TRAIL TALK

TRAIL TALK #004 LIZ THOMAS A.K.A SNOKEL / リズ・トーマス

2014.10.17
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取材/TRAILS 訳/大島竜也 文/三田正明    写真/Barefoot Jake

数年前、オレゴンのスリーシスターズ自然区域でオーバーナイト・ハイキングをした時に、ひとりの女性ハイカーに出会った。ヘビーデュ―ティなスタイルの男性バックパッカーが多いなか、35リッターほどの小さなバックパックひとつで数日間のハイキング&キャンピングを楽しんだという彼女は「ビューティフルな週末だったわ」というと、踊るような軽い足取りでトレイルを下っていった。日本の山で女性のソロキャンパーに出会ったことがなかった僕に彼女の存在はとても印象的で、その後ろ姿を「アメリカはやっぱ違うな」といいながら、友人とふたりでいつまでも見送ったものである(もちろん、彼女が美しかったこともその理由のひとつだが)。

今回のTRAIL TALKに登場してもらうのも、そんなアメリカの素敵な女性ハイカーだ。しかも彼女はこれまでにアパラチアン・トレイル(AT)、パシフィック・クレスト・トレイル(PCT)、コンチネンタル・ディバイド・トレイル(CDT)を踏破したトリプルクラウン・ハイカーであり、さらには通常ならば踏破に4~5ヶ月は要する全長3510キロのATを80日と半日という驚異的なスピードで(ノン・サポートによる女性最速記録)でスルーハイクをしたスーパー・ハイカーなのだ。

そんな彼女……”Snokel” というハイカー・ネームでも知られるリズ・トーマスさんが、オレゴンでのハイキングに出発直前の慌ただしいなかスカイプ越しのインタビューに答えてくれた。お母さんが日系人だということもあって日本人にもとても親しみの持てる容姿をした彼女はとても聡明で利発で、そしてチャーミングな女性だった。こんなふうに素敵な女性と日本のトレイルでもたくさん出会えるようになったら、僕たちはとても嬉しい。

■一年の三分の一づつをコロラドとカリフォルニアとトレイルの上で過ごしているわ

——はじめまして、僕たちは日本のTRAILSというウェブマガジンです。多くの日本の読者はこのインタビューを通じて初めてあなたのことを知ることになると思うので、自己紹介していただけますか?

OK! 私はリズ・トーマスよ。これまでにAT、PCT、CDTを踏破した女性のロングディスタンス・ハイカーで、人には歩くことが速いとよくいわれます(笑)。海外をハイクすることも大好きで、過去には日本、コスタリカ、ニカラグア、ザンビアなどを歩いたこともあるわ。」

——普段はどこに住んでいるのですか?

「基本的にはハイキングをライフスタイルの中心にしているので、一年の三分の一づつをコロラド州とカリフォルニア州、そしてトレイルの上で過ごしているわ。基本的に夏はハイキングに出かけて、それ以外の季節を街で暮らしているの。カリフォルニアは私の実家で、コロラドのデンバーではベジタリアンの友達の家に居候させてもらってるんだけど、彼らには代わりに食事をつくってあげているわ(笑)。街ではトレーニングを兼ねて都市を『アーバン・ハイキング』したり、ヨガやクライミング・ジムに通ったりもしているけれど、冬の寒い日は読書していることも多いわね。」

——「アーバン・ハイキング」って面白そうですね。もう少しくわしく教えてもらえますか?

「そもそものきっかけは友達から誘われたからなんだけど、やってみると思いのほか楽しくて、それ以来続けているの。たとえばロスアンジェルスではパサデナからサンペドロまで、175マイル(約280km)を歩いたわ。ロングディスタンス・ハイキングの魅力のひとつは歩くうちに自然の移り変わりを感じることだと思うのだけれど、都市でのハイキングも街の歴史的、環境的、文化的な移り変わりを感じることができて、とても楽しかったの。それは車では絶対に味わえないことだし、その街の良さも再認識できたわ。」

——ああ、つまり都市をオーバーナイトでハイキングするのが「アーバン・ハイキング」なんですね。どんな場所に泊まるんですか?

「たとえばロスアンジェルスではホテルには困らないけれど、私はなるべく小さな予算で抑えたいから、友人・知人の家やバックヤードを貸してもらいながら歩いたわ。彼らはアーバン・ハイキングのトレイル・エンジェル(ATやPCTなどのロングトレイルでスルーハイカーたちを物心両面でサポートするボランティアのこと)というわけ(笑)。彼らのような人々に出会えることもアーバン・ハイキングの魅力のひとつね。」

ロスアンジェルス市内をアーバン・ハイキング

——たしかに友達の家を泊まり歩きながら住み慣れた街をアーバン・ハイキングするのも楽しそうですね。

「だから基本的にはひとりで歩くことが多いけれど、自分が行っているワークショップの一環として参加者を連れていくこともあるわ。『アーバン・ハイキング』という名前は言葉としてはちょっとおかしい表現だけど(笑)、私自身としてはあえて自然の中とは異なる都会でのハイキングの醍醐味を参加者に感じてもらうことで、『アーバン・ハイキング』をひとつのアクティビティとして確立していこう思っているの。」

——アーバン・ハイキングには特別なルールはありますか? たとえばなるべく坂道を歩くようにするとか、途中でバーガー・ショップに立ち寄ってはダメとか(笑)。

「とくに厳しいルールは決めていないわ。過去にアーバン・ハイキングをしたロスアンジェルスやサンフランシスコは起伏の多い街だから、よりハイキングの感覚を得られたけれど。これはルールではないけれど、私は自然の中を歩くときに得られるメディテーション的な感覚を大事にしたいから、アーバン・ハイキングでも歩くことに集中するように心がけているわ。それとバーガー・ショップへの立寄りは、休憩も必要だろうから一応OKということにしておきましょう(笑)。」


■自然の中にいるときのメディテーショナルな感覚が好き

——普段はどんなお仕事をされているんですか?

「仕事という意味ではハイカーとしてメーカーからサポートを受けたりハイキング・レポートを書いたり講演やワークショップをすることが私の本業だけど、それだけでは十分でないので、大学での専攻を活かして環境団体やNPONGO団体向けのリサーチもしているわ。こないだは脳波の研究実験で頭に装置をつけて被験者になったところ(笑)。」

——友人にリズさんはよくどんな人だといわれますか? 

「そうね…(すこし考えて)普通に会社で仕事をしている友人からは、『“Unconventional (枠にとらわれない)”な生き方で、自分の好きなことをしていて羨ましいよ』といわれるかしら。私にとっては今の生活が『普通』だから、あまりそうは感じないけど。」

アメリカ最高峰Mt. ホイットニー山頂にて

——アウトドアとの出会いを教えてください。

「小学校6年生の時に両親が連れていってくれたアウトドア・イベントがきっかけで、体を動かして、景色を見て、自然の中にいるのがとても楽しかったの。当時は体育の授業以外で体を動かすことがなかったから肉体的にはきつかったけど、それ以上に素敵な経験ができたわ。何より自然の中にいることがとても楽しくて、その気持ちは今でも変わっていないと思う。」

——ロングディスタンス・ハイキングを始めたきっかけは?

「大学卒業後に友人の誘いで170マイル(=約270km)を歩いたけれど、そのときはうまくいかなかったの。それから『次こそは』という思いで経験を積んでいって、結局今に至っている(笑)。ロングディスタンス・ハイキングは心身ともにタフな体験だけど、それ以上に得るものも大きいから、継続できているんだと思うわ。」

——ハイキング以外にもトレイルランニングやクライミングなど様々なアウトドア・アクティビティがあると思うのですが、その中でもとくにハイキングに惹かれる理由は?

「私がトレイルランニングをしないのは膝に負担がかかることが一つの理由だけど、何より自然との関わり方においてハイキングの方が私は好きなの。トレイルランニングは自然のなかを走って終わりだけど、私はキャンプすることも好きだし、ハイキングだとゆっくり自然の移り変わりを感じたり、動物たちとの関わりを持つこともできる。それにトレイルランニングは走るコースが決まっていて記録達成のために自然を楽しむ余裕はないけど、ハイキングだと自分で好きな場所へ好きな時間だけいくことができるわよね。そんなとこも好き。」

Photographed by Barefoot Jake(http://www.barefootjake.com/p/about.html)

——ロングディスタンスと短いハイキングの違いはどこにあると思いますか?

「これはベアフット・ジェイクの言葉だけれど、短いハイキングは極論を言えば二日酔いでも歩けるもので、特に綿密な準備は必要ないし、あくまで日常の一部に過ぎないわ。けれどロングディスタンス・ハイキングは長い時間をかけるからより自然との深い関わりを持つことができるし、もっとメディテーション的な感覚で自然に浸ることができるの。」

——ハイキング中のメディテーショナルな感覚がお好きなようですが、それはご自身の東洋系のルーツに影響されている部分はありますか?

「そう言われると影響があるかもしれないわね。でも、メディテーショナルな感覚というのは、自然の中にいれば東洋の人だけでなく誰もが得られる感覚だと思うの。」

■ハイキングそのものを楽しんで記録達成することができたわ

——トリプルクラウンと呼ばれるAT、PCT、CDTの三本の超ロングトレイルを達成したことによって、何か変化はありましたか?

「うーん、達成してまわりの対応が変わったとかってことはないけれど、少しは変わったといえるでしょうね。トリプルクラウンは私がハイキングを始めて以来、ずっと達成したかった目標だったの。だから25歳でトリプルクラウン最後のコンチネンタル・ディバイド・トレイルに挑戦して、残り800マイル(=1280km)の地点で目標達成が現実味をおびて来たとき、正直これでハイキング人生が終わってしまうのではと寂しい気持ちになったわ。トリプルクラウン達成のためにそれまで頑張ってきたので、達成してしまうと次になにをしていいかわからなかったというのが本音で(笑)。いま考えるとトリプルクラウン達成者という経歴を持っていることは自分のキャリアにとってプラスになっているし、その上で何か他のことにも挑戦しようと思えるから、達成をしたことには満足しているわ。」

PCTにて

——そうしてトリプルクラウンを達成して新たな目標としてATのスピード記録に挑戦されようと思ったわけですね。

「トリプルクラウンを達成した後に、次は記録に挑戦しようと思ったの。でも、記録だけではなく、私が考えるハイキング・プランや準備をきちんと形にした上で、そしてハイキングそのものを楽しむ事を前提に、記録達成することを目標にして歩いたわ。ATは私にとって初めてロングディスタンス・ハイキングに挑戦したトレイルだったんだけど、当時はうまくいかなかったの。だからそこからの経験を活かして、個人的にリベンジをしたい気持ちもあってチャレンジの舞台としてATを選んだの。」

 ——2008年の最初のATと2011年ではまったく違いましたか? 2011年は記録への挑戦がかかっていたから、プレッシャーも感じられた思うのですが。

「それまでに多くのトレイルを歩いていたし、その経験を通じてウルトラライト・ギアの使い方や効果的な食事や栄養管理も理解していたの。そういう意味では2011年はfocus & discipline(集中と規律)があったので自信があった。だからプレッシャーもなかったし、ハイキングそのものを楽しんで記録達成することができたわ。」

2011年ATスピードハイキング達成の瞬間

——歩くスピードはどのくらいだったのですか?

「ペースによっては早いときも遅いときもあるけれど、平均すると4.8km/hくらいかな。この時速は他のハイカーと比較しても同じくらいだと思うわ。でも私の場合は人より効率的に歩くことができるので、そこでタイムの差が出てくるのだと思う。」

——リズさんは身長も日本人女性の平均身長と変わらないですよね。特別な歩き方のトレーニングや工夫はされているのですか?

「日本で一般的かわからないけれど、ウォーキング・コーチから指導を受けているわ。具体的には坂道を登るときに余計な体力を失わないよう狭い歩幅で歩いたり、逆に下り坂ではペースが乱れないように呼吸法を変えてみたり、足への負担軽減のための効率的なポールの使い方などのアドバイスを受けているの。もちろん、コーチの指導以外でもウルトラライト・ギアを使って極力重量を減らす工夫はしているわ。」

■両親には今も心配されているわ

——ハイカーとして影響を受けた人物はいらっしゃいますか?

「昔はロールモデルになるような女性を探していたこともあったけれど、ハイキングを始めた当初は特にそのような人はいなかったの。でも、最近は尊敬する女性のロングディスタンス・ハイカー、例えばジェニファー・ファー・デイヴィス(補給等のサポートを受けながらのAT最速踏破記録を持つ女性ハイカー)やヘザー・アンダーソン(PCT最速踏破記録を持つ女性ハイカー)が出てきて、彼女たちから良い刺激を受けているわ。彼女たちは女性だけどひとりで恐れずにロングディスタンス・ハイキングができるタフさがある。そんな彼女達の存在は私にとっても良い励みになっているの。」

——ロングディスタンス・ハイキングを始めたとき、ご両親は心配しませんでしたか?

「とても心配されたし、今も心配しているわ(笑)。私が大学卒業後の2008年に初めてロングディスタンス・ハイキングに行くときはすごく心配をされたけれど、その後何度も行くようになってからは少しずつ理解をしてくれてるみたい。でも、さすがにアフリカに行くときは引き止められけど。私も伏線を張る意味で数年間からアフリカに行くことをそれとなく伝えていたんだけれどね(笑)。でも、結果的には納得をしてくれたわ。」

 ——今まで危険な目に会うことはなかったですか?

「運良くこれまではないわ。ただ、メキシコへ行ったときはちょっと驚いた経験があるの。いつものようにキャンプを張ったんだけど、その場所がドラッグを栽培する農園の近くだったみたいで、真夜中に銃声が聞こえて、テントの外に出たら男の人が立っていたんで、急いでテントを畳んで逃げたの! 彼は私をドラッグの取り締まりに来た人間だと勘違いしていたみたいだけれど、女性だったから大丈夫だったみたい。」

■もっと多くの女性がハイキングしてくれたら嬉しい

——リズさんは”Women Going the Distance”という記事をAmerican Hiker誌に寄稿されていて、近日TRAILSでも掲載させていただこうと思っているのですが、あの記事には何か特別な目的はあったのですか?

「若い女性のハイカーにとって、すこしでも良い刺激になればと思って書いたの。あの記事を通して、『こういう女性もいるんだ』と共感を持って、日本からももっと多くの女性がロングディスタンス・ハイキングに参加してくれたら嬉しいけど。」

——そうなったら素敵ですよね。女性と男性で、歩き方や他の点で違いはあると思いますか?

「あると思う。たとえば女性は体調や感情の変化が男性より多くあるので、歩くペースにムラがでる傾向があるといわれていたり。でも女性の方が男性よりロングディスタンス・ハイキングには向いているともいわれているの。女性は体脂肪率が男性より比較的高いので、ロングディスタンス・ハイキングのような過酷な状況でも体に蓄えがあるぶん体調を崩しにくいんですって。」

——ハイキング時のお肌のケア等はどうされていますか?

「アメリカ南西部の砂漠地帯に行くときはローションを持参したり、日常的に日焼け止めを使ったりはしているけれど、それ以外は特別なにもしていないわ(苦笑)。」

——ハイキング・ギアに関して女性ならでは装備はありますか?

「女性サイズのバックパックのショルダーハーネスや幅の狭いスリーピングバッグを使っているけれど、ウルトラライト・ギアには女性用のラインナップが少なくて、女性用の特別な装備があまりないの。個人的な希望を言えば、女性は男性より下半身が冷えやすいので、スリーピングバッグの足もとの綿を多くして欲しいわ。」

——ハイキング中にはどんな食べ物を好んで食べますか?

「普通にエナジー・バーやドライフードね。あと、私はクッキーが好きなのでよく食べるわ(笑)。」

——もしハイカーになっていなかったら、どんな人生を送っていたと思いますか?

「環境関連の仕事かな。女性が多く働いている仕事でもあるし。でも本が好きで読むことも書くことも好きだから、小説家を目指していたかも。」

Photographed by Barefoot Jake(http://www.barefootjake.com/p/about.html)

——去年の夏に来日されて、奥秩父、那須、八ヶ岳を歩かれたと聞きましたが、日本はいかがでしたか?

「トレイルで出会う方々はみんなとても親切で、ハイキング自体も体力的につらいということはなかったけれど、トレイルの設計上、水を確保しにくかったので、その点はちょっと困ったかな。あと、私はひとりでハイクしていたので、そのことに驚く人もいましたね。私はハイキングには困らないくらいの日本語は話せるので会話には問題なかったけれど、発音等の違いから『見た目が私たちと変わらないから日本人だと思ったわ。どこから来たの? 女性一人でなにをしているの?』とよくいわれたわ(笑)。」

——次に挑戦したいトレイルは?

「アメリカ国内ではまだ自然が多く残っているオレゴンやユタのトレイルを歩くつもり。実は今夜オレゴンに向けて出発するの。あとはパシフィック・クレスト・トレイルにはもう一度挑戦してみたいわね。国外で言うと、日本88の寺院をまわるハイク(四国のお遍路)は楽しそうだと思う。あと、北海道にも行ってみたい! アメリカでは北海道は日本の中で手つかずの自然が残された数少ない場所として有名だから興味があるの。他にはニュージーランドも自然が素晴らしいと聞くので行ってみたい。けれど大きな目標としては、とにかく人がまだ行ったことのない、特に女性が制覇したことのないトレイルを制覇してみたいと思っているわ。」

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WRITER
三田正明

三田正明

1974年東京都国立市出身。2001年に『Title』(文藝春秋)の連載「To The Boy /少年犯罪被害者の旅」でカメラマン/ライターとしての活動を始める。2001年にザンビアで皆既日食を見て以来南アフリカ・ジンバブエ・タイ・インド・オーストラリア・アルゼンチン・ブラジル・メキシコ・トルコ・ネパール・アメリカ・カナダ・モンゴルなどを放浪。これまでに皆既日食を五度、部分日食を二度、皆既月食を一度見ている。次第に旅の途上で出会った大自然の世界に傾倒し、気がつけばヒマラヤや北米大陸や日本各地のトレイルを歩くように。雑誌『スペクテイター』や『マーマーマガジン』を始めとする多くの雑誌にアウトドアにまつわるドキュメンタリーやトラベローグや連載記事を執筆、TRAILSではメインライターとエディターを務める。
masaakimita.web.fc2.com

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