『LONG DISTANCE HIKERS DAY 2026』4/25-26開催 & 『2026 キックオフ 事前準備セッション』のお知らせ
2026年の『LONG DISTANCE HIKERS DAY』 (略:LDHD) は、4/25 (土)、26 (日) に開催することが決定しました。
また例年同様、LDHDのプレ・イベントとして『2026 キックオフ 事前準備セッション』を、3/13 (金)、3/14 (土) に開催。
『LONG DISTANCE HIKERS DAY』は、2016年に初開催し、次回で10回目の開催となります。
LDHDは、ロング・ディスタンス・ハイキングを経験したハイカーと、これからやってみたいハイカーの集まる場です。
今回は、イベントの事前記事として、LDHDのイベント概要と、現時点での海外トレイルおよび国内トレイルの最新情報を紹介します。

『LONG DISTANCE HIKERS DAY』は、ロングトレイルやロング・ディスタンス・ハイカーの最新情報が入手できるイベント。 photo by Samurai
興味あるハイカーの方は、お気軽にぜひご参加ください。詳細は、本記事の最後に掲載していますので、チェックしてみてください。
What’s LONG DISTANCE HIKERS DAY?

リアルなハイカーが集まる『LONG DISTANCE HIKERS DAY』。
日本のロング・ディスタンス・ハイキングのカルチャーを、ハイカー自らの手でつくっていく。そんな思いで2016年にTRAILSとHighland Designsで立ち上げたイベントです。
このイベントを立ち上げる前に、私たちは『LONG DISTANCE HIKING』(※1) という書籍を出版しました。この本は、ロング・ディスタンス・ハイキングのカルチャーとTIPSを詰め込んだ本です。しかし書籍というフォーマットは、リアルタイムの情報更新には不向きです。書籍とは別に、必ずリアルタイムで、ダイレクトな情報を届ける場が必要になると考えていました。それが、このイベントが生まれたきっかけのひとつでもあります。
ロングトレイルを歩いたハイカーが、リアルな旅の体験を発信できる場。ロング・ディスタンス・ハイキングの旅の情報や知恵を交換できる場。旅のあとのライフスタイルについて語り合える場。そんなふうに、ロング・ディスタンス・ハイキングの旅を愛するハイカーにとって、最もリアルな人と情報が交流する場となればと思っています。
数百キロ、数千キロにおよぶ歩き旅とは、どんな体験であり、どんな感覚を与えてくれるものなのか? 映像や雑誌などの情報だけでは感じられない、ハイカーの生の言葉で語られる旅の記憶や記録。またそのハイカー自身の人柄。そこには旅への憧れや臨場感を刺激してくれる、豊かでリアリティある情報が溢れています。ぜひ、あなたの旅のきっかけをつかみに遊びにきてください。
また毎年New Year Topicsとして、国内外のトレイルの最新情報もここでお届けしています。海外トレイルのパーミット取得方法の変更や、今期の残雪の予測などの情報。そして国内のロングトレイルについても、最新の情報をお届けしています。
※1 『LONG DISTANCE HIKING』:TRAILSの出版レーベル第一弾として出版した書籍。Hiker’s Depot (ハイカーズデポ) 長谷川晋氏による、自身の経験と数多くのロング・ディスタンス・ハイカーのリアルな声をもとに制作した、日本初のロング・ディスタンス・ハイキングにフォーカスした書籍。

昨年のイベント風景。
「LONG DISTANCE HIKERS DAY 2026」
【日時】
2026年4月25日 (土)、26 (日)
【会場】
三鷹 Three Eight Nine MITAKA
【詳細内容・申し込み方法】
詳細は2026年3月中旬〜下旬に告知予定
【主催】
TRAILS, Highland Designs
北米のロング・ディスタンス・トレイルの今

昨年2025年からCDTのメキシコ国境付近のスタート/ゴールの基点となるエリアに、許可なく入ることができなくなった。画像は、以下のCDTCサイトより、https://cdtcoalition.org/nda-cdt-southern-terminus/
今回の記事では、北米のロングトレイルのなかから、PCT (※2)、AT (※3)、CDT (※4)、PNT (※5)における最新情報の一部を紹介したい。
昨年のレポートで、2025年からPCTでは北のターミナス (基点) からカナダへ入国することが禁止され、アメリカからカナダへ抜けることがでなくなったことをお伝えした (許可証の発行が廃止となった)。
昨年10月からCDTでも、南端から約1.1マイル(約1.8km)のエリアが「National Defense Area (NDA)」として立ち入りが制限され、日本人ハイカーが単独で南のターミナス (基点) のあるエリアに入ることができなくなった。米国市民ではないハイカーは、許可申請(身元確認)と、立ち入り条件を満たす米国市民の帯同が必要となった。

トレイル維持費の削減が棄却されたニュースを報じるPCTA。画像は、以下のPCTAサイトより、https://www.pcta.org/2026/federal-budget-offers-some-good-news-for-the-pacific-crest-trail-97264/
またナショナル・シーニック・トレイルでは、2024年から2025年にかけて、トレイルを維持するための政府予算の凍結・削減が大きな課題となっていた。
今年1月のPCTAからのレポートによると、その課題については、直近では緩和傾向が見られることを報告している。具体的には、連邦政府の議会で、トレイルの維持費を60%削減するという提案が棄却された。しかし予算協議はまだ進行中であり、今後トレイルの維持に影響する予算・人員についての課題は、継続的にチェックしていく必要がある。

山火事の危険と、遭遇した際の行動のガイドラインを伝えるATC。画像は、以下のATCサイトより、https://appalachiantrail.org/news-stories/help-prevent-wildfires-this-spring/
近年では、PCTを中心に多くの山火事が発生しており、PCTのハイカーたちの多くは、全線を歩けることは稀になり、山火事の影響で一部のセクションをスキップするのはPCTスルーハイカーの常識となってきた。
PCTのイメージが強いが、ATでも山火事は起きており、ATの統括本部 ATC (アパラチアン・トレイル・コンサーバンシー) では春以降のシーズンに向けて、山火事への注意喚起を行なっている。ATCのページでは、山火事について、ハイカーがとってはいけない行動、山火事に遭遇してしまったときの対処法などをアナウンスしている。

PNTでは、2022年よりずっと閉鎖されていたノース・カスケーズ国立公園内が、再び通行可能となった。画像は、以下のPNTAサイトより、https://www.pnt.org/pnta-performance-crews-successful-at-reopening-north-cascades-closure/
山火事に関連して、PNTでは2022年より3年間、ノース・カスケーズ国立公園内の一部区間が継続的に閉鎖されていた。トレイル整備のクルーの功績により、今年のシーズンではこの区間で長らく続いた閉鎖がようやく解消されることとなり、再びハイカーが通行可能となった。
※2 PCT:Pacific Crest Trail (パシフィック・クレスト・トレイル)。メキシコ国境からカリフォルニア州、オレゴン州、ワシントン州を経てカナダ国境まで、アメリカ西海岸を縦断する2,650mile (4,265㎞) のロングトレイル。アメリカ3大トレイルのひとつ。
※3 AT:Appalachian Trail (アパラチアン・トレイル)。アメリカ東部、ジョージア州のスプリンガー山からメイン州のカタディン山にかけての14州をまたぐ、2,180mile (3,500km) のロングトレイル。アメリカ3大トレイルのひとつ。
※4 CDT:Continental Divide Trail (コンチネンタル・ディバイ・トレイル)。メキシコ国境からニューメキシコ州、コロラド州、ワイオミング州、アイダホ州、モンタナ州を経てカナダ国境まで、ロッキー山脈に沿った北米大陸の分水嶺を縦断する3,100mile (5,000km) のロングトレイル。アメリカ3大トレイルのひとつ。
※5 PNT:The Pacific Northwest National Scenic Trail (パシフィック・ノースウエスト・トレイル)。アメリカとカナダの州境付近、ワシントン州、アイダホ州、モンタナ州の3州をまたぐ1,200マイル(1,930キロ)のロングトレイル。歴史は古く、1970年にロン・ストリックランドによって考案された。そして約40年の歳月を経て、2009年にナショナル・シーニック・トレイルに指定された。現時点において、もっとも新しいナショナル・シーニック・トレイル。
日本のロング・ディスタンス・トレイルの今

信越トレイルの桂池テントサイトにあるシェルターが、2024-25年冬の積雪により屋根が崩壊。画像は信越トレイルクラブHPより、https://www.s-trail.net/katsuraike-shelter/
日本のロングトレイルのパイオニアである信越トレイルは、2023年にATの管理団体であるATCとの友好トレイル協定を締結。
以来、「トレイルメンテナンス」をテーマにしたイベントやセミナーなどを、毎年継続的に行なわれている。信越トレイルクラブによると、今年もATCとの連携に関する企画が進んでいるとのこと。こちらは具体的な発表を楽しみに待ちたい。
また信越トレイルでは、現在『桂池シェルター再生プロジェクト』として寄付の募集を行なっている (https://www.s-trail.net/katsuraike-shelter/)。
信越トレイルのハイカーにとって、重要な位置にあるテントサイトである桂池テントサイト。このテントサイトにある避難用シェルターの屋根が、2024-25年の大雪により崩壊してしまった。信越トレイルをサポートしたいというハイカーは、ぜひご協力を!

みちのく潮風トレイルで昨年行われた「トレイル・メンテナンス・ミーティング」 photo by NPO法人みちのくトレイルクラブ
一昨年の2024年6月に全線開通5周年を迎えたみちのく潮風トレイル。2025年の全線踏破者の登録者数は60名、そのうち20名はスルーハイカー。セクションハイキングをつなげって全線をコンプリートしたハイカーも、昨年は例年に比べて多かったという。2026年2月20日現在、累計全線踏破者の登録者数は251名となった。
国内外ともにハイカーも少しずつ増えており、海外からのハイカーはヨーロッパ、アメリカ、オーストラリアが多いとのこと。
ハイカーが増えることへの対応として、トレイル保全活動や、「Leave No Trace」 (※6) の原則に基づいた自然や地域環境へのインパクトを最小限に抑えること、マナーの啓発に、今後は更に力を入れていく。
2025年は信越トレイルとも連携して「トレイル・メンテナンス・ミーティング」をみちのく潮風トレイルでも開催。米カフォルニアの州政府自然保護部隊のカリフォルニア・コンサベーション・コープス (CCC) をゲストに迎え、整備活動も行った。みちのくトレイルクラブによると、CCCとは今後も連携していく予定とのこと。
※6 Leave No Trace (リーブ・ノー・トレース):アメリカのハイキング・カルチャーにおいて当たり前の考え方・マナーであり、世界中に広まってきている。「Leave No Trace」という組織もあり、自然保護や動物保護のためにさまざまな活動を展開している (詳細は「Leave No Trace」のWEBサイトを参照。 https://lnt.org/)。
昨年歩いたばかりのハイカーがサポート! 『2026 キックオフ 事前準備セッション』

TRAILS Crewはじめ、昨年歩いたばかいのハイカーがサポートする、『2026 キックオフ 事前準備セッション』。

2026年以降に海外でのロング・ディスタンス・ハイキング (スルーハイキング、セクションハイキング問わず) を予定しているハイカーを対象にした、『LONG DISTANCE HIKERS DAY』に先立つプレ・イベントです。
主に、北米のロングトレイルおよびニュージーランドのテ・アラロアのスルーハイキングを予定している方を対象にした、 『2026 キックオフ 事前準備セッション』 (他のトレイルのご希望があれば、ぜひご相談ください)。
TRAILS Crewをはじめ、JMT、PCT、AT、CDT、TAなどを歩き、最新の情報にも精通した経験豊富なハイカーが、相談に応じます。
直近の2025年に海外トレイルを歩いたばかりのハイカーも数多く参加します (時間帯によっては参加できない場合もあります)。また、TRAILS編集部が独自に各トレイル団体へ取材した情報もお伝えする予定です。新鮮かつリアルな最新情報をたくさんお届けしますのでお楽しみに。

『2026 キックオフ 事前準備セッション』の会場となるGARAGEでは、世界中のロングトレイルのガイドブックやマップを購入・閲覧することもできます。
【内容】
ロング・ディスタンス・ハイキング (スルーハイキング、セクション・ハイキング問わず) に向けた、準備やプランニングのサポート。最新のトレイルに関する注意点、ビザの取得方法、必要なマップ・ガイドブック、ギアの相談、旅の費用など。
主に以下のトレイルが対象となります。
・JMT (ジョン・ミューア・トレイル)
・PCT (パシフィック・クレスト・トレイル)
・AT (アパラチアン・トレイル)
・CDT (コンチネンタル・ディバイド・トレイル)
・PNT (パシフィック・クレスト・トレイル)
・CT (コロラド・トレイル)
・TA (テ・アラロア)
【対象】
2026年に1カ月以上の海外でのロング・ディスタンス・ハイキング (スルーハイキング、セクション・ハイキング問わず) を計画している方
【日時】
3/13 (金) 18:30 – 20:00
3/14 (土) 13:30 – 19:00
※応募の際に希望日時を選択してください。
※日程が合わない方はご相談ください。
【会場】
TRAILS INNOVATION GARAGE (東京・日本橋)
※遠方にお住まいの方をはじめ、GARAGEに来ることができない方につきましては、zoomでも対応します。
【参加費】
無料
【定員】
10名程度 (先着順)
【申し込み方法】
以下の応募ボタンよりお申し込みください。
ご参加には、事前申し込みが必須です。
締め切り:2026年3月9日 (月)
※問い合わせ event@trails.co.jp
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