TRAILS REPORT

LONG DISTANCE HIKERS DAY 2024 イベントレポート② | HIKER’S MEMORIES

2024.05.03
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全3回でお届けする『LONG DISTANCE HIKERS DAY (LDHD) 2024』のイベントレポート。

今回の第2回目は、『HIKER’S MEMORIES』というテーマで、実際に参加してくれたロング・ディスタンス・ハイカーたちにインタビュー。ハイカーたちは、LDHDにどんな魅力を感じ、どんな刺激を受けてくれたのでしょうか。

1つ目のメモリーズでは、2023年に海外のロングトレイルを歩いたハイカー(CLASS OF 2023)16組 (20人)。

2つ目のメモリーズでは、このイベントに何度も参加してくれているOB・OGハイカー5人。

総勢25人のハイカーのリアルな想いを紹介します。

『LONG DISTANCE HIKERS DAY 2024』に登壇したリアルなハイカーの言葉に触れ、次の旅の刺激を探してみてください。

メモリーズ1(CLASS OF 2023) : 旅から帰ってきたばかりのハイカー


今回のLDHDに登壇してくれた、昨年2023年に歩いたばかりの16組 (20人)のハイカーたち。

■ 佐々木央・神矢由芽 “Mayo & Yume” – PCT
これから歩くハイカーの顔が、活き活きとして羨ましく感じました。

昨年にカップルでPCTをスルーハイキングしたMayo(写真左) & Yume(写真右)。

「これから海外のロングトレイルに行きたいと思っている方々が、自分たちの『HIKER’S TABLE』(※1) の発表の後に質問をしてくださって、とても嬉しかったです。皆さんとても活き活きとした表情をされていて、羨ましく感じました。

また、同じ年にPCTを歩いたハイカーと再会したり、同じく登壇者として参加していたハイカーとお話しできたのがすごく感慨深かったですまた日本のトレイルの最新情報に触れられるのも改めて良いなと思いました。伊藤新道にはぜひ行ってみたいと思います。」

※1 「HIKER’S TABLE」:このイベントの第1回目からつづく、コア・コンテンツのひとつ。それぞれのハイカーが、ロング・ディスタンス・ハイキングで体験したリアルでパーソナルなストーリーを語ってもらうコーナー。

■ 布山亮平 “Sexy” – AT
過去に自分もLDHDでATハイカーのスピリットに感動し、歩くと決めました。

過去の『LONG DISTANCE HIKERS DAY』がきっかけでATを歩く決意をしたSexy。

「過去に自分がお客さんとして参加したLDHD2020では、ATスルーハイカーのスピリットに感動し、私もATを歩くと決めました。

今回のLDHDでは、ATスルーハイカー3人と共通の話題で話せたことが嬉しかったです。その会話の中で言われた『まだ心はカタディンにいるでしょ?僕は気持ちの整理に10年かかったよ』という言葉が印象に残っています。寂しくなったらLDHDで皆とまた話をしよう、そう思って心強くなりました。」

■ 伊藤岳 “Gaku” – JMT
自分とは違う視点で旅しているハイカーの話が聞けるのも、LDHDのよいところ。

こんなに「自由」な旅は初めてと感動したJMTについて語ってくれたGaku。

「今回、登壇者として参加させてもらって、自分のハイキングを整理するきっかけになりました。

SusumuさんのJMTの発表では、自分もJMTを歩いているので、ひときわ情景がリアルに思い描け、共感できる部分が多かったです。その一方で、自分とは違う視点で旅をしている部分もあって、そういう気づきが得られるのも、このイベントのいいところなのかなと思いました。」

■ 伊東大輔 “Goat” – CDT
「ULとLDH」のコンテンツが、意外なことがあり興味深かった。

PCT、CDTをスルーハイキングし、来年にはATを歩く予定のGoat。

「スローに生きておられるハイカーの先輩方の話を聞いて自分の幸せを考えなおすきっかけになりました。 また来年にATを歩く予定で、早く行きたいなという気持ちが強くなりました。

またSPECIAL TALKの『ULTRALIGHT と LONG DISTANCE HIKING』(※2)は、いまでは当たり前となったULについて、その歴史や成り立ちについて、意外と知らなかったこともあったので興味深かったです。」

※2 「ULTRALIGHT と LONG DISTANCE HIKING」:TRAILSとHiker’s Depotの両者で、「UL=軽い道具を使うこと?」というお題をもとに語り合ったコンテンツ。ULは、LDHをするための思想や方法論として生み出されたという成り立ちや、軽量化の追求におけるイノベーションの価値など、今まで見落とされがちだった視点から語り直したトークセッション。

■ 鳥越恵 “Tori” – Te Araroa
ようやくハイカーと同じ言語で会話ができた!

2022-2023年にTe Araroaをスルーハイキングし、今年はHexatrekを歩く予定のTori。

「LDHDに参加した感想は、『ようやくハイカーと同じ言語で会話ができた!』という実感でしょうか。

2年前にお客さんとして参加したときは、私はロングトレイル未経験 (登山経験もそれほど) でした。当時は登壇しているハイカーが、とにかくキラキラ輝いてて少し遠い存在に思えました

Te Araroaスルーハイクを経て参加した今回のイベント。それぞれ歩いたトレイルは違えど、長い旅の中で経た楽しさや苦労について、共有できる部分がありました。」

■ 清田勝 “Not Yet” – Arizona Trail
コロナ前と比べて、どんどんハイカーが増えていることを実感。

Arizona Trailでの葛藤や思いなど、臨場感たっぶりに話をしてくれたNot Yet (写真右)。

「コロナ前と異なりハイカーの数が増えて、ここ数年のLDHDで、初めてお会いするハイカーも大勢いたので、日本でもロングトレイルのカルチャーが広まってきたのをすごく実感しました。

コンテンツでは、Hexatrekの話が面白かったです。アメリカのロングトレイルが注目されている中で、ヨーロッパのロングトレイルの話は、新鮮で聞いてて引き込まれました。」

■ 内藤嘉昭・翔 “Hazy & Jetski” – PCT
自然の中を歩くことの楽しさについて、新しい視点をもらえた。

PCTの2回にわたる旅を通じて、セクション・ハイキングの魅力を語ってくれたでHazy & Jetski。

「たくさんのハイカーの話を聞き、 皆さん歩いて旅をすることは同じですが、楽しみ方や自然との向き合い方が異なり学びが多かったです!

『釣りとロング・ディスタンス・ハイキング』(※3)で聞いた 、自然にいる生き物を捕り、食べることで、自然の一部になる、という言葉に共鳴しました。 自然の中を歩くなかで、その場所にいる生き物に触れ、関わること。それを知ることでより山が楽しめるのではないか、と次の旅でのヒントをもらえた気がします。」

※3 「釣りとロング・ディスタンス・ハイキング」:ロング・ディスタンス・ハイキングをしながら釣りをする、というスタイルを実践しているハイカーに、これが最高の組み合わせであることを、存分に語ってもらうトークセッション。

■ ダイスケ “Beyoncé” – Hexatrek
気軽に『非日常』に片足を突っ込める良いイベント。

できたばかりのトレイルで情報が少ないHexatrekについて、貴重な話をしてくれたBeyoncé。

「LDHDは気軽に『非日常』に片足を突っ込める良いイベントだと体感しました。

ハイカーともいろいろ話をしましたが、なかにはハンモックハイキング、キャンプ場運営、MYOGなどに挑戦しているハイカーなどがいて、ロングトレイルに行かずとも身近に自然を感じられる術があるのだな、という学びがありました。『毎年ロングトレイルへ行く!』というわけにもいかないので、気軽に楽しめる方法を自身の生活に取り入れようと思いました。」

■ 利根川真幸 “Tony” – Colorado Trail
歩いた人、歩きたい人が連鎖していくイベント。

昨年のColorado Trailでの「MYOG × ULのロング・ディスタンス・ハイキング」について語ったTony。

「久しぶりのLDHDへの参加でしたが、ハイカー同士が偶発的に繋がっていく様や、会場全体の熱量を感じました。ロング・ディスタンス・ハイキングに興味を持ち、歩こうとするハイカーがこんなにいるなんて、めちゃくちゃ素敵な連鎖だなと感じました。改めてLDHDというイベントを、2016年から続けてきたことの意義を感じました。

これからもトレイルでのリアルな体験をイベントで発信し続けることで、ロング・ディスタンス・ハイキングに興味を持ったり、知るきっかけになればと思います。」

■ 西山彰 “Cowboy Akira” – PCT
別にスルーハイキングしなくたってかまわない。

PCTで子供のとき以来の釣りにハマり、「釣りとLDH」にも登壇したCowboy Akira。

「この熱量の高い空間は、LDHDにしかないものだと思います。コンテンツでは、『60代からのロング・ディスタンス・ハイキング』(※4) に登壇した関口さん (Flyingfish) のエネルギーとポジティブパワーに圧倒されました。

年齢なんて関係ない!LDHはとにかく楽しい!ということが、ものすごい熱量で伝わってきました。別にスルーハイキングしなくたってかまわない!というお言葉も刺さりました。旅は楽しむものなんだと。」

※4 「60代からのロング・ディスタンス・ハイキング」: ロング・ディスタンス・ハイキングは年齢問わずに楽しめる旅であり、60代になってからのロング・ディスタンス・ハイキングの旅に出るハイカーも多い。その楽しみ方やメンタリティ、また年齢や体力に合わせたリアルなTIPSや方法論について語るトークセッション。

■ 櫻井史彦 “Fumi” – JMT
まんまと罠にはまったかもしれません。

昨年に「TRAIL FOOD (※5)」のコンテンツを目当てにイベントに参加し、昨年JMTを旅したFumi。

「以前はロング・ディスタンス・ハイキングに関心がなかったのですが、LDHDに参加し、そして実際にJMTを歩いてみて、理解できたことがありました。

それをもって今年のLDHDに参加してみたら、参加される皆さんの熱量やワクワク感を肌で感じることができました。そして自分もまた歩いてみたいと思ったりして、まんまと罠にはまったかもしれません。」

※5 「TRAIL FOOD」: ロング・ディスタンス・ハイカーは、トレイル上でなにを食べているのか。現地の定番トレイルフードから、軽量化のTIPS、長距離を歩くための栄養術まで、ハイカーがそれぞれの食生活を語るセッション。

■ 瀧川朋彦・緑川千寿子 “Tomohiko & Chizuko” – Tour de Montblanc
毎年の恒例行事。同窓会みたいでなんか嬉しいです。

2019年にJMTを歩き、昨年にヨーロッパのトレイルに興味を持ち Tour de Montblancを歩いたTomohiko & Chizuko。

「毎年この時期の恒例行事感。1年に1回この日にしか会わない人もいるけど、同窓会みたいでなんか嬉しいです。毎回新しい知り合いもできるし、聞いたこともないようなトレイルの情報を得られたり刺激をいただいています。

『TRAIL FOOD』のコンテンツでは、食事に関しての考えやポリシーが、登壇したハイカーそれぞれが全然違うスタイルで、とても面白く興味深かったです。」

■ 関口文雄 “Flyingfish” – PCT
登壇者として参加すると、一度のハイキングで3度楽しめます。

60代からロング・ディスタンス・ハイキングをはじめ、昨年に続き今年もPCTを歩くFlyingfish (写真左)。

「このイベントに登壇者として参加すると、一度のハイキングで3度楽しめます。先ず行く前の準備で楽しみ、行ってハイキングを楽しみ、帰ってきて自分の体験を他の人と共有し合える楽しみがあります。それがとても幸せな気分にさせてくれます。

『リスクマネジメント』(※6)のコンテンツでは、ハイキングに潜んでいるいろいろなリスク (自然現象、動植物、怪我・病気など) について実体験の話が聞けて、とても参考になりました。」

※6「リスクマネジメント」:ロング・ディスタンス・ハイキングにおける、渡渉や火事、雪、感染症など、さまざまなリスクについて、ハイカーそれぞれに実体験をもとに具体的な対策や注意点を語ってもらうトークセッション。

■ 遠藤篤史・春美 “Clyde & Bonnie” – PCT
セクション・ハイキングの旅の仕方も新鮮に感じた。

夫婦で歩くロング・ディスタンス・ハイキングの魅力を伝えてくれたClyde & Bonnie。

「これから夫婦で歩くハイカーへ、こんな私達でも楽しんだよ!ということが伝わればよいなと思いました。また2023年に同じトレイルを歩いたクラスメイトとの再会がとても嬉しかったです。

コンテンツではSPECIAL TALKの『THRU-HIKINGとSECTION HIKING』(※7)を聞いて、セクション・ハイキングの旅の仕方が新鮮に感じ、もっと自由な旅をしたいと思いました。」

※7 「THRU-HIKINGとSECTION HIKING」:日本ではまだ認知が高くないセクション・ハイキングにフォーカスを当てながら、スルーハイキングとセクション・ハイキングの、それぞれの醍醐味を浮かび上がらせたコンテンツ。

■ 石川進 “Susumu” – JMT
最低限の荷物を担いで、大自然を旅することが大好き。

金峰山小屋でJMTハイカーと出会ったことなど複数の縁が重なりJMT行きを決意したSusumu。

「生活できる最低限の荷物を担いで、大自然を旅することが大好きなこと。その自分が好きなことは10代から変わっていないことに、今回、自分の発表資料を作っていて改めて気づきました。

自分が手伝いをしている山小屋・三条の湯の縁で仲良くしてもらっている、JMT経験者の金峰山小屋と高見石小屋のご主人二人がイベントに来てくれて、彼らがまた海外の大自然を旅する予定があることを聞き、自分も今後の刺激をもらえました。」

■ 高山 恵介 “Keisuke” – JMT
新しいハイキングの魅力も見つけられるイベント。

昨年、残雪が多い時期のJMTを歩き、「リスクマネジメント」でも登壇してくれたKeisuke。

『釣りとLDH』のコンテンツでは、ハイキングの新しい魅力を感じることができて印象的でした。

自分が今ちょうど釣りに興味があるということも大きいですが、釣りを全くしたことがない人にも引きつけるお話でした。また登壇した3人それぞれの熱量が凄くて、「やってみたい!」と強く感じさせてくれました。

LDHDは、自分が想定していなかったトレイルやルート、遊び方を知ることができる、貴重な機会だと思います。

メモリーズ2(OB・OG HIKERS) : イベントに何回も参加しているハイカー


過去に何度もLDHDに登壇・参加してくれた、6人のハイカーたち。

■ 松浦一磨 “Zoey” – PNT
ハイカーそれぞれの個性のフィルターを通った話に引き込まれる。

これまでお客さんとしてLDHDに参加してきたZoey。今回はスピーカーとして参加。

「前回初めてイベントにお客さんとして参加し、ハイカーそれぞれの個性のフィルターを通った話はリアルで身近な話のような、遠いところの話のような、引き込まれる不思議な魅力を感じました。

今回は登壇側での参加でしたが、伝える難しさも感じながら、ロングトレイルを歩いているときの、一日のなかでも少しずつ変化していく気持ちや感情、またその日々の数ヶ月間の繰り返しを少しでも感じてもらえたらならばと思い、話をさせていただきました。」

■ 板谷学 “BooBoo” – PCT
今回はハイカーによる「感謝」という言葉が印象に残った。

2022年にPCTを行くきっかけとなったのがLDHDであったBooBoo。

「登壇したハイカーたちの話を聞いたり、写真を見たりして、やっぱりいつかはまたあの世界に戻ろう、という気持ちを強くしました。

また、今回は登壇した何人かのハイカーが「感謝」という言葉を口にしていたのが印象に残っています。トレイルエンジェルやボランティア、地域の方への感謝の気持ちももちろんですが、家族や職場の方の理解があってのロング・ディスタンス・ハイキング。そういうことを話題にする気持ちが良いハイカーが多いのも、LDHDならではだと思いました。」

■ 石井康世 “Pinecone” – PCT
みんなが二言目には「今年はどこ行くの?」と話すクレイジーな空間。

今までPCTの「HIKER’S TABLE」や「HIKING WOMEN’S TIPS」に登壇してきたPinecone。

「今回でLDHDは2回目の参加ですが、同じ年に歩いたクラスメイトとの再会、新しく今年歩きに行く人との出会いがあり、リアルイベントならではの会話や出会いが毎年楽しいです!

SNSを使えばいくらでもつながれる時代になっても、これだけのハイカーにリアルで会えてそれぞれのエピソードが聞けることが本当に面白いです。そして、みんな二言目には『今年はどこ行くの?』と会話がはじまる、クレイジーでとても心地のいい空間でした。」

■ 長沼商史 “GNU” – PCT, CDT, TA
スタイルは違えど、奥底に同じモノを持った仲間達に会えるお祭り。

2016年の初開催以来、ずっとLDHDに参加し続けてくれているGNU。

「LDHDの個人的に好きな点は、スタイルは違えど、奥底に同じモノを持った仲間達に会えること。自分が参加する理由もこれ。

ずっとこのイベントに参加してきたけど、新しいハイカーや少し前のハイカー達と自分の距離が縮まった気がした。

自分はふだん山にいてばっかりで、あんなにたくさんの人と絡んだの久しぶりだったから疲れたけど、あぁ、スルーハイカーってやっぱ最高にバカで、イケてて、気持ちいいよな、って思いました。毎回だけど、ただただ楽しいお祭りでした。」

■ 宮崎正紀 “Teenage Dream” – PCT
毎年、『TRAIL TOPICS』や『SPECIAL TALK』で最新の動向を知れる。

2022年、2023年と続けてPCTを歩き、またLDHDにも連続して登壇してくれているTeenage Dream。

「知らなかったトレイルの情報や、他のハイカーの考えをたくさん聞くことができます。この時に受け取った情報は、いつか自分がそのトレイルを歩く時に思い出すのだと思います。

あとLDHDは何度来ても、最初の『TRAIL TOPICS (※8)』と最後の『SPECIAL TALK』のトークセッションが面白いですね。毎年の傾向を掴むことができ、今年の傾向を予測することができるので。また日本のロングトレイルの状況を知ることもできますし。」

※8 「TRAIL TOPICS」:国内外のロング・ディスタンス・トレイルにおける、トレイル環境の最新情報やルール変更を、ハイカーのリアルで最新の情報や、現地のトレイル団体の情報をもとに共有するセッション。

■ 佐藤有希 “Lost & Found” – AT
毎回、トレイルライフ・ロスになりますが、これでいいんだと思います。

ATのスルーハイカーとしてだけでなく、信越トレイルクラブのスタッフとしても話をしてくれているLost & Found。

「参加するたびに、ハイカーのみんなに会って話しをするたびに、トレイルライフ・ロスになりますが、これでいいんだと思います。

これでもし何も感じなくなってしまったら、きっとその時点で人生がひとつさみしいものになってしまうと思うので。

なかなか歩きに行けない期間があったとしても、それは長めのzero daysということで。そう自分に言い聞かせる日々がまた今年も始まりました(笑)」


今年、イベントを盛り上げてくれたロング・ディスタンス・ハイカーたち。photo by Rockhopper

次回は、『LONG DISTANCE HIKERS DAY 2024』イベントレポートの最終回

今年、海外トレイルを歩きに行く (歩きに行っている) ハイカーが登場します。

今回のイベントの感想、およびスルーハイクに向けた意気込みを語ってもらったので、お楽しみに。。

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佐井聡(1979生)/和沙(1977生)
学生時代にバックパッカーとして旅をしていた2人が、2008年にウルトラライトハイキングというスタイルに出会い、旅する場所をトレイルに移していく。そして、2010年にアメリカのジョン・ミューア・トレイル、2011年にタスマニア島のオーバーランド・トラックなど、海外トレイルでの旅を通してトレイルにまつわるカルチャーへの関心が高まっていく。2013年、トレイルカルチャーにフォーカスしたメディアがなかったことをきっかけに、世界中のトレイルカルチャーを発信するウェブマガジン「TRAILS」をスタートさせた。

小川竜太(1980生)
国内外のトレイルを夫婦二人で歩き、そのハイキングムービーをTRAIL MOVIE WORKSとして発信。それと同時にTRAILSでもフィルマーとしてMovie制作に携わっていた。2015年末のTRAILS CARAVAN(ニュージーランドのロング・トリップ)から、TRAILSの正式クルーとしてジョイン。これまで旅してきたトレイルは、スイス、ニュージーランド、香港などの海外トレイル。日本でも信越トレイル、北根室ランチウェイ、国東半島峯道ロングトレイルなどのロング・ディスタンス・トレイルを歩いてきた。

[about TRAILS ]
TRAILS は、トレイルで遊ぶことに魅せられた人々の集まりです。トレイルに通い詰めるハイカーやランナーたち、エキサイティングなアウトドアショップやギアメーカーたちなど、最前線でトレイルシーンをひっぱるTRAILSたちが執筆、参画する日本初のトレイルカルチャーウェブマガジンです。有名無名を問わず世界中のTRAILSたちと編集部がコンタクトをとり、旅のモチベーションとなるトリップレポートやヒントとなるギアレビューなど、本当におもしろくて役に立つ情報を独自の切り口で発信していきます!

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