TRAILS REPORT

HAMMOCKS for Hiker 2017 | After Report #2 ハンモックをもって旅に出よう

2017.07.14
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ハンモックやウッドストーブのハウツーを体験できるワークショップ




■裏山ハイキングで、ハンモックが張れる場所を探してみる

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ハイカーズデポのハンモック・ジャンキーこと二宮さんによる『ハンモック・ハイキング体験』。

まずは、ハンモックの張り方、張る際に利用する木の見つけ方、その木と木の間の距離の測り方など、基本をレクチャー。そしていざ裏山ハイキングへ。

参加者自らがハンモックにふさわしいエリアを探し、それに対して二宮さんがジャッジ&アドバイスするという、とても実践的な内容。「ここもイケるんじゃないか!」「あそこも張れるんじゃないか!」と参加者はみんな目を爛々とさせていた。

イベント初日はあいにくの雨模様だったが、「雨の中で濡れずにハンモックを張る方法」というテクニックを二宮さんが披露してくれるなど、非常に学びの多いコンテンツとなった。

■ウッドストーブでの焚き火の知識をやさしく教えてくれるべーさん

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ひと口にウッドストーブといっても、さまざまな種類がある。今回、ハイカーズデポのべーさんが、ブランドごとにどんな特徴があるのかを、わかりやすく説明してくれた。

なかでも参加者がいちばん興味を示したのが、薪の選び方。てっきりそこら辺に落ちてる枝でいいのかと思いきや、針葉樹と広葉樹で燃え方や用途が変わってくるとのこと。みんな目から鱗だったようだ。

べーさん曰く「大切なのは木の選び方。焚き付け用の木、小枝、熾き火用の木の3種類を用意することがポイントです」とのこと。



昼から夜まで、アツいハンモックの旅の話で盛り上がる




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『ハンモック・トーク』では、ハイカーズデポの二宮さんとTRAILS編集長の佐井によるディープな話。メインテーマは、昨年二宮さんが旅したアメリカのBikepacking ルート『Great Divide Mountain Bike Route』。

「ハンモックは無敵だ!」と思っていた彼は、それを実証すべくアメリカへ。1カ月超にわたる旅路で、ハンモックの有用性のほか、失敗談も赤裸々に語ってくれた。当然ではあるが、森林限界を越えたエリアや木すら生えていない砂漠地帯では、無用の長物である。

でも、彼のハンモックへの偏愛っぷりは、ちょっとやそっとの失敗で揺らぐことはなかった。そんなトークを聞いた参加者は、ハンモックが愛おしく思えたに違いない。

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つづいて、深夜に開催された『土屋智哉の “ハンモック酔話会”』。実は土屋さんは、根っからのハンモックLOVER。ヘネシーハンモックといえば日本の代理店はA&Fだが、同社が代理店になる前になんと土屋さんが仕入れていたことがあったのだ。

すでにお酒が入っていた土屋さんは、上機嫌。オープンにはできないような話も含めて、自らのハンモックへの想いをアツく語ってくれた。そして、土屋さんのハンモックの使い方は、とてもストレートであることも印象的だった。南米やジャングルなど温暖なところで使われてきた道具なんだから、そういう場所で使うのが素直でしょ!って。土屋さんが話してくれた、南の島など気候の暖かいフィールドで、積極的にハンモックを使ってきた体験。それは聞いているだけで、気持ちいい情景が浮かんでくる話だった。



また来年遊びにきてください!




国内唯一といっても過言ではないハイカーのためのハンモックイベント『HAMMOCKS for Hiker 2017』。

大盛況!完売!満員御礼!などと言ってはみたものの、ハンモックはまだまだニッチな世界のアイテムだ。ある意味 “嗜好品” 的なアイテムだ。しかし、実用面だけでない捉えきれない道具だからこそ、ハンモックには独自の楽しさがあるに違いない。

ハンモックを知ることで山遊びの幅が広がることは間違いない。ただ悔しいかなこの素晴らしさを口頭で伝えることは難しい。自ら体験して初めてわかることばかりなのだ。

だから、今回来たかったけれど都合がつかなかった人はもちろん、このレポートを読んで少しでも興味を抱いた方は、ぜひとも来年遊びに来てほしい。みんな、ハンモックをもって旅に出よう!

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SEE YOU NEXT YEAR!そして、イベントを豊かにするフードとコーヒーを提供してくれたGrower’s Cupと甲斐の恵みにも感謝です。では、また来年一緒に遊びましょう。

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WRITER
根津 貴央

根津 貴央

1976年、栃木県宇都宮市生まれ。幼少期から宇宙に興味を抱き、大学では物理学を専攻。卒業後、紆余曲折を経て広告業界に入り、12年弱コピーライター職に従事する。2012年に独立し、かねてより憧れていたアメリカのロングトレイル「パシフィック・クレスト・トレイル(PCT/総延長4,265km)」のスルーハイクのために渡米。約5カ月間歩きつづける。2014年には「アパラチアン・トレイル(AT/総延長3,500km)」の有名なイベント「Trail Days」に参加し、約260kmのセクションを歩く。同年より、グレート・ヒマラヤ・トレイル(GHT)を踏査する日本初のプロジェクト『GHT Project(www.facebook.com/ghtproject)』を仲間と共に推進中。現在はアウトドア系のメディアを中心に執筆活動を行なう。著書に『ロングトレイルはじめました』(誠文堂新光社)がある。

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