PACKRAFTING in 天竜川
12月に計画しているTRAILS Crewで行く3週間のニュージーランド・ロングトリップ。
キャンパーバン(*1)を人力以外の移動手段&ベースキャンプとして、ハイキング、パックラフティング、そしてトレイルでのキャンピングを繰り返しながら、北島から南島へと旅をしていく。
そんな計画をしている中での話。
ーー どうせ旅をするなら、少し前のめりの方がおもしろいよね。
ーー でも、大自然を相手にするわれわれの旅は、なめていると痛い目にあうよね(笑)
ーー 一番の不安は、見知らぬリバーでのパックラフティングかね?今回は4歳のボーイも一緒だし。
ーー そういえば、サニエモ(*2)のシバタさんとシオちゃんにも久しぶりに会いたいよね。
ということで、遊びながらパックラフティングの講習をおこなってくれるSUNNY EMOTIONさん(*2)のもとへ行ってきました!2012年ぶりなので、実に3年ぶり!
今回のフィールドは、天竜川(*3)。
3年前に一度パックラフトで下っているけど、今回の方が全然水量も多く、密かに緊張気味なTRAILS Crew…。
川は常に一定の状態で流れているわけではなく、水深も違えば流れる速さも違う。蛇行しているところ箇所もあれば、水が一気に落ちているような箇所もある。しかも雨の影響で、分刻みでその姿が違う変化に富んだフィールド。
パックラフトに乗りながらはもちろん、時にはパックラフトを降りてスカウティング(*4)も行いながら、いかに川の流れを見極めるながら遊ぶか。
リバーサイン(*5)の確認…
パックラフトの基本操作…
フリップ(ひっくり返って川にドボン)した時の再乗艇…などなど。
その他にもパックラフティングで遊ぶために知っておいた方がいいことをたくさん再確認。
旅を楽しむためにも、基礎からもう一度おさらいしてきましたよ!というMovieです!
[MOVIE]
(*1)全長、車両幅、ルーフ高さの組み合わせで多様な車種構成を誇るトヨタハイエースなどのワゴンなどのベース車のバンボディをそのまま流用し、主に室内だけに改造を加えるキャンピングカーの総称。バンコンバージョン(通称バンコン)とか「クラスB」と呼ばれることもある。
(*2)なるべく多くの人に川下りの楽しさを伝えたいという思いから、パックラフトを使って川下りのガイドをおこなっている。少人数開催でツアーを行っており、乗り手のレベル、希望に沿ってツアーも開催してくれる。主なフィールドは、北アルプスから流れる清流が作った扇状地が発達し、開放感のある適度な斜度(流れ)を持った川がたくさんある安曇野。はじめての人は、まずは「トレーニング&ダウンリバー」に参加することをおすすめしたい。
(*3)長野県から愛知県、静岡県を経て太平洋へ注ぐ天竜川水系の本流で、一級河川。流路延長は213km(日本全国9位)、流域面積は5,090km²(日本全国12位)。 流域は急峻な地形のため、古くから「暴れ川」「暴れ天竜」として知られている。
(*4)難易度が高いと予想される箇所の場合、艇を降りて陸上から危険はないか、どのルートがいいかなどを事前に偵察する行為。
(*5)声の届かない川で、ジェスチャーなどを使ってお互いの意思疎通を行う物ためのサインで、覚えるのは簡単なので、ガイドだけでなくパドラー(パックラフト、カヤック、カヌー)も絶対に覚えておいた方がいい。
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