TRAILS REPORT

WOMEN’S HIKING TIPS(予告編) / ロング・ディスタンス・ハイカーのリズが来日!

2017.01.13
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2016年も、あと数日で終わろうとしていたある日の午後。冬らしい冷たい風が吹くなか、日本橋にあるTRAILSのオフィスに、おさげの似合うひとりの女性が現れた。開口一番「こんにちは!」と流暢な日本語を発したその女性は、アメリカ人のロング・ディスタンス・ハイカーであり、TRAILSのアンバサダーも務めているリズ・トーマスである。

実は彼女、母親が日本人ということもあり、毎年1〜2回ほど来日しているのだ。そして、その度にオフィスに顔を出してくれている。TRAILSで女性向けの企画を担当している佐井和沙に会うためである。

“リズ”と聞いてピンと来ない人のために説明しておくと、彼女は、アメリカの三大トレイル——アパラチアン・トレイル(AT)、パシフィック・クレスト・トレイル(PCT)、コンチネンタル・ディバイド・トレイル(CDT)——を踏破したトリプルクラウナー。ATに関しては、2011年当時のスピード記録(セルフ・サポートでの女性最速)も樹立した。要は、すごいハイカーなのだ。

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TRAILSでは、アンバサダーとして『Hiking As a Woman』という連載を担当。そのタイトルからも分かるように、リズの情報発信の特徴は女性目線であること。この点が、アメリカでも支持されている理由のひとつでもある。そう、世の中には男性視点の情報が多く、それでは不十分と感じる女性が少なくないのだ。

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だから、昨年から始まったTRAILSの『LONG DISTANCE HIKERS DAY』というイベントでも、WOMEN’S HIKING TIPSというコンテンツを設けたのである。もちろん、第2回目の今回(1月28日・29日開催)も実施する。

そこで女性ハイカー向けのティップスなども紹介する予定だが、せっかく彼女が遊びに来てくれたので、一足先にちょっとだけインタビューをしてみた。

—— 女性ハイカーの目線での情報発信というのは、やはり大事でしょうか。

「雑誌や書籍、Webにおいても、男性発信の情報が多いでしょ?でも男性と女性では、そもそも感じ方が違うんです。たとえば男性は、山登りと一緒で達成感とか限界に挑戦することに興味を抱きがち。でも、女性は自然に触れることや自然との一体感に魅力を感じやすいんです。

あと、男性が書いた内容だと、男性はできるけど私はできるかなあ?って不安に思うこともあって。一方で女性のものだと、私もできそう!やってみたい!って自信や勇気が持てるんですよね」

—— アメリカでは、女性ハイカー目線の情報はたくさんありますか。

「以前は少なかったけど、最近はかなり増えていますね。ただ、イベントとかコミュニティといったものは少なくて。クライミングやマウンテニアリングの世界だとミーティングやクラブが結講あるんですが、ロング・ディスタンス・ハイキングはまだまだこれからだと思います」

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—— 情報発信の際に大切にしていることはありますか。

「読み手をインスパイアすることですね。仕事を持っている人や子どもがいる人、年配の人は、ロング・ディスタンス・ハイキングなんて無理!と思いがちなんです。そんな方々に、自分でもできる!って思ってもらえることを意識しています。

自然の重要性を知ることも大切です。どこでも歩いていいわけじゃないんです。ハイキングを楽しむ上で、自然に感謝して、自然を守る気持ちを持って欲しいと思っています」

—— 最後に、日本の女性ハイカーへのメッセージをお願いします。

「ロング・ディスタンス・ハイキングは、本当に楽しいですよ!クライミングやマウンテニアリングと比べて、体力的にもイージーですし。自然の中で長く過ごしていると、とってもピースフルになるんです。

具体的なアドバイスをひとつ挙げるなら、日本人の女性は小柄な人が多いと思うのでウルトラライトのギアがオススメです。ギアにあまり興味のない人もいるかも知れませんが、ちょっと勉強してみるといいと思います!」

今回はここまでで、つづきは『LONG DISTANCE HIKERS DAY』のWOMEN’S HIKING TIPSで!リズはもちろん、日本人の女性ハイカーの経験談も満載。普段話しづらい女性特有の悩みやその解決策なども紹介するので、ご期待ください。

また、TRAILSの女性向け企画担当の佐井和沙が、女性ハイカーのTIPSをまとめたZINEを作る予定です。こちらもお楽しみに!


EVENT OVERVIEW


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上記画像をクリックすると、イベント詳細ページにリンクします。

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【参加費】
2日間両日参加 3,000円 (先着30名に達し次第、応募〆)
1日のみ参加  2,000円 (各日先着90名に達し次第、応募〆)
1月28日(土)、1月29日(日)のそれぞれの日で、内容が少し異なりますのでお間違いのないようお買い求めください。
※当日発行のチケットをお持ちであれば、何度でも再入場可能です。
※軽食、ドリンク以外のすべてのコンテンツが参加費に含まれています。
※会場内で軽食やドリンクなどをお買い求めいただけます。
※当日の混雑次第では、参加いただけないコンテンツもございますので、予めご了承ください。
※当日のプログラム、及びタイムテーブルは変更する場合がございますので、予めご了承ください。
※本イベントでは取材が入ります。撮影された写真や映像が雑誌やウェブなどに掲載されることがありますので、予めご了承ください。

【お問い合わせ】
TRAILS(トレイルズ)編集部 event@trails.co.jp

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根津 貴央

根津 貴央

1976年、栃木県宇都宮市生まれ。幼少期から宇宙に興味を抱き、大学では物理学を専攻。卒業後、紆余曲折を経て広告業界に入り、12年弱コピーライター職に従事する。2012年に独立し、かねてより憧れていたアメリカのロングトレイル「パシフィック・クレスト・トレイル(PCT/総延長4,265km)」のスルーハイクのために渡米。約5カ月間歩きつづける。2014年には「アパラチアン・トレイル(AT/総延長3,500km)」の有名なイベント「Trail Days」に参加し、約260kmのセクションを歩く。同年より、グレート・ヒマラヤ・トレイル(GHT)を踏査する日本初のプロジェクト『GHT Project(www.facebook.com/ghtproject)』を仲間と共に推進中。2018年4月、TRAILSに正式加入。著書に『ロングトレイルはじめました。』(誠文堂新光社)、『TRAIL ANGEL』(TRAILS) がある。

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