HAPPY NEW TRAILS 2022

Happy New TRAILS！

昨年も、読者の方々はもちろん、トレイルで一緒に遊んでくれた方々、トレイル・カルチャーをともに盛り上げてくれた方々、みなさん本当にありがとうございました。

年始のご挨拶として、昨年を振り返りつつ、今年の抱負をお届けしたいと思います。2022年も、私たちTRAILSは、旅人たちのブースターとして、トレイル・カルチャーを発信しつづけていきます。

ULギアを自作するための『MYOG (MAKE YOUR OWN GEAR) マテリアル』販売開始

　
ロング・ディスタンス・ハイキング、ウルトラライト・ハイキングの象徴のひとつである「MYOG (MAKE YOUR OWN GEAR)」。この自分のギアを自作するカルチャーを国内で前進させる新しい取り組みをスタート。

UL (ウルトラライト) ギアを自作するための「MYOGマテリアル」においては、DCF (旧キューベンファイバー) やダイニーマ、シルナイロン、X-PACなどの生地にくわえて、プラパーツ、止水ジッパー、コードなどを世界中からセレクト。国内随一のラインナップです。

それらすべてがTRAILS STOREで購入可能。しかもGARAGEであれば、それらの実物を、実際に見て、手にとって、選ぶことができるのです。

ULガレージメーカーの展示・販売など『GARAGE』をアップデートして再始動

　
長らく新型コロナウイルスでクローズしていた『TRAILS INNOVATION GARAGE (以下、GARAGE)』ですが、アップデートをして昨年の11月20日に再始動。

「MYOG マテリアル」はもちろん、ULガレージメーカー「HARIYAMA Productions」の展示・販売をスタート。メーカーの拠点である島根県以外では唯一の実物をチェックできる場となりました。また、JMT & PCT & CDTスルーハイカー、スズキ タクミがTRAILS crewにジョイン。さらにはTRAILSがセレクトしたクラフトビールの販売も行なうなど、以前よりアップデートしたGARAGEをお届けしました。

これらを通して、“MAKE YOUR OWN TRIP ＝ 自分の旅をハンドメイドする” ためのリアルな場に、たくさんの旅人がふたたび集うようになりました。

ロングトレイルの最前線から北アルプスのラストフロンティアまで、本物のトレイル・カルチャーの今を発信

　
この１年も、TRAILSはさまざまなアクティビティを通じて、僕らなりの遊び方やその背景にあるトレイル・カルチャー (※) を発信してきました。

なかでも、コロナ禍におけるアメリカのハイキングシーンの最前線を複数回にわたってレポートした『リズ・トーマスのハイキング・アズ・ア・ウーマン』や、遊びのフィールドに関する情報が少ないBCクロカンのルート案内にフォーカスした『SKI HIKING』、ハンモックハイキングの基礎から応用、ギア紹介までを網羅した『HAMMOCKS for Hikerシリーズ』、僕らがハマっているパックラフトのタンデム艇 (２人艇) を過剰なまでに掘りまくった全７回の特集『パックラフト・アディクト (タンデム艇のABC)』といった数々の連載記事では、TRAILSならではの “ここにしかないリアルな情報” をお届けできたのではないかと思います。

また、僕たちは「自分たちの遊び場を自分たちで作り、守っていく」というスタンスのもと、これまで多くのトレイルに関わってきました。今年は、延伸により110kmのトレイルとして生まれ変わった信越トレイルの『信越トレイル延伸レポート』、伊藤新道にフィーチャーした全５回の連載『北アルプスに残されたラストフロンティア』など、本物のトレイル・カルチャーの最前線をお届けしました。

※ トレイル・カルチャー：TRAILS(トレイルズ)は、トレイルカルチャーという言葉が未だ日本に存在しなかった2014年1月に、“本当におもしろくて、役に立つ、他にはない、リアルな情報” を合言葉に、インディペンデントでとんがったメディアを作るべく、日本初のトレイルカルチャーウェブマガジンとして産声をあげました。それから約6年、有名無名を問わず世界中のコアな人たちにコンタクトをとり、Webメディアとしては異質とも言える、企画と編集に過剰にこだわる時代錯誤なスタイルを続けています。

2022年のTRAILS

GARAGEが再始動したこともあり、MYOGマテリアルの拡充にくわえ、MYOGカルチャーを推進するような取り組みをどんどん行なっていきます。

また2022年は、長らく温めていたいくつかの企画も、リリースすべく準備中。昨年以上に、これまでにない新しいことにトライしていきますので、楽しみにしていてください。

最後に今年も、2014年の2月28日『TRAILS』をローンチした際に宣言した私たちのポリシーを、再掲します。このポリシーは、これまでも、そしてこれからも不変であることを約束します。

　
“ TRAILS （トレイルズ）は、トレイルで遊ぶことに魅せられた人々の集まりです。トレイルに通い詰めるハイカーやランナーたち、エキサイティングなアウトドアショップやギアメーカーたちなど、最前線でトレイルシーンをひっぱるTRAILSたちが執筆、参画する日本初のトレイルカルチャーウェブマガジンです。

企画と編集に過剰にこだわり、有名無名を問わず世界中のTRAILSたちと編集部がコンタクトをとり、旅のモチベーションとなるトリップレポートやヒントとなるギアレビューなど、本当におもしろくて役に立つ、ここにしかないリアルな情報を独自の切り口で発信していきます！ ”

2022年も、TRAILSをよろしくお願いします。