存在になることを願っています。そして、そんな思いとリスペクトの気持ちを、「IN THE TRAIL TODAY」という言葉に記憶させました。
わたしたちは、日本初のトレイルカルチャーウェブマガジンTRAILS(トレイルズ)です
TRAILS(トレイルズ)は、トレイルカルチャーという言葉が未だ日本に存在しなかった2014年1月に、“ 本当におもしろくて、役に立つ、他にはない、リアルな情報 ” を合言葉に、インディペンデントでとんがったメディアを作るべく、日本初のトレイルカルチャーウェブマガジンとして産声をあげました。それから4年、有名無名を問わず世界中のコアな人たちにコンタクトをとり、Webメディアとしては異質とも言える、企画と編集に過剰にこだわる時代錯誤なスタイルで、妥協なくコンテンツを作ってきたつもりです。
引き続き固定観念にとらわれず、あらゆる形で進化する『TRAILS2.0』への開会宣言として、それを体現しているCrew根津貴央の加入。そして、この『ZINE – IN THE TRAIL TODAY』のリリースをお届けします。
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