MAKE YOUR OWN GEAR | クラフトビール用・ULホルスターベルト(MYOG・製作編)
なにを隠そう、そんな悪ふざけでMYOG (MAKE YOUR OWN GEAR) したのが、『クラフトビール用・ULホルスターベルト』のしょうもない誕生秘話だ。
欲しいギアがあれば、MYOGすればいい。MYOGは自由だ!なんでもありだ!そんなメッセージとしても、受け取ってもらえたらいいな、という思惑も多少あった。
でも、これをインスタ (Instagram) で公開してみたら、読者の方々から予想以上の反響をもらい (そもそも反響を想定していなかった)、販売しないんですか? 欲しいです! 使ってみたいです! という声をたくさんいただいた。
そこで今回、『クラフトビール用・ULホルスターベルト』を記事で紹介することにした。「製作編」「実験編」の2回にわけてお届けするので、気軽に読んでもらえたら嬉しい。次の「実践編」の記事では、数量限定での販売告知もする予定なのでお楽しみに。
まず1回目の製作編から。ULホルスターベルトの作り方をざっくり紹介します!
まずは、使用する生地の裁断から。
今回使用する生地は、ダイニーマ・グリッドストップ 210D (全5カラー) 、3Dメッシュ、ウェビングテープ 20mm、ヌーライト®デュアルアジャストバックル。
あくまでMYOG、MAKE YOUR OWN GEARであって、自分が使うギアを作るので、サイズもカタチもカラーも自分が良いと思えばオールOK!
楽しくなくっちゃMYOGじゃない。そう思って、あまり神経質になることなく、気楽に作ることを心がけた。気をつけたポイントを挙げるとすれば、クラフトビールの473ml缶を入れるホルダーの仕様。
まず開口部。コードを通して絞ることも考えたが、今回はULにこだわってシンプルにしたかったので、コードは使用しないことに。その代わり、歩いても揺れないかつ出し入れもしやすいような、ちょうど良いサイズ感にした。
また、ホルダーのボトム部分も、超シンプルにした。
ミシンを使って、各パーツを縫い付ける。
素材を切り出してしまえば、あとはミシンで一気に縫い付けるだけ。
まずは、ベルト本体部分から。表側のダイニーマ (ブラック) と裏側 (体側) の3Dメッシュを縫い合わせる。
次に、そのベルトに、ホルダーを4つ縫い付ける。
最後に、ベルトストラップとして使用する、ウェビングテープをベルト本体に縫い付けてバックルを取り付ければ完成だ!
クラフトビール用・ULホルスターベルトの完成!
クラフトビール473ml缶のためのギアを作りたい! という初期衝動だけで、とりあえず作ってしまったULホルスターベルト。
とりあえず、重量を測ってみた。
たった77gということで、クラフトビールが4缶も入る仕様ながら、かなりULになったのではないだろうか。
クラフトビールの買い出しはもちろん、クラフトビールを入れて、ホームパーティーに行ってもよし、犬の散歩をしてもよし、ハイキングに行ってもよし、ランニングをしてもよし、とさまざまなシーンで活躍してくれるはずだ!
ちなみにホルスターとは「鞘 (さや)」の意味で、ホルスターベルトとは、一般的に腰に拳銃を差すためのベルトのことを言う。銃ではなく、ビールをすぐに取り出せるベルトに仕立てたのが、この『クラフトビール用・ULホルスターベルト』だ。
次回は、クラフトビール用・ULホルスターベルト (実験編)。
実験編ということで、いろいろ試してみることに。
どんな結果になるやら僕たちも楽しみです。
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