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TRAILS – HIKING FELLOW (ハイキング・フェロー)を創設します!

2024.06.05
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いつもTRAILSのWEBMAGAZINE、 GARAGE、そしてTRAILS STOREに遊びにきてくれてありがとうございます。

毎年恒例の風物詩ともなっているLDHD (LONG DISTANCE HIKERS DAY) が終わり、早1ヶ月です。今年もアメリカをはじめ海外を歩いて帰ってきたハイカー、そして出発前のハイカーがたくさん来てくれました。ハイカーが旅立っていく姿は、いつでも最高ですね。

思い返せば、TRAILSを立ち上げた10年前では信じられないほど、海外のトレイルを歩くハイカーも増えましたよね。そしてハイカー仲間のおかげで、海外トレイルの情報も触れやすくなりましたね。ハイカーに感謝です。



盛り上がり続けているトレイルカルチャーシーンのさらなるブースターとなれるよう、TRAILSでは今年もいろいろと刺激的なことをハイカーと一緒に生み出していけたらと考えております。

そんなブースターの1つとして、改めてTRAILSらしく、特定のトレイルカルチャーをとにかく過剰にディープに!深掘るHIKING FELLOW (ハイキング・フェロー) という、ポジションをつくることにしましたので、よろしくどうぞ。

FELLOWには、この人たちしかいないよね!ということで、みなさんおなじみのリズと根津さんが就任します!アメリカのトレイルカルチャーのFELLOWにリズ、ネパールのトレイルカルチャーのFELLOWに根津さんが就任です。

というわけで、ここからはFELLOWに就任した2人との対談をお楽しみください!


FELLLOWに就任したリズと根津さん。

リズはアメリカの、根津さんはネパールのトレイルカルチャーのFELLOW (フェロー)に。

「TRAILS – HIKING FELLOW」に就任したリズ・トーマスと根津貴央が、TRAILS編集部Crewとともに、ロング・ディスタンス・ハイキングへの思いと、今後のFELLOWとしての活動について語り合いました。その座談会の内容をお届けします。


ー リズと直接会うのは久しぶりだね!HIKING FELLOWについて、こうやって直接会って話をできて僕たちも嬉しいよ。

リズ:前に日本に来たのはコロナの前の2019年。TRAILSのGARAGEも見たかったし、TRAILSのみんなとも会いたかったから、今回来られてよかった!HIKING FELLOWの話も楽しみ。



ー 特定のトレイルカルチャーをとにかく過剰にディープに!深掘るというのがHIKING FELLOWの役割なんだけど、改めて、リズはアメリカのトレイルカルチャーにフォーカスするHIKING FELLOWとしてよろしくね。リズは、今までも日本でほとんど知られていないアメリカのトレイルカルチャーを、たくさんレポートしてきてくれたよね。

リズ:TRAILSで「ハイキング・アズ・ア・ウーマン」(※1) の連載を始めたのが10年前の2014年よね。10年前はアメリカでもハイキングに関連する記事で女性のための情報がほとんどなかったから、それで私は女性のためのハイキングのTIPSを、積極的に発信するようにしたの。

その他にもTRAILSでは、シエラ・ハイ・ルート (※2) や、ワンダーランド・トレイル (※3)、グレート・ディバイド・トレイル (※4)とか、日本ではほとんど紹介されてこなかったトレイルのレポートも出してきたよね。

ー リズは、アメリカのハイカーコミュニティでもボードメンバーやアンバサダーをやっていたり、コミュニティの中心にいるよね。そういったコミュニティーの情報なども含めて、リズが届けてくれるリアルタイムのアメリカのトレイルカルチャーのレポートも、TRAILSはとても大事にしてるんだよね。

リズ:コロナ禍のアメリカのハイキング事情とか、ALDHA-West (※5) Gatheringのレポートとか、TRAILSからもリクエストをもらって、その時々の最新のアメリカのトレイルカルチャーを伝えられるように、いろんなテーマで発信してきたね。

ー 根津さんはネパールのトレイルカルチャーにフォーカスするHIKING FELLOWですね。いつも通り「過剰に(笑)」よろしくです。2014年からGHT (グレート・ヒマラヤ・トレイル ※6) に通い続けて、もう10年以上が経つね。



根津:そうなんだよねー。GHTはもうなんだかんだで10年以上歩き続けているからね。やっぱり長く歩いていると、その土地のことにたくさん触れるし、好きになるよね。

ロング・ディスタンス・ハイキングの楽しさのひとつとして、その土地を深く知るというのは、自分のなかで重要なことなんだよね。

ー 3年前くらいからかな?ネパールのカルチャーによりフォーカスしていく可能性を、TRAILS Crewとも話をしてたよね。改めて、読者のみなさんにも、源流であるアメリカではなくネパールにフォーカスしていった理由を話してもらえる?

根津:当然アメリカのトレイルカルチャー大好きなんだけどね。幼い頃から自分は音楽にしろ食事にしろ、西洋のものよりはアジアのものに根ざして生きてきたという思いが最近は強くて、そういった自分のルーツのことも含め、やっぱ自分はアジアが好きだなと思って。それでネパールは掘りがいがあるなと感じたんだよね。

ー ネパールに住むという可能性もずっと検討していたけれども、本当に行く時が来るとはね(笑)。でも、絶対におもしろいと思う。現地で暮らす中でしか見えてこないトレイルカルチャーの視点が楽しみで仕方ないね。

根津:そう、何年か前から考えていたんだけど、GHTに通い続けた結果、ネパールのことをもっと知りたくなって、どっぷりと浸かってみることにしたんだよね。

ロング・ディスタンス・ハイキングの魅力


ー HIKING FELLOWになってもらうにあたって、改めて聞いてみたいんだけど、リズにとってロング・ディスタンス・ハイキングの魅力って何?

リズ:2週間以上、自然の中を歩いていると、仕事のこと、普段の生活のこととかを忘れて、自然のことや、一緒に歩いている友達のことだけにフォーカスできるようになるでしょ。そうやって、心がリリース (解放) された状態になれるのがとても好きなの。

あと歩きながら、好きな場所でキャンプできる自由さも好き。「歩いて移動している」というのも大事ね。1つの場所でずっとキャンプしているのとは違うよね。だから心がリリース (解放) されることと、歩いて移動していること。この2つが、自分にとってロング・ディスタンス・ハイキングの大事な要素になるかな。


ー なるほど。「自然のなかを歩いて移動し続ける」というのも、「リリース (解放)」「自由」を楽しむというのも、ハイキングの本質だね。ちなみにリズは、いつからロング・ディスタンス・ハイキングをやりたい!と思っていたの?

リズ:大学では森林環境学部で環境科学を勉強してたの。トレイルを作りたかったから、この学部を選んだのよ。学生のときは大学を出たら、トレイル団体などで仕事をしたいと思っていたの。例えばPCTA (PCTの運営組織) のような団体の仕事ね。

でもトレイル団体に入ったら、大好きなハイキングがあまりできなくなるでしょ?


ー (笑)。トレイル団体で働くと、1年中お仕事はあるからね。もっと自由にロング・ディスタンス・ハイキングができる生活をしたいと思った、ということだね。

リズ:そう、たくさんハイキングできる仕事はなんだろうと考えて、ライターの仕事を選んだの。ライターだったら仕事をするタイミングや季節をコントロールできて、ハイキングに行く時間を作れるし。ハイキングがあまりできない冬とかには、仕事をたくさんできるでしょ。

ー リズはロング・ディスタンス・ハイキングをできる生活、というのが最優先なんだね。

リズ:そうよ(笑)。

ー 根津さんとは、さんざん話していることではあるんだけどね、改めて質問させてもらうね。根津さんにとってのロング・ディスタンス・ハイキングの魅力って何?



根津:リズも話したように自然のなかで歩き続けて、野営して、というのはまずあるよね。あとはさっき話した、その土地を知るということだね。

そのときに「途上」を楽しみ続ける、というのが自分にとって大事になるのかな。1回スルーハイキングしてみて思ったのは、スルーハイキングをやり続けたら、自分の場合は結局「ゴール」を目指す旅になってしまいそうに思ったんだよね。いまはスルーハイキングをしたいというモードではなく、ロング・ディスタンス・ハイキングをしたいという気持ち。

気になった村やエリアがあったら好きに寄り道して、そこの場所を深く知るような旅がしたいから、ロング・ディスタンス・ハイキングの魅力は何かと言われたら、自分はゴールから自由でいられる旅、「途上」を楽しみ続ける旅という感じなのかな。


ー 「途上」を楽しみ続けるというスタイルで、何年もGHTに通っているわけだよね。ネパールって、まだまだ実態やポテンシャルが知られていない場所だと思っていて、とかくネパールはヒマラヤとかステレオタイプなイメージも先行しがちだよね。

根津:ヒマラヤっていまでも「挑戦」の対象としてとか、「絶景のヒマラヤ」としてばかり取り上げられるからね。

でも実際にネパールに通って、歩いているうちに、全然それとは違う面白さがあることに気づいて。やっぱりこれまでのイメージや価値観とは違うヒマラヤやネパール、っていうものを感じてて。

今までのように年1回だったけど、それだけでは全然足りないと思うようになって。あと何年くらい生きるかわからないけど、例えばあと20年って考えたら、20回しか行けないわけで。もっとネパールのこと、アジアのことをもっと知るためにどうしたらいいかと考えて、それで何年かネパールに住んでみることにしたんだよね。

HIKING FELLOWとして



ー 特定のトレイルカルチャーをとにかく過剰にディープに!深掘るHIKING FELLOWとして、今後の活動について少しだけ話をしたいんだけど、まずリズには、アメリカのコアでエッジーなハイカーをどんどん紹介してもらったり、あたらしいULガレージメーカーを見つけたりしてもらいたいと思ってるんだよね。

リズ:日本に紹介されていないアメリカの面白いハイカーやガレージメーカーは、まだまだたくさんいるよ。ハイカーだったら、FKT (Fastest Known Time:最速踏破記録) にチャンレンジし続けているハイカーとか、オフトレイルに独自にルートを描いて、そのMAPを公開しているハイカーとかも、ぜひ紹介したいな。

あとアメリカでは新しいガレージメーカーも次々に出てきているから、新しいメーカーの発掘とその紹介もやっていきたいね。



ー 次に根津さんにも、HIKING FELLOWとしての今後の活動について話をしてもらいたいだけど、GHTだけでなくネパールにはたくさん生活道含めたトレイルがあるわけだよね。現地に住むことによってしか見えてこないような、よりディープでネパールのトレイルカルチャーを届けてほしいと思ってて。

根津:GHTを伝えていくだけではなく、ネパールのトレイルやハイキングの魅力とか広くネパールのトレイルカルチャーを伝えていくということは、自分もやりたいことだね。

GHTでも、実際に本ルートではないトレイルでも、自分が面白そうと思ったトレイルや場所があったら、自由に行きたいところに行ってるんだよね。だからなかなか全線の踏査は終わらないんだけど(笑)。でも、そういう旅が、ロング・ディスタンス・ハイキングの楽しさだと思ってて。



ただ、そもそもネパールにトレイルカルチャーもハイキングカルチャーもないのかもしれない。そういう前提の中で、ネパールに何があるかを探って、それを皆さんに伝えていきたい、という感じ。

ー はたしてネパールにトレイルカルチャーはあるのか。そこからスタートだね。

根津:最初から回答めいたものがあるのではなく、ネパールのトレイルカルチャーってそもそもあるのか?という前提から、そのテーマを掘っていくのは面白いのではと思ってるよ。

2人から見たTRAILS



ー 最後に、TRAILSが横道にそれていかないためにも、FELLOWの二人から見た「TRAILS」について聞かせてほしいなと思って。リズは、アメリカのメディアにもいろいろ寄稿しているけど、アメリカにもTRAILSのようなメディアもあるの?

リズ:たぶんないと思うな。ちなみに私がアメリカのメディアで寄稿しているのは、ギアレビューとかトリップレポートが多いのね。

TRAILSにもそういった記事はあるけど、カルチャーとか人にフォーカスした記事が多いのは、TRAILSの面白いところだと思う。

ー そうなんだね。それは嬉しいな。カルチャーはもちろん、人にフォーカスというのも、TRAILSの立ち上げのときから大事にしていることのひとつなんだよね。

リズ:そうね、TRAILSみたいに、カルチャーや人にフォーカスして「どうして?」「なんで?」を深掘りする記事は、アメリカにはあまりないと思う。

ー 根津さんとは記事だけに限らず、イベントやプロダクト開発までいろんなことを一緒にやってきたけど、改めてTRAILSってどういうメディアだと思う?

根津:好き勝手にやってるメディアだなって (笑)。自分たちが本当に面白いと思うこと、好きなことをやり続けている感じ。予定調和じゃないもんね。例えば、今はこれがウケそうだから、この記事を出そうみたいみたいなことはしないじゃん。

ー 面白いと感じたものに対する衝動性を、過剰なほど大事にしているメディアだよね。

根津:これ意味あるの?みたいなことをやったりね。そういった好きなことをやり続けるところが、TRAILSの面白さだと思うな。

ハイカーと共にあれ


 
リズと根津さんの対談、いかがでしたか?

HIKING FELLOWというポジションを作った背景は色々だけど、まずは「TRAILSが改めて大事にし続けるべきことは何か」「次のステージに向けてどんなアップデートをすべきか」という問い。

次に、立ち上げからずっと一緒にトレイルカルチャーを編んできた「2人に次は何を担ってもらいたいか」という問い。

最後に、ハイカーって、自然が大好きで、気楽で陽気な人たちなわけだけど、「とても大切な知恵を運んできてくれる、何やらかっこいい存在なんじゃないか」という問い。

意図して出来上がったようなスマートなものでは決してなく、この3つの問いに何年も向き合う中でクロスオーバーし、ビジョンとして昇華された産物が「TRAILS – HIKING FELLOW」だったのだと思います。

そういう意味では、2人のハイカーがTRAILSにビジョンを与えてくれたのだと。

FELLOWをはじめ、トレイルカルチャーシーンをもっとブーストできるよう、TRAILSでは今年もたくさん遊び、旅をして、刺激的な発信していけたらと思っていますので、これからもお楽しみに。

2人に敬意を込めて。

FELLOW PROFILE


HIKING FELLOW / リズ・トーマス
ロング・ディスタンス・ハイキングにおいて世界トップクラスの経験を持ち、さまざまなメディアを通じてトレイルカルチャーを発信しているハイカー。TRAILSでも、立ち上げ当初から「ハイキング・アズ・ア・ウーマン」という長期連載を執筆している。ハイカーとしては、2011年に当時のアパラチアン・トレイルにおける女性のセルフサポーティッド(サポートスタッフなし)による最速踏破記録(FKT)を更新。トリプルクラウナー(アメリカ3大トレイルAT,PCT,CDTを踏破)でもあり、これまで1万5,000マイル以上の距離をハイキングしている。エディター・ライターとしては、2017年に出版した『LONG TRAILS』は、ナショナル・アウトドア・ブック・アワード(NOBA)において最優秀入門書を受賞。さらにメディアへの寄稿や、オンラインコーチングなども行なっている。またアメリカのハイカーコミュニティにおいてもアンバサダーを務めるなど中心的な役割を担っている。アメリカのトレイルカルチャーに精通し、アメリカのハイカーコミュニティーの中心人物の一人であるリズに、今後アメリカのトレイルカルチャーのHIKING FELLOWの役割を担う。



HIKING FELLOW / 根津貴央
アメリカでのロング・ディスタンス・ハイキングの経験だけでなく、2014年から10年以上にわたりGHT (グレート・ヒマラヤ・トレイル) に通い続け、ネパールのロング・ディスタンス・ハイキングにおいて豊富な経験をもつハイカー。またTRAILS編集部Crewとして、記事の発信をはじめ、TRAILSのイベント、プロダクト開発にも深く関わってきたエディター・ライターである。現在の日本において唯一人といっても過言ではない、継続的にロング・ディスタンス・ハイキングについて発信し続けているエディター・ライターだ。ハイカーとしては、2012年にパシフィック・クレスト・トレイルを歩き、その後もアメリカのトレイルを複数回歩いている。2014年からはGHTを踏査するGHT projectのメンバーとしての活動も開始。2014年から、コロナのパンデミックの時期を除き、ほぼ毎年ネパールを訪れ、踏査を続けている。そのレポートは、TRAILSでも「HIMALAYA MOUNTAIN LIFE 」という連載で継続的に発信している。今後はネパールへ移住し、現地に入り込みながらネパールのトレイルカルチャーに探索する。その根津に、今後ネパールのトレイルカルチャーのFELLOWの役割を担ってもらう。

 
※1 「ハイキング・アズ・ア・ウーマン」:リズ・トーマスによるTRAILSでの連載記事。2024年4月までで、計41本のレポートを掲載してきた。https://thetrailsmag.com/archives?writer=15

※2 シエラ・ハイ・ルート:ジョン・ミューア・トレイル (JMT) のオルタナティブ・ルートとして、シエラの山々のオフトレイルを歩くルート。

※3 ワンダーランド・トレイル:アメリカ・ワシントン州にあるマウント・レーニアの周りを周回する約150kmのトレイル。

※4 グレート・ディバイド・トレイル:カナダのロッキー山脈を横断する1,200kmのトレイル。グリズリーベアの出没頻度の高さや険しい道など、経験ある人にとってもチャレンジングなトレイル。

※5 ALDHA-West:The American Long Distance Hiking Association West。ロング・ディスタンス・ハイカー、および彼らをサポートする人々の交流を促進するとともに、教育し、推進することをミッションに掲げている団体。ハイキングのさまざまな面における意見交換フォーラムを運営したり、ハイカー向けの各種イベントを開催したりしている。

※6 グレート・ヒマラヤ・トレイル(GHT):ヒマラヤ山脈を貫くロングトレイルで、アッパー・ルート(山岳ルート)とロワー・ルート(丘陵ルート)の2本で構成。全長は、前者が約1,700km(標高3,000〜6,000m超)、後者が約1,500km(標高1,000〜4,000m超)。

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佐井聡(1979生)/和沙(1977生)
学生時代にバックパッカーとして旅をしていた2人が、2008年にウルトラライトハイキングというスタイルに出会い、旅する場所をトレイルに移していく。そして、2010年にアメリカのジョン・ミューア・トレイル、2011年にタスマニア島のオーバーランド・トラックなど、海外トレイルでの旅を通してトレイルにまつわるカルチャーへの関心が高まっていく。2013年、トレイルカルチャーにフォーカスしたメディアがなかったことをきっかけに、世界中のトレイルカルチャーを発信するウェブマガジン「TRAILS」をスタートさせた。

小川竜太(1980生)
国内外のトレイルを夫婦二人で歩き、そのハイキングムービーをTRAIL MOVIE WORKSとして発信。それと同時にTRAILSでもフィルマーとしてMovie制作に携わっていた。2015年末のTRAILS CARAVAN(ニュージーランドのロング・トリップ)から、TRAILSの正式クルーとしてジョイン。これまで旅してきたトレイルは、スイス、ニュージーランド、香港などの海外トレイル。日本でも信越トレイル、北根室ランチウェイ、国東半島峯道ロングトレイルなどのロング・ディスタンス・トレイルを歩いてきた。

[about TRAILS ]
TRAILS は、トレイルで遊ぶことに魅せられた人々の集まりです。トレイルに通い詰めるハイカーやランナーたち、エキサイティングなアウトドアショップやギアメーカーたちなど、最前線でトレイルシーンをひっぱるTRAILSたちが執筆、参画する日本初のトレイルカルチャーウェブマガジンです。有名無名を問わず世界中のTRAILSたちと編集部がコンタクトをとり、旅のモチベーションとなるトリップレポートやヒントとなるギアレビューなど、本当におもしろくて役に立つ情報を独自の切り口で発信していきます!

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