SCHOOL

MAKE YOUR OWN GEAR | 「自作ペグケースのつくり方」7月開催

2024.07.02
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TRAILS INNOVATION GARAGEのコンセプトである “MAKE YOUR OWN TRIP = 自分の旅をつくる”を実現するための『SCHOOL』。

2月より再始動した『SCHOOL』。MAKE YOUR OWN GEAR (MYOG)、TRAIL FOOD、LONG DISTACE HIKINGなどの『SCHOOL』を開催しました。今後も新しいコンテンツをリリースしていきますのでお楽しみに。

今回ご案内するのは、5月からMYOGの新しいコンテンツとして仲間入りした「自作ULペグケースのつくり方」です。

好評いただいているスタッフサックやコンテナに続く、『MAKE YOUR OWN GEAR (MYOG)』の基礎を体得できるワークショップです。

今回の講師は、GARAGEでも日々MYOGをしているTRAILS Crewの「GARAGE店長」であるトニーや「MYOG番長」であるサニーのレクチャーを受けながら、自分だけのハンドメイドのULペグケースをつくります。生地や道具などは用意してあるので、MYOGをこれから始めたい人、ミシンがない人も気軽に参加ください。

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テーマ:自作ULペグケースのつくり方


MYOGの第一歩としてULペグケースをつくってみよう。

『MAKE YOUR OWN GEAR (MYOG)』の基礎を学べる、ULペグケースを自作してみるワークショップです。

今回のULペグケースはシンプルな構造なので、MYOGを始めるアイテムとして最適なギアのひとつです。ミシンの使い方など基本を学びながら、MYOGの世界を体験することができます。またスタッフサックやコンテナの回では実施しなかった、2パターンの生地の貼り合わせ方法も覚えることができます。

スタッフサックやペグケースの延長線上に、バックパックなどの大型で難易度の高いMYOGがありますので、これをきっかけに、MYOGの世界を広げていくことができます。

講師としてTRAILSのトニー&サニーがミシンの使い方などを知らない人でも、MYOGのABCを教わりながら、ギアをつくってみることができます。会場には、MYOGのための生地や道具などの基本セットを用意してありますので、特に持ち物は必要ありません。


ULペグケースの完成イメージ。

今回使う生地は、ULにおけるクラシック(定番)でありアイコン(象徴)としてよく使用される、30デニールのシルナイロンとスチールの15倍の強度を持つダイニーマ糸により生成された、重量・厚みベースで最強と言われるDCF、破れ防止の生地としてダイニーマ・グリッドストップ 210Dを使用します。

 

シルナイロンは、30デニールのリップストップ・ナイロンにシリコンを両面コーティングしたもの。軽量かつ強度が高く、防水性もある生地。DCFは、引裂き・引張強度もクラス最高レベル。 防水性があり、屈曲による分解がなく、紫外線にも耐性があります。ダイニーマ・グリッドストップ210Dは、リップストップとHDPEを組み合わせることで、擦れや引き裂きにも強く、裏面にはPU(ポリウレタン)コーティングが施されているので防水性もある生地です。

今回は本体生地をシルナイロンとDCF、それぞれのバージョンでペグケースをMYOGします。

ペグケースの基本サイズは、W:5.5cm x H:18cmを用意してありますが、追加オプションとして自分でつくるサイズを自由に設定していただくこともできます。

なお、基本サイズを超える大きさをつくる場合は、追加オプションの素材代が必要になります(追加オプションのお支払いは当日現金払い)。

講師: トニー (TRAILS) / サニー (TRAILS)

■トニー (TRAILS)


GARAGE店長のトニー。
MYOGのレクチャーをする講師はTRAILSのトニー。2015年にPCT (パシフィック・クレスト・トレイル) をスルーハイキング。2023年にはCT (コロラド・トレイル) をUL × MYOG (MAKE YOUR OWN GEAR)のスタイルでスルーハイキングした、ロング・ディスタンス・ハイカー。トレイルネームはTony (トニー)。2023年10月にTRAILSにジョインし、『TRAILS INNOVATION GARAGE』の店長に。

CTでは、シェルター、レインスカート、スタッフサックなど、自らでMYOGしたギアでロング・ディスタンス・ハイキングを実践した。


CTで使用したDCF (ダイニーマ・コンポジット・ファブリック)のシェルター。


CTで使用したDCF (ダイニーマ・コンポジット・ファブリック)のレインスカート兼、グラウンドシート。

■サニー (TRAILS)


TRAILS Crewのサニー。

MYOGのレクチャーをする講師はTRAILSのサニー。2012年、2014年とJMT (ジョン・ミューア・トレイル) を2回スルーハイキングし、2016年にPCT (パシフィック・クレスト・トレイル) 、2019年にCDT (コンチネンタル・ディバイド・トレイル) をスルーハイキングした、ロング・ディスタンス・ハイカー。トレイルネームはSunny (サニー)。13歳からスケートボードを始めたスケーターでもあり、バスフィッシングをこよなく愛するバサーでもある。2021年10月にTRAILSにジョイン。

GARAGEの『MYOG番長』でもあり、日々あれやこれや試行錯誤しながらGARAGEでさまざまなギアをMYOGしている。


サニーがGARAGEで作成したMYOG。クラフトビール用・ULホルスターベルト。


CDTの風景。サニーは、今までJMT、PCT、CDTをスルーハイキングした。

GARAGEでは充実したMYOGマテリアルやオリジナルプロダクトも見れます。


MYOG (MAKE YOUR OWN GEAR) に必要なマテリアルを世界中からセレクト。


『Simple × Classic × Super Ultralight』をコンセプトにしたプロダクト「ULTRALIGHT CLASSIC Series」のバックパック『LONG DISTANCE HIKER』。


『Simple × Classic × Super Ultralight』をコンセプトにしたプロダクト「ULTRALIGHT CLASSIC Series」のバックパック『ULTRALIGHT HIKER』。

TRAILS INNOVATION GARAGEではファブリックやプラパーツなどのMYOGマテリアルをはじめ、TRAILSオリジナルプロダクトである『Simple × Classic × Super Ultralight』をコンセプトにしたTRAILSの超軽量プロダクトシリーズ「ULTRALIGHT CLASSIC Series」のバックパックも直接手にとってご覧になれます。こちらもぜひお楽しみに。

概要

【日時】

① 7月20日(土) 10:00〜12:30 (講師:サニー)
② 7月20日(土) 14:30〜17:00 (講師:トニー)

【定員】
各回4~6名

【受講料】

4,500円(税込)
※材料費込み
※ペグケースの基本サイズはW:5.5cm x H:18cmを用意してありますが、追加オプションとして自分でつくるサイズを自由に設定していただくこともできます。
※基本サイズを超える大きさをつくる場合は、追加オプションの素材代が必要になります(追加オプションのお支払いは当日現金払い)。

【持ち物】

特になし
※材料、道具はこちらで用意いたします。なにもお持ちにならなくても作れます。

【講師】

トニー (TRAILS)
サニー (TRAILS)

【会場】

TRAILS INNOVATION GARAGE
東京都中央区日本橋富沢町 10-13 WORK EDITION NIHONBASHI 101

【アクセス】

都営地下鉄 新宿線「馬喰横山駅」A3出口より徒歩5分
都営地下鉄 浅草線「東日本橋駅」B2出口より徒歩5分
東京メトロ 日比谷線「小伝馬町駅」1番出口より徒歩6分
JR総武快速線「馬喰町駅」1番出口より徒歩7分
東京メトロ 日比谷線 / 都営地下鉄 浅草線「人形町駅」A4出口より徒歩7分

【注意事項】

・当ワークショップでは、ミシンやカッター等を扱いますが、ワークショップ中の事故、怪我、病気の責任は負いかねます。保険等については、各自での事前のご加入をご検討ください。
・チケット購入後のキャンセル(払い戻し)は、原則、受け付けておりませんので、予めご了承ください

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佐井聡(1979生)/和沙(1977生)
学生時代にバックパッカーとして旅をしていた2人が、2008年にウルトラライトハイキングというスタイルに出会い、旅する場所をトレイルに移していく。そして、2010年にアメリカのジョン・ミューア・トレイル、2011年にタスマニア島のオーバーランド・トラックなど、海外トレイルでの旅を通してトレイルにまつわるカルチャーへの関心が高まっていく。2013年、トレイルカルチャーにフォーカスしたメディアがなかったことをきっかけに、世界中のトレイルカルチャーを発信するウェブマガジン「TRAILS」をスタートさせた。

小川竜太(1980生)
国内外のトレイルを夫婦二人で歩き、そのハイキングムービーをTRAIL MOVIE WORKSとして発信。それと同時にTRAILSでもフィルマーとしてMovie制作に携わっていた。2015年末のTRAILS CARAVAN(ニュージーランドのロング・トリップ)から、TRAILSの正式クルーとしてジョイン。これまで旅してきたトレイルは、スイス、ニュージーランド、香港などの海外トレイル。日本でも信越トレイル、北根室ランチウェイ、国東半島峯道ロングトレイルなどのロング・ディスタンス・トレイルを歩いてきた。

[about TRAILS ]
TRAILS は、トレイルで遊ぶことに魅せられた人々の集まりです。トレイルに通い詰めるハイカーやランナーたち、エキサイティングなアウトドアショップやギアメーカーたちなど、最前線でトレイルシーンをひっぱるTRAILSたちが執筆、参画する日本初のトレイルカルチャーウェブマガジンです。有名無名を問わず世界中のTRAILSたちと編集部がコンタクトをとり、旅のモチベーションとなるトリップレポートやヒントとなるギアレビューなど、本当におもしろくて役に立つ情報を独自の切り口で発信していきます!

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