TRAILS REPORT

LONG DISTANCE HIKERS DAY 2020 | ハイカーが旅のストーリーを語る『HIKER’S TABLE』の紹介

2020.02.12
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いよいよ今週末に開催が迫ってきた『LONG DISTANCE HIKERS DAY 2020』。

おかげさまで2日券は即日SOLD OUT。1日券の残りも少なくなってきたので、気になっている方はぜひ早めにチケットを確保してください。

第1回目からつづく、このイベントのコア・コンテンツのひとつHIKER’S TABLE。全部で10個のHIKER’S TABLEが行なわれます。今回、10個それぞれの内容を紹介します。

HIKER’S TABLEは、ロング・ディスタンス・ハイキングにおいてそれぞれが体験したリアルでパーソナルなストーリーを語ってもらうコンテンツです。

この記事で気になるハイカーを見つけて、そのハイカーの生の言葉で語られる旅の記憶や記録を、ぜひ聞きにきてください。

charactor【イベント日時】
2020年2月15日(土)2月16日(日)
@三鷹 Three Eight Nine MITAKA

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<DAY1> 2/15 sat 13 : 30 – 14 : 00



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■ #01 『PCTへ行くきっかけの人』(清田勝、宇部佑一朗、丹生茂義)
ロング・ディスタンス・ハイカーという生き物に出会ってしまい、自分もその世界の人になってしまった人たち。

ここに登場する3人は、お互いの出会いをきっかけにロング・ディスタンス・ハイキングの旅に出て、1本では物足らず、またそれぞれが次のトレイルを歩く旅をつづけたハイカーたちです。ハイカーとの出会いがもたらす人生の変化を、ぜひ本人たちの言葉で聞いてみてください。

■ #02 『マイ・ウェイ』(鈴木拓海)
2016年にPCT、そして2019年に次にCDT(コンチネンタル・ディバイド・トレイル)をスルーハイクした拓海くん。他のハイカーにはない穏やかで気負わない雰囲気、そんな彼の旅のスタイルはまさに「マイ・ウェイ」なハイキング。

「毎日を元気に歩くこと」こそ自分のハイキングの喜びと自己分析をし、栄養摂取の内容を見直したり、好きな釣りも気ままにしながら、「マイ・ウェイ」な約半年間の旅をつづけた。きっと拓海くんは、今までこのイベントに出てくれたハイカーとはちょっと違うスタイルや考えを持っているはず。



<DAY1> 2/15 sat 14 : 15 – 14 : 45



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■ #03 『14の州で出会った幸せなこと』(佐藤有希子、鈴木栄治、勝俣隆)
AT(アパラチアン・トレイル)をスルーハイクした三者三様のハイカーによるクロストーク。アメリカ東部の14州にまたがるAT。そのそれぞれの州で出会った幸せなことを3人で紹介しながら、3,500キロのATの魅力を紡いでいきます。

加藤則芳氏をきっかけに信越トレイル、ATを歩いた女性ハイカーの佐藤さん。夫婦二人でATを歩いた栄治さん。日本のUL(ウルトラライト)の黎明期から、UL、ロング・ディスタンス・ハイキングのカルチャーに浸かっているべーさんこと勝俣さん。それぞれがATにどんな魅力を見出したのでしょうか。

■ #04 『60代からのロングハイキング』(中村保英、筧啓一)
60代になってから、ロング・ディスタンス・ハイキングの旅に出たお二人の素敵なおじさま。いくつにもなっても旅に出る姿は、最高に憧れます。

一方で、体力も衰える60代という年齢だからこそ、気をつけなければならないこともあります。お二人には、実際の体験を通して得た、実践的なTIPSやリアルな失敗談も話してもらいます。これはけっして60代の方だけの話ではなく、きちんと体をケアしながら歩きつづけるための、誰にでも役立つロング・ディスタンス・ハイキングのコツでもあります。

■ #05 『歩き方改革2020』(中島悠二、野底稔)
「歩くことは迷うことと同義である」という文化人類学者の今福龍太氏の言葉をきっかけに、「歩き方改革」を考えてみた二人。ロングトレイルを歩けば、日常の外に出られるわけでもない。きっと二人は「あなたはちゃんと迷っていますか?」と問いかけてくるでしょう。

TRAILSで「フォロワーゼロのつぶやき」を連載してくれている中島くん。LDHDの第1回目の発表で、自身の母親による星野道夫の本の朗読音源を使って、JMTで体験した世界を語ってくれた稔くん。そんな二人の組み合わせによる発表です。



<DAY2> 2/16 sun 13 : 30 – 14 : 00



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■ #06 『AT行こうぜ』(岡松岳史)
「クレイジーパンツ」というトレイルネームだけでも、気になってしまう岡松くん。実は腎臓の持病があり、医者からは激しい運動は禁止されていましたが、彼はATをスルーハイクすることを決意しました。

岡松くんの話を聞くと、本当にATに行きたくなります。そしてちょっと感動します。彼が見たATの自然、ハイカー、カルチャーをぜひ聞いてみてください。きっと当日は、彼独特のユーモアを交えて話をしてくれることと思います。

■ #07 『フロリダ・トレイルの旅』(根津貴央)
アメリカのトレイルを歩くとなると、たいてい春〜夏が一般的。でも、TRAILS編集部crewの根津は、冬に歩けるところを探していました。そして見つけたのが常夏のフロリダにある、フロリダ・トレイルでした。

年末年休暇を利用した、1週間のセクション・ハイキング。他のトレイルでは経験したことのない沼地ハイク、ワニとの遭遇、そしてアットホームなキックオフパーティー。日本ではほとんど語られることのないフロリダ・トレイルの魅力をたっぷり聞かせてもらいましょう。



<DAY2> 2/16 sun 14 : 15 – 14 : 45



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■ #08 『女一人でJMTスルーハイク』(萩原知佳、栗本歩実)
女性一人でJMT(ジョン・ミューア・トレイル)をスルーハイクした二人のエピソード。萩原さんは2019年に、栗本さんは2017年に、それぞれ一人でJMTを旅しました。

萩原さんは、1年間のうちにJMTをはじめ、パタゴニア、ヨーロッパ、ニュージーランドなど世界中のトレイルを歩く、まさにハイキング・バムな暮らしを送りました。栗本さんは、JMTでのとあるハイカー・グループとの出会いで、思ってもみなかった予想外の旅になりました。今もそのハイカーとのつながりはつづいています。二人それぞれのユニークなエピソードをお楽しみに。

■ #09 『BUDDYと歩いたPCT』(川越翔平、小川はるか)
カップルでPCTを歩いた二人。実は川越くんは、PCTへ向かう直前まで一人で歩きたいと考えていました。川越くんにとっては、長年あたためていた念願の冒険。思うがまま感じるがままに自由に旅したいという思い。そして予想できない危険に対してどこまでBUDDYと一緒に旅できるかという不安。

そうしたせめぎ合いを抱えたなか、二人はどのような旅をしたのでしょうか。川越くん&はるかちゃんは、二人で歩くことのリアルなメリットとデメリットとともに、PCTの約半年間の旅を語ってくれます。

■ #10 『FAMILY HIKING』(佐井聡、和沙)
幼い子どもを連れてトレイルを旅する方法を調べ、実践と検証を日々繰り返してきたTRAILS編集部crewの佐井聡&和沙。彼らは2015年から、いよいよニュージーランド、ポートランド、バンフ、ラップランドと、海外のファミリー・ハイキングの旅に出ました。そのストーリーを綴った全4回の連載記事は、昨年の年間ベスト記事ランキングで見事1位になりました。

ただ純粋に、子どもと一緒に、近所の公園でもキャンプ場でもなく大自然を旅したいという動機からスタートした旅。数千キロ以上も離れた異郷の地で、自分たちの家で暮らすように、家族4人で生活をしながら旅をした。そんな4年間の中で佐井家が見つけた「小さな知恵」とは何だったのか。4年間を振り返りながらお届けします。



LONG DISTANCE HIKERS DAY 2020



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- What’s LONG DISTANCE HIKERS DAY?

日本のロング・ディスタンス・ハイキングのカルチャーを、ハイカー自らの手でつくっていく。そんな思いで2016年に立ち上げたイベントです。ロング・ディスタンス・トレイルを歩いたハイカーが、リアルな旅の体験を発信できる場。ロング・ディスタンス・ハイキングの旅の情報や知恵を交換できる場。旅のあとのライフスタイルについて語り合える場。そんなふうに、ロング・ディスタンス・ハイキングの旅を愛するハイカーにとって、最もリアルな人と情報が交流する場となればと思っています。

このイベントを立ち上げる前に、私たちは『LONG DISTANCE HIKING』(※)という書籍を出しました。この本は、ロング・ディスタンス・ハイキングのカルチャーとTIPSを詰め込んだ本です。しかし書籍というフォーマットは、リアルタイムな情報の更新は不向きです。書籍とは別に、必ずリアルタイムで、ダイレクトな情報を届ける場が必要になると考えていました。それが、このイベントが生まれたきっかけのひとつでもあります。

数百km、数千kmにおよぶ歩き旅とは、どんな体験であり、どんな感覚を与えてくれるものなのか?映像や雑誌などの情報からだけでは感じられない、ハイカーの生の言葉で語られる旅の記憶や記録。またそのハイカー自身の人柄。そこには旅への憧れや臨場感を刺激してくれる、豊かでリアリティある情報が溢れています。是非、あなたの旅のきっかけをつかみに遊びにきてください。

※『LONG DISTANCE HIKING』:TRAILSの出版レーベル第一弾として出版した書籍。Hiker’s Depot(ハイカーズデポ)長谷川晋氏による、自身の経験と数多くのロング・ディスタンス・ハイカーのリアルな声をもとに制作した、日本初のロング・ディスタンス・ハイキングにフォーカスした書籍。

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TRAILSの出版レーベル第一弾「LONG DISTANCE HIKING」


WRITER
トレイルズ

トレイルズ

佐井聡(1979生)/和沙(1977生)
学生時代にバックパッカーとして旅をしていた2人が、2008年にウルトラライトハイキングというスタイルに出会い、旅する場所をトレイルに移していく。そして、2010年にアメリカのジョン・ミューア・トレイル、2011年にタスマニア島のオーバーランド・トラックなど、海外トレイルでの旅を通してトレイルにまつわるカルチャーへの関心が高まっていく。2013年、トレイルカルチャーにフォーカスしたメディアがなかったことをきっかけに、世界中のトレイルカルチャーを発信するウェブマガジン「TRAILS」をスタートさせた。

小川竜太(1980生)
国内外のトレイルを夫婦二人で歩き、そのハイキングムービーをTRAIL MOVIE WORKSとして発信。それと同時にTRAILSでもフィルマーとしてMovie制作に携わっていた。2015年末のTRAILS CARAVAN(ニュージーランドのロング・トリップ)から、TRAILSの正式クルーとしてジョイン。これまで旅してきたトレイルは、スイス、ニュージーランド、香港などの海外トレイル。日本でも信越トレイル、北根室ランチウェイ、国東半島峯道ロングトレイルなどのロング・ディスタンス・トレイルを歩いてきた。

[about TRAILS ]
TRAILS は、トレイルで遊ぶことに魅せられた人々の集まりです。トレイルに通い詰めるハイカーやランナーたち、エキサイティングなアウトドアショップやギアメーカーたちなど、最前線でトレイルシーンをひっぱるTRAILSたちが執筆、参画する日本初のトレイルカルチャーウェブマガジンです。有名無名を問わず世界中のTRAILSたちと編集部がコンタクトをとり、旅のモチベーションとなるトリップレポートやヒントとなるギアレビューなど、本当におもしろくて役に立つ情報を独自の切り口で発信していきます!

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