TRAILS REPORT

TRAILS CARAVAN in NZ 2016 #3 / BUDDY’S GEAR(NZ’sギア備忘録)

2016.06.13
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結婚してからは夫婦で、子供が生まれてからは家族でハイキングの旅をしてきた。このようなハイキングユニットの変化とともに、改めて、道具を軽量化しウルトラライト(UL)にしていく手法は、旅を自由で豊かにするために、効果的だと実感するようになった。そして、子供用のギアはこれまでのものとは違う配慮が必要なのもわかってきた。TRAILS CARAVAN連載の第三回のレポートは、そんなHIKING BUDDYと旅するときの道具がテーマ。

気のおけない仲間や、愛しいパートナー。そして子どもを連れてのハイキングなど、そんなHIKING BUDDYと出かける旅の参考になれば嬉しい。

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Photo: Keita Yasukawa


BUDDYと旅する時のギア


ウルトラライトハイキングの技術を確立した、かのレイ・ジャーディン(Ray Jardine)も、パートナーであるジェニーと道具をシェアしながら、さまざまなロング・ディスタンス・ハイキングを実践している。例えば、彼の著書『Beyond Backpacking』の中にも、次のようなエピソードが書いてある。

レイ・ジャーディン  1人で歩いていた頃はマミー型スリーピングバッグ(寝袋)を使っていたけれど、ジェニーと一緒になってからは、スリーピングバッグのジップを開いて2人でブランケットとして使うようになった。そうすれば、1人用のモノ2つ分の重量ではなく、2人でその半分の重量で済むようになるし、バルク(かさ)もコストも半分で済む。

Ray Jardine “Beyond Backpacking” (Adventurelore Pr;1999)より


SHARE:共同利用したギア


今回一緒に旅をしたクルーは大人5人、子供1人。この6人でシェアをしたギアもあれば、小川竜太・恭子の夫婦や佐井和沙・陸の親子でシェアした道具もある。シェアをするという手法は道具のUL化(超軽量化)にとても効果的であり、2人以上で歩くからこそ得られる恩恵。特に重量がそれなりにある、スリーピングバッグ(寝袋)やシェルターは100g単位での軽量化が期待できるパックウェイトを最小化する上での最重要アイテム。ここでは3つのギアを紹介したい。

■SHELTER/シェルター(6人用)
■SLEEPING BAG/スリーピングバッグ(2人用)
■BIVY/ビヴィ(2人用)

■SHELTER / シェルター
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■ ALTAI UL(HILLEBERG)
– 重量:2.2kg
 
付属のポール、ペグなど除く
– 1人当たり重量:約383g〜445g

3人〜6人で旅に出かける時、TRAILSではこのAltai UL(アルタイ)が定番となっている。大型ULシエルターを世界中から取り寄せて使ってきたが、軽さはもちろん、居住性という観点で、BUDDY(複数人)で旅する人たちに強くお勧めしたいギア。大型ULシエルターの多くがピラミッド型のものが多く、座った時に床面積分の空間を得ることが難しく、床面積の割に狭さを感じてしまうことが多い。が、Altai UL(アルタイ)は壁が直立しているのでデッドスペースが生まれづらく、ピラミッド型に慣れている人であれば、床面積以上の広さを感じることができる程に居住性が高い。当然、僕らが持って行ったシェルターはこの1張のみで、子ども含む6人が、1つの屋根の下で2週間以上寝泊まりをした。このゲル(遊牧民が使う伝統的な移動式住居)のような形をしているところも、複数人での旅の移動生活にもマッチしていると思う。

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1人用のシェルターであれば、1kgを下回るモデルも多く出ているが、アルタイ1つですめば、単純にそれを人数分持っていくのと同等か、多くの場合が軽くなる。そんなアルタイをより軽く使うための工夫として、センターやサイドに付けるポールは、本体付属品でなく、各々のトレッキンポール(センター2本・サイド8本)で代用することでさらなる軽量化もできる。今回は大人4人(トレッキングポール8本)が付属のサイドポールより25cm短いBlack DiamondのZpole(110cm)をチョイスしたので、東急ハンズでZpoleの石突きにフィットするアルミパイプ(直径1cm/厚み1㎜)を探して長さはちょっと短めに12cmに8本カットしてエクステンダー(100g)として持って行った。センターポールもトレッキングポール2本をポールリンクコンバーターやストラップギアなどを使ってセンターポールとして使用することもできるので、1人あたり重量は383g(2.3kg÷6人)までおさえられる。センターポールだけ付属(370g※実測)のものを使っても、1人あたり445g(2.67kg÷6人)なので、大型ULシェルターの部類と言えるだろう。

■SLEEPING BAG / スリーピングバッグ
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■BUDDY BAG(TRAILS × Highland Designs)
– 重量:860g
– 1人当たり重量:430g

旅のメインのスリーピングバッグ(寝袋)は、いよいよ今週TRAILS STOREで発売を開始するTRAILSの2人用ULスリーピングバッグ『BUDDY BAG(バディバッグ)』。カップルやファミリーなどのBUDDY(仲間)と旅する人達に使ってほしい、”1人用を2つ持ち運ぶよりも軽量”をテーマに制作したスリーシーズン用だ。小川ファミリーは夫婦で使い。佐井ファミリーは、ママと子どもで使った。重量860gのスリーピングバッグで、1人当たりの重量で換算すると430g。UL3シーズン用スリーピングバッグの平均が600g前後と考えると1人あたり150g以上、2人では300gの軽量化が実現できる。通常の1人用の寝袋を2つ持つならば、これ1つで済ませた方が絶対に軽くなる。

また軽量化という観点だけでなく、濡れへの強さや体温保持の効果もある。中綿は撥水ダウンを使用し、濡れに強い。機能的な効用もさることながら、2人で寝袋1つ、というミニマルないさぎよさ、2人で一緒に寝ることの安心感など、スタイルやエモーショナルな価値も是非感じてみて欲しいプロダクトだ。

■BIVY / ビヴィ
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■BUDDY BIVY(TRAILS × Hariyama Productions
– 重量:382g
– 1人当たり重量:191g

これは、テストを兼ねてニュージーランドに持っていった2人用のビヴィのプロトタイプ。BUDDY BAGと組み合わせて、カップルや親子でカウボーイキャンプを頼んしんでもらったり、タープと組み合わせて使ってもらったり。完成したらTRAILS STOREで販売するのでお楽しみに。


MULTI:複数用途のギア


1つで複数の使い道があるギアをチョイスするのも、道具のUL化(超軽量化)にとても効果的。ここでも3つ紹介したい。

■BACKPACK/バックパック
■SHOES/シューズ
■PACKRAFT/パックラフト

■ BACKPACK / バックパック

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■ Epic(ULA)
– 重量:921g  / 容量:38〜82L ※drysack除く
Arc Blast Cuben(ZPacks)
– 重量:601g / 容量:60L
Steady(TRAIL BUM)
– 重量:373g / 容量:50L
Circuit(ULA)
– 重量:1162g / 容量:68L


男性2人は、パックラフトのトリップにも、ハイキングにも使えるようにという視点で、それぞれULAのEpicとCircuitをチョイス。やや大きめのバックパックを選んだのは、子ども用の荷物を入れる余裕ももっておく、という目的もあった。

女性2人は、TRAIL BUMとZPacks。軽さと容量のバランスを考えて選んだ。フレームレスのバックパックを選んだことで、パパが子どもをおんぶするときは、男性が持っている大型のバックパックにまるめて入れることができる。これで4人の荷物を3つのバックパックに分散して歩くことができた。
■ SHOES / シューズ
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■Brewer(Astral)
PFD(ライフジャケット)で知られるアストラルが作った水陸両用シューズ。水中や濡れたな岩場などで活躍する、滑りづらいソールと抜群の水抜けと速乾性の高さが特徴で、ウォーターシーンを想定して作られている。ニュージーランドは雨も多く、トレイルも濡れていることが多いということで、実験的に15km/日以上のハイキングでも使用してみた。結果としては、今回のトレイルでは何のストレスもなく、むしろ、濡れた岩場での圧倒的な安心感や速乾性を体感することができた。トレランシューズなどと比べるとクッション性やホールド感は劣るが、ケースによっては積極的に水陸両用シューズとして活用できることがわかったので、パックラフト用とトレイル用で2つシューズを持たなくてもOKになることも増えるだろう。

■ PACKRAFT / パックラフト_B1A3848_B1A3865

■Alpaca(Alpacka Raft)
パックラフトは革命的に軽く、そして小さくなることで知られる。それ以外にも膨らませた状態でひっくり返して使用すれば、トレイルにいることを忘れてしまう程の快適なエアベッドになる。気をつけてほしいのは、地面と設置してないことでヒートロスはしやすく、ハンモック同様に背中に寒さを感じる。リッジレストなどのスリーピングマットと組み合わせ、冷え対策をして使ってほしい。


KIDS:子供用のギア


■ BABY SLING / おんぶひも

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Photo: Keita Yasukawa

■Air(Boba)
子どもをおんぶする道具については、今回はおんぶひもを使うことにした。半分以上は子どもが自分で歩くことを想定して、軽量というだけでなく、かさばらないことを重視した。

背負子だけの機能でいったら、もっとしっかり背負えるもの、子どもの体を守る安全性の高いモデルもいろいろ出ている。ただ、ロング・トリップということを考えたときに、子どもを背負っていない時間がかなり長く、がっちりしたタイプの背負子は、ただの大きな荷物になってしまう。だから今回の旅のスタイルを考えると、シンプルなおんぶひもが最も合っていると思った。

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もちろんおんぶひもは、子どもの頭を守る機能がなく安全性という点では不十分で、ショルダーハーネスもないので肩も痛くなり、体への負荷は大きい。そのデメリットがあった上でも、行程の半分以上は子どもが自分で歩くだろうと。それと今回選んだトレイルは、アップダウンも少なく、滑落の恐れがある急峻な場所もほとんど通らないトレイルだったことなどを考えて、おんぶひもを選択した。このようにメリットとデメリットをきちんと考えた上での選択が必要となる。

■ TREKKING POLE / トレッキングポール_B1A4473 (2)

■Witch(Runblur)
– 重量:53g ※実測値

子ども用のトレッキングポールには、自作トレッキングボールでは、この人ありのランブラーさんが作る「Witch」をチョイス。機能に関しては、ハイキングはもちろんマウンテンランニングでの使用例も多く、子供の体重ではまず折れない強度があることはわかっていたし、折れる時はどんなモノでも折れる。なので、実際の機能というよりも、「大人と同じようなスタイルで歩かせてあげる」ために用意した。当初はトレッキングポールを持たせるというアイディアはなかった。たまたま昨年のギア・ループ・マーケットにてランブラーさんの製品を買える機会があり、その場で子どもの背の高さに合わせて、ポールの長さを切断(標準サイズ100cm 65g)してもらった。これで晴れて一丁前なトレッキングポールを持たせることができたわけだ。子どもはなんでも大人の真似をする。だから、大人と同じ旅道具を持たせてやることも大切だ。ちなみに、子どもの成長に合わせて、継ぎ足しになるが、一定サイズの延長が可能らしい。購入を検討している人は、facebook.com/runblurgearにお問い合わせを!

Witch 5Witch 2Witch 3

■ HIKING POUCH / ハイキングポーチ_B1A3981

■Rikku(Hariyama Productions)
– 重量:34g ※実測値
子ども(陸)が持っている荷物は、旅の出発前にHariyama Productionsのデザイナーであるタクちゃんがサプライズで手渡してくれた、小さなハイキングポーチRikku(息子にちなんで命名したらしい)のみ。そこにおうちで厳選されたおもちゃを詰め込んで、ニュージーランドにやってきた。結局、日本から持ってきたおもちゃよりも、ニュージーランドの自然の方が楽しいことがいっぱいで、持参のおもちゃはほとんど日の目を見なかったけれど、それはそれでいいことだ。代わりに、現地のお菓子やお気に入りの木の枝を持ち歩くのに使っていた。ちなみに、写真下のiPhone、おもちゃ、お菓子が全て入るくらいのサイズだ。今後、hariyama.stores.jpで購入できるようになるらしい。

RIKKU1RIKKU2

■ PFD / ピーエフディー_B1A4575 (1)

■OTTER(Astral)
– サイズ(体重):22kg〜41kg

アストラルの子供用PFD。この時の息子は、身長(117cm)、体重(17kg)。気になるスペックは、浮力(5.2kg)ということで、体重22kg〜41kgが対象と書いてあるので水中での浮力という点では十分で、むしろオーバースペックなくらい。問題は、サイズが適切かが心配だった。浮力があってもサイズがブカブカでは体からするりと抜けてしまいPFDとして機能せずとても危険だ。そういう意味でもこの手の命に関わるギアは、試着を強く推奨したい。息子の場合はスペック的には大きすぎると諦めていたが、押上にあるPADDLE QUEST(パドルクエスト)で試着したところ、一番きつい状態まで絞り込めば、体に強く密着しPFDとして機能するサイジングであることがわかった。その後ニュージーランドに出かけるまでに、実際の川で水中からパックラフトに引き上げるというテストもしてから、主には湖だったが実戦投入となった。

ASTRAL PFD1ASTRAL PFD2

■ FOOD/ フード
at M00003_B1A4061_TRAILS_NZ_WebMagおにぎり■おにぎりセット(日本から持参)

食事は、前回の掲載でも紹介したが、子どもが大好きなおにぎりは、いつでも食べられるように準備した。そのためアルファ米と、のり、ふりかけ(のりたま)は日本から持参。にぎる時や食べる時に手が汚れずに便利だったのが、100均で売っていたおにぎり用のフィルム。これは、今後も定番セットに追加する予定。

gear food M100001LOCAL FOOD■LOCAL FOOD(現地調達)
– BACK COUNTRY Cuisine(ドライフード)
– yumyum他(即席麺)
– OSM(パワーバー)

おにぎりの他は、主に現地のフリーズドライ、即席麺、パワーバーを食べてくれていた。とくにお気に入りだったのは現地の即席麺で、黄色いパッケージのyumyum(ヤムヤム)や、chicken(チキンラーメン)が、旅での大のお気に入りで、大きめのスーパーならどこでも調達できたという点でも助かった。現地のアウトドアショップで購入できるBACK COUNTRY Cuisineは、Apple Pie以外はあまり食べなかったが、Spaghetti Bolognaise(ボロネーゼ)だけは小川ファミリーの影響か、好んで食べていた。パワーバーは、紹介できないくらい豊富でどれも美味しい。一番メジャーなのが恐らくOSMで、僕らは小川ファミリーの影響でオシムと呼ぶようになっていた。青い袋に入った米(ロングライス)は、現地では試食していないので後日レポートとさせてもらうが、スーパーならどこでも売っていた気になる一品なので記録しておきたい。


THE OTHERS:その他ギア


■ SKIN CARE / スキンケアSKIN■UL Bug Net(Bean’s)
– 重量:7g ※実測値
海外トリップは、日本にいる時よりもスキンケアに気をつかう。紫外線は強いし、遭遇する虫も違う。何より大事の際の対応がしづらいことも理由だろう。ニュージーランドでは、特にサンドフライの対策をしてほしい。個人的には、遭遇率と痒みの強さに関してはアメリカのモスキートよりはるかに厄介だった。パックラフト仲間のマミちゃんが手作りしているUL Bug Netは7gと劇的に軽く、小さなサンドフライも入ってこなかったので海外トリップのお供としてオススメしたい。

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■ RAIN WEAR / レインウェアRAIN
■Challenger UL Rain Jacket(Zpacks)
– 重量:156g
■Rain Kilt
(ULA)
– 重量:82g


最後のギアは、レインウェアだ。ジャケットはZpacksのもので、ウォータープルーフのブリーザブルキューベン(透湿性のあるキューベン)を使用したもの。センタージッパーの取り回しなどはあまりよくなかったし、着心地も良いものではないが、まだまだ軽い部類でもあるし、攻めるZpacksの姿勢が好きなので許せる範囲。軽さはそこそこだが、久しぶりに投入したULAのレインキルトは足回りの可動の良さを再確認したし、スタイルとして好きなので、またヘビーローテしよう。

さて、全三回でお送りしてきたTRAILS CARAVANの連載も、これにて一旦区切りとします。また次のCARAVANに向け、いろいろと企んでおります。

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■TRAILS読者にZINEをプレゼント!  TRAILS CARAVAN  2016 in NZ
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TRAILS Crewの1人であり、今回のCARAVANに同行してくれたフォトグラファーKeita Yasukawaが撮影した写真をZineにしました。思わず旅に出たくなる。そんな写真をお楽しみください。

■実施期間:6月13日(月)~ 6月20日(月)
■当選形式:応募者の中から抽選1名様にプレゼント。
■応募方法:info@trails.co.jp宛に、氏名、連絡先(メールアドレス)をお送りください。

関連記事

TRAILS CARAVAN in NZ 2016 #2 / ロング・ディスタンス・ハイキング with KIDS


TRAILS CARAVAN 2016#1 / トレイルズ・キャラバン2016 #1 – パックラフティング・ジャーニー in ニュージーランド

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佐井聡(1979生)/和沙(1977生)
学生時代にバックパッカーとして旅をしていた2人が、2008年にウルトラライトハイキングというスタイルに出会い、旅する場所をトレイルに移していく。そして、2010年にアメリカのジョン・ミューア・トレイル、2011年にタスマニア島のオーバーランド・トラックなど、海外トレイルでの旅を通してトレイルにまつわるカルチャーへの関心が高まっていく。2013年、トレイルカルチャーにフォーカスしたメディアがなかったことをきっかけに、世界中のトレイルカルチャーを発信するウェブマガジン「TRAILS」をスタートさせた。

小川竜太(1980生)
国内外のトレイルを夫婦二人で歩き、そのハイキングムービーをTRAIL MOVIE WORKSとして発信。それと同時にTRAILSでもフィルマーとしてMovie制作に携わっていた。2015年末のTRAILS CARAVAN(ニュージーランドのロング・トリップ)から、TRAILSの正式クルーとしてジョイン。これまで旅してきたトレイルは、スイス、ニュージーランド、香港などの海外トレイル。日本でも信越トレイル、北根室ランチウェイ、国東半島峯道ロングトレイルなどのロング・ディスタンス・トレイルを歩いてきた。

[about TRAILS ]
TRAILS は、トレイルで遊ぶことに魅せられた人々の集まりです。トレイルに通い詰めるハイカーやランナーたち、エキサイティングなアウトドアショップやギアメーカーたちなど、最前線でトレイルシーンをひっぱるTRAILSたちが執筆、参画する日本初のトレイルカルチャーウェブマガジンです。有名無名を問わず世界中のTRAILSたちと編集部がコンタクトをとり、旅のモチベーションとなるトリップレポートやヒントとなるギアレビューなど、本当におもしろくて役に立つ情報を独自の切り口で発信していきます!

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