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ZINE – IN THE TRAIL TODAY #02 | 長旅をあきらめていた人のための、2週間で行く『SECTION HIKING』world trail編をリリース!

2018.07.11
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文・構成:TRAILS 写真:Keita Yasukawa

トレイルで遊ぶことに魅せられたピュアなトレイルズたちの日常の中で発生した、 “ 些細でリアルなトレイルカルチャー ” を発信するハンドメイドのコミュニケーションツール『ZINE – IN THE TRAIL TODAY』。

ZINE – IN THE TRAIL TODAY #02は『SECTION HIKING』。1ヶ月あるいは半年〜1年におよぶ長旅をあきらめていた人たちにも、ロングディスタンスハイキングの世界の扉は開かれています。セクションハイキングという旅の視点を得ることによって、たくさんの人にロングディスタンスハイキングの旅に出かけてほしい。そんな思いで、さまざまなハイカーから世界各地のセクションハイキングのアイディアを集め、それを詰め込んだ一冊のZINEをつくりました。

#01では、ロングディスタンスハイキングのカルチャーを象徴する『TRAIL ANGEL』について、TRAILS Crewの根津が、自らの命の恩人への感謝を綴ってくれました。#02『SECTION HIKING』は、ロングディスタンスハイキングのカルチャーを形づくる旅の方法について書かれたものです。より多くのハイカーが、素晴らしきTRAIL LIFEを体験できますように!

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長旅をあきらめていた人にも、ロングディスタンスハイキングの世界の扉は開かれている



トレイルズ編集部のメンバーもみんな会社勤めをしていた時代があり、働きながら1〜2週間の休みを工面しては、憧れていた世界各地のロングトレイルを、セクションハイキングで旅していました。そんなことを実践していた自分たちだからこそ、1ヶ月あるいは半年〜1年におよぶ長旅をあきらめていた人にも、ロングディスタンスハイキングの世界の扉は開かれている、ということをもっと伝えたいという思いをもっていました。

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【佐井聡 & 和沙 / ジョン・ミューア・トレイル(JMT)】 TRAILS編集部の佐井夫妻は、会社員時代にセクションハイキングでJMTを旅した。「旅のおもしろさって、計画や自分なりのアレンジメントにあったりするじゃないですか。セクションハイキングはそれが存分に味わえます。トレイルのどこから入ってどこから出るのかも自由だし、ガイドブックに載ってない歩き方だってできる。自分らしい旅ができるのがいいですね」 Photo by Akira Sai

スルーハイキングが、ロングトレイルの全区間を一度に通して歩くことを指すのに対して、そのトレイルの一区間を歩くことをSection HikingまたはSectional Hiking(区間ハイキング)といいます(長谷川晋 著/トレイルズ 発行・編集『LONG DISTANCE HIKING』p52参照)。セクションハイキングならば、自分の休みの長さに合わせて、ロングトレイルを旅することができます。どこからどこまで歩くかも、どれくらいの期間歩くかも、どの季節に歩くかも、自分で決めることができます。

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【June & Matt / コンチネンタル・ディバイド・トレイル(CDT)】June & Mattは、PCTを歩いた後に、CDTを何年かに分けてセクションハイキングしている。「スルーハイクはスルーハイクで楽しいんですが、歩き切らないといけない!というプレッシャーがあります。その点セクションハイキングは、しんどくなったり、気分が乗らなくなったら、また今度でいいか!って感じになる。あとその場所のベストシーズンに足を運べるのもメリットですね」 Photo by June Masda



2週間で行く、世界各地のセクションハイキングのアイディアを詰め込みました



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しかしセクションハイキングの情報は、一般にはそれほど充実しているわけではありません。どこのセクションにどんな個性があるのか。途中からトレイルにIN/OUTするのにどんなアクセス方法があるのか。1〜2週間の休みで行ける距離ってどのくらなのか。こういった情報を調べるのは、かなり骨が折れる作業です。

そこでこのZINEを作成するにあたり、実際にそのトレイルを歩いたハイカーたちに、「1〜2週間くらいで歩くならば、どこがベストか?」という質問をして、とっておきのセクションハイキングの情報を集めました。このZINEにあるのは、旅のスイッチを入れるための必要最低限の情報です。旅行ガイドブックのような正確で詳細な情報はありません。ハイカーが書いたトレイルの魅力と、大雑把な旅の日数、予算、アクセス方法しかありません。しかしこういったきっかけをつくる情報こそ、憧れのトレイルへ旅する心を刺激してくれるものだと思います。

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掲載したすべてのトレイルについて、おおまかな旅の日数、予算、アクセス方法、パーミッションの必要有無など、セクションハイキングに必要な情報を載せている。

<Contents>
#01 パシフィック・クレスト・トレイル(PCT): 南カリフォルニア(US)
#02 パシフィック・クレスト・トレイル(PCT): シエラネバダ(US)
#03 アパラチアン・トレイル(AT): 100マイル・ウィルダネス(US)
#04 コンチネンタル・ディバイド・トレイル(CDT): コロラドトレイル(US)
#05 テ・アラロラ: 北島(ニュージーランド)
#06 カミーノ・デ・サンティアゴ: フランス人の道(スペイン)
#07 北極圏トレイル: パジェランタ(北欧ラップランド)
#08 グレート・ヒマラヤ・トレイル(GHT): タマンヘリテイジ(ネパール)

このZINEには、アメリカの3大ロングトレイルをはじめ、ニュージーランド、スペイン、北欧ラップランド、ヒマラヤなど、世界中のロングトレイルを詰め込みました。いずれのトレイルも1〜2週間のセクションハイキングをするという方法にフォーカスした旅の情報を載せています。このZINEを手にとって、「お、これなら、あの憧れのトレイルを旅できるぞ!」と思ってもらえると本望です。

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さあ、憧れのあのトレイルを、SECTION HIKINGで旅をしよう!



ロングディスタンスハイキングは、あくまでハイキングです。旅が好きで、自然のなかで過ごすことを愛する人たちであれば、誰でもチャレンジできる旅のスタイルです。身体を鍛え上げたフィジカル・エリートのものではありません。セクションハイキングという方法がひとつのきっかけとなり、よく多くのハイカーが、世界中のロングディスタンスハイキングのカルチャーに触れることができればと思っています。

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■ Contents 〜 ZINEについて 〜
書名:SECTION HIKING
発行:TRAILS
価格:1,296円(税込み)
ページ数:40ページ
判型:B5判(18.2cm ×25.7cm)

■ Store 〜 お買い求め先 〜
TRAILS STORE: http://thetrailsmag.com/store

■ Contact 〜 お問い合わせ 〜
TRAILS編集部:info@trails.co.jp
書籍のご購入(お取り扱い)、イベント(講演)、その他ご質問などございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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TRAILSの出版レーベル第二弾、『ZINE – IN THE TRAIL TODAY』をスタート!


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トレイルズ

トレイルズ

佐井聡(1979生)/和沙(1977生)
学生時代にバックパッカーとして旅をしていた2人が、2008年にウルトラライトハイキングというスタイルに出会い、旅する場所をトレイルに移していく。そして、2010年にアメリカのジョン・ミューア・トレイル、2011年にタスマニア島のオーバーランド・トラックなど、海外トレイルでの旅を通してトレイルにまつわるカルチャーへの関心が高まっていく。2013年、トレイルカルチャーにフォーカスしたメディアがなかったことをきっかけに、世界中のトレイルカルチャーを発信するウェブマガジン「TRAILS」をスタートさせた。

小川竜太(1980生)
国内外のトレイルを夫婦二人で歩き、そのハイキングムービーをTRAIL MOVIE WORKSとして発信。それと同時にTRAILSでもフィルマーとしてMovie制作に携わっていた。2015年末のTRAILS CARAVAN(ニュージーランドのロング・トリップ)から、TRAILSの正式クルーとしてジョイン。これまで旅してきたトレイルは、スイス、ニュージーランド、香港などの海外トレイル。日本でも信越トレイル、北根室ランチウェイ、国東半島峯道ロングトレイルなどのロング・ディスタンス・トレイルを歩いてきた。

[about TRAILS ]
TRAILS は、トレイルで遊ぶことに魅せられた人々の集まりです。トレイルに通い詰めるハイカーやランナーたち、エキサイティングなアウトドアショップやギアメーカーたちなど、最前線でトレイルシーンをひっぱるTRAILSたちが執筆、参画する日本初のトレイルカルチャーウェブマガジンです。有名無名を問わず世界中のTRAILSたちと編集部がコンタクトをとり、旅のモチベーションとなるトリップレポートやヒントとなるギアレビューなど、本当におもしろくて役に立つ情報を独自の切り口で発信していきます!

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