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パックラフト・アディクト | #38 パックラフター12人が選ぶ マイ・グッド・パドル (後編)

2020.10.14
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写真・取材・構成:TRAILS

パックラフト・アディクトたちが、実際に気に入って使っている「マイ・グッド・パドル」を紹介する特集記事。

後編では、仲間のアディクトたち8人に、お気に入りのパドルと、次にトライしてみたいパドルを語ってもらった。

前編でもお伝えしたとおり、パドルは、いわずもがなであるが、舟を操作する上での最重要ギア。しかしながら、パックラフトは川下りのギアとしては、比較的あたらしく登場したカテゴリーであり、パドルについてのレビューもそれほど多くなく、また絶えずTIPSがアップデートされている。

そこでフィールドの経験をもったパックラフト・アディクトたちが伝える、パドルのインプレッションやフィーリングが詰まった情報は、とても価値のある情報になるはずだと考えた。

またパックラフトは、メロウなツーリングから、ある程度のホワイトウォーターまで幅広く対応できる舟である。だからこそ、その人によるパドル選びの志向性や好みも、色濃く反映される。

ここで紹介するのはパックラフターの「マイ・グッド・パドル」であり、カヤックなどでより難易度の高いホワイトウォーターにチャレンジするには、またこれとは異なったTIPSが必要になる。


バダさんが選んだパドル


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■ お気に入りの1本 Sawyer / Cedar Surge II 205-230cm (ソーヤー / セダー・サージ II) ※ Alpacka Raft別注モデル
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Sawyer / Cedar Surge II 205-230cm (現在は廃番)

<お気に入りポイント>
Alpacka Raft (アルパカラフト) からリリースされたSawyer (ソーヤー) パドルの気に入っているところは2つある。

まず、木目調のクラシックな雰囲気にやられてしまったこと。眺めてうっとりしたり、河原でテントを張るときのポール代わりにしても格好よくて、自己満足するのに最高のアイテムと思う。

使い勝手ももちろん優秀。内部に仕込まれたシャフトがミソで、トロ場にさしかかるとシャキーンと伸ばして漕ぎ進むことができる。メロウな川でのツーリングでは何度となくこの機能に助けらている。

Werner (ワーナー) やMarsyas (マーシャス) にも可変長のパドルはあるけれど、4ピースで可変長を実現するとシャフトが一本だけ長くなりパッキングの邪魔になる。特に飛行機に乗せるときは気になってしまう。でもSawyerのパドルにこの問題はないし、5ピースでも重量がかさむことなく十分に軽いのが魅力と考えている。

このSaywerパドルが好き過ぎて、初期の丸いブレードのタイプに加えて角張ったブレードのタイプも購入し、さらに中古品を見つける度に手に入れてしまい、現在4セット所有している。少しハードな場面で使い破損したこともあるけれど、これだけあれば一生使えそう。

<物足りないポイント>
特に物足りないところはないが、使う場面によってはこのパドルが向かないと感じたことがある。

ある時、ホワイトウォーターのツアーに参加した際に、パドルのブレードを修復不能なまでに破損してしまったことがある。その日はダクトテープで補修して漕いだけれど、それ以降はより強度のあるパドルも必要と感じてWernerのPack-Tour M (パックツアー M) と併用している。またPack-Tour Mのほうが、水をつかみやすいというか、力を伝えやすく、ホワイトウォーターに向いているように思う。

なお、パドルの破損は使う場面の問題ではなく、自分のスキル不足が原因かもしれなくて、せめてパドルガードを貼っておけば破損の程度を抑えられた可能性もある。この時はたまたまパドルガードが手元になくて、とりあえず傷よけにTEAR-AIDを貼っていたがまるで意味がなかった。

■ 試したい1本 Sawyer / Summit Adjustable Length 5 piece 210-230cm
気がつけばアルパカのSawyerパドルが3世代目になっている。WEBサイトで見た印象は、木目の部分が少なくなって、その代わりに強度がUPしていそう。ちょっと試してみたい。

しかし、まあ壊してみないと強度に違いがあるかわからないし、もういくつも持っているので、すぐに手にすることはなさそう。しばらくは、今あるSawyerパドルたちとPack-Tour Mでやっていくと思う。


ナカザワ君が選んだパドル


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■ お気に入りの1本 Aqua Bound / Splat Carbon 4 piece 210cm (アクア・バウンド / スプラット・カーボン 4ピース)
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Aqua Bound / Splat Carbon 4 piece 210cm (現在は廃番)

<お気に入りポイント>
パックラフトを始めた時に最初に買ったパドル。この後3本買ったけど、結局一番好きなパドルがこれ。キャッチした時の感覚が自分にはちょうどよく、気持ちよく漕げるのがいい。

一度滝でシャフトを折ってしまい、グラスファイバーテープで修理して使っている。4ピースに分割できてパッキングしやすいところも気に入っている。

<物足りないポイント>
大きな不満はないものの、比較的重いパドル (1.02kg) なので軽さを優先したい時はSawyer (ソーヤー) のAlpacka Raft別注モデルを使っている。

■ 試したい1本 Alpacka Raft / Ninja Paddle (アルパカラフト / ニンジャ・パドル)
実際折ってしまったことがあるし、スペアパドルは何がいいのかずっと考えているところ。Ninja Paddle (ニンジャ・パドル) は笑っちゃうくらい頼りない感じも含めて、面白くて気になる存在ではある。


のりさんが選んだパドル


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■ お気に入りの1本 Aqua Bound / Manta Ray Carbon 4 piece 198cm (アクア・バウンド / マンタレイ・カーボン 4ピース)
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Aqua Bound / Manta Ray Carbon 4 piece 198cm

<お気に入りポイント>
パドルはこれまで4種類ほど使用して、Manta Ray Carbon (マンタレイ・カーボン) に落ち着いた。このパドルのいいところは軽量なところと 水の抵抗が少ないところ。

水の抵抗が少ないということは漕ぐ上で推進力を他で補う必要が出てくると思うので、技術の向上には良いのではないかと考えている (あくまで個人的な見解)。軽量で抵抗が少ないので女性にもオススメ。

<物足りないポイント>
このパドルの使うにあたって気がかりだったのは、その長さ。210cmのパドルは自分には取り回しがしにくく唯一気に入らないポイントだった。

自分なりに考えて出した結論は、短くするしかないということ。それで自分で切ってみることに。198cmにすることで、扱いやすくなり弱点は消えた。自分だけのカスタマイズしたパドルなので愛着もひとしお。

■ 試したい1本 Aqua Bound / Whiskey Carbon 4 peace (アクア・バウンド / ウィスキー・カーボン 4ピース)
パックラフトのギアのなかでも、パドル欲だけは強いのでいろいろ試してみたいけど、ひとつはWhiskey Carbon (ウィスキー・カーボン)。Aqua Bound (アクア・バウンド) の高級パドル。単純に漕ぎ味が知りたい。

Werner (ワーナー) のCyprus Carbon (サイプラス・カーボン) はハイアングルツーリングパドルという位置付けでManta Ray Carbonと似た感じがするので興味がある。難点は全長が長いので加工が必須ということ。


まみちゃんが選んだパドル


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■ お気に入りの1本 Werner / Shuna Carbon 2 piece small shaft 210cm (ワーナー / シューナ・カーボン 2ピース スモール・シャフト)
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Werner / Shuna Carbon 2 piece small shaft

<お気に入りポイント>
スモールシャフトで握りやすく、以前使用していたWerner (ワーナー) のPlayer (プレイヤー) と比べて軽くなったので、前ほど漕ぎ疲れがないかな。

しっかりと水を掴みながらも、Werner特有の (?) 水切れの良さが、漕ぎ心地を軽くしてくれている気がする。ササッと次の一手に行ける感じ。角度調整できるのもいい。

<物足りないポイント>
長さが210cmで、少し長いような気がしている。特に込み入った場面ではモタモタするような、取り回しにくい感じ。今まで気にしていなかったけど、ふと思い返すとパドルが長かったからかなーと思う場面があったり。

■ 試したい1本 Werner / Player 1 piece Bent Shaft 188cm (ワーナー / プレイヤー 1ピース ベントシャフト)
Wernerのパドルしか使ったことがないので、他のブランドのものを使ってみたい、という気持ちはあるけど、今のところ予定はない。先日、以前使用していたPlayerを久しぶりに使ってみたら、あらためて良さを実感したので、進むのではなくひとつ戻ってみる、そんなのもアリだなぁと思った。ただ1ピースなのがネック。


ケンジ君が選んだパドル


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■ お気に入りの1本 Werner / Sherpa 197cm (ワーナー / シェルパ)
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Werner / Sherpa 197cm

<お気に入りポイント>
ブレードが大きく、水のキャッチ力が素晴らしい。パワフルなパドリングができるので、テクニカルなコースでの俊敏性やトロ場 (※1) での推進力が必要な場面では、特に力を発揮してくれる。購入当時は「さすがWerner (ワーナー)」と驚いたのを覚えている。

パドリングが上手いほうではないので、Sherpa (シェルパ) に助けられている部分は多分にあると思う。危険回避の面から見ても力のあるパドルは有利だし、仲間内での評価も高い。玄人の方はもちろんこれからパックラフトを始める方にお勧めしたい。

<物足りないポイント>
あまり欠点は見当たらないけれど、強いて言うならパイプの形状に難癖をつけたい。握りやすいようにグリップポイントが楕円状になっているんだけど、僕が握るポジションとは違っていることもあり違和感がある。ただ気になって仕方がないレベルではない。

あとは、もう少しコスパが良ければいいな。Alpacka Raft別注のSawyer (ソーヤー) パドルのように長さ調節ができれば尚良し。

■ 試したい1本 Sawyer / Cedar Surge II 205-230cm (ソーヤー / セダー・サージ II) ※ Alpacka Raft別注モデル
「ウッドパドル」デザインが美くしく、シンプルに物欲を刺激される。長さが調整できる機構は、ワンポールテントやタープをパドルを使って設営する時に有効なんだろうなぁと思う。ちなみに、「Werner Sherpa × MLD DUOMID」の組み合わせは絶妙にバランスが悪い。

ただ、木製ゆえにブレードの強度に不安があるので、買ったとしてもテクニカル川では使用しないと思う。


ゼニーが選んだパドル


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■ お気に入りの1本 Werner / Shuna 4 piece 210cm (ワーナー / シューナ 4ピース)
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Werner / Shuna 4 piece 210cm

<お気に入りポイント>
軽くて持ちやすい4ピース。水色の色合いも好き。サニーエモーション (※2) でいろいろ試させてもらって、一番手にしっくりくるのを選んだ。ちなみに私たち夫婦は、旅の半分以上を公共交通機関で移動するのでバックパックにおさまる4ピースが必須条件だった。

あまりたくさんの種類のパドルを買う気がなかったので、ホワイトウォーターでもツーリングでも使えるオールパーパス (※3) なパドルで、ちょうどよいキャッチ力、場面に応じて角度を変えられる、というのも決め手だった。

<物足りないポイント>
今のパドル自体には不満点はないものの、オールパーパスであるがゆえの不足点はある。たとえば、ツーリングのときはパートナーが持っているAqua BoundのManta Ray Carbonのほうが、抵抗が大きすぎず疲れづらいなと思ったり、ホワイトウォーターでは、もっとキャッチ力がある方がいいなと思ったり。

それでもパックラフトを始めたときからずっと使ってる相棒の1本で、オールパーパスで使えるShunaがお気に入りであることは変わらない。

■ 試したい1本 Werner / Player 1 piece Bent Shaft 188cm (ワーナー / プレイヤー 1ピース ベントシャフト)
一緒にいた友人に貸してもらったパドル。キャッチ力が強く、岩をよけたり、方向を変えたり、すばやい操作が必要なテクニカルな川で、思った以上に舟がよく動いてとても操作しやすかった。ベントシャフト (※4) の漕ぎやすさにも驚いた。


タカシロ君が選んだパドル


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■ お気に入りの1本 Aqua Bound / Splat Carbon 4 piece 210cm (アクア・バウンド / スプラット・カーボン 4ピース)
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Aqua Bound / Splat Carbon 4 piece 210cm (現在は廃番)

<お気に入りポイント>
パックラフト本体購入時に同時購入したもの。ツーリング、ホワイトウォーターともに必要十分で、各地の川を一緒に下った思い入れもあり、使い続けている。

ブレードの破損もなく丈夫。信頼できる丈夫さが魅力かな (笑)。ダウンリバー時に予備パドルを持つことも少ないので丈夫さは大切かも。

何度か他のパドルをお借りして漕いでみたりもしたけど、どうしても買い替えたいと思うほどの優位性を感じず今に至っている。

<物足りないポイント>
まずシャフトの太さ。4ピースゆえに仕方のないところでもあるけど、手が小さめの僕にはもう少しシャフトが細いとパドリング時の指のかかりが良いかな、と。

加えて、やや重量があるので長時間パドリングすると重さを感じる。ただ、このあたりは丈夫さとも相関性がありそう。

次にパドルの長さについて。ツーリング、ホワイトウォーター共用なら210cmは落としどころのような気もするけど、ホワイトウォーターで艇のコントロールを楽しむなら、200cm弱などもう少し短いモデルを試してみたい。

■ 試したい1本 Wernerのパドル
上記の点を踏まえて使い分けをしてみたい。具体的には、ホワイトウォーター用で、長さは瀬で積極的に艇をコントロールできる短め (200cm弱) 、シャフトは細め (あるいは2ピース) のパドルが欲しい。

特にこだわりはないけど、見た目がカッコいいと理由でWernerのパドルを使ってみたい。モデルはブレードの大きさや形など自分の身の丈にあったものを、経験豊富な方に相談したい。


コンスタンティンが選んだパドル


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■ お気に入りの1本 Aqua Bound / Shred Hybrid 4 piece 210cm (アクア・バウンド / シュレッド・ハイブリッド 4ピース)
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Aqua Bound / Shred Hybrid 4 piece 210cm

<お気に入りポイント>
4ピースのパドルは何本か持っているが、ホワイトウォーター用のパドルはこれ1本。ブレードが大きく、素材に合成樹脂 (abxⅡ) ファイバーグラスを使っているので、とても頑丈。これであれば、かなりの衝撃を受けても大丈夫。これまで何度も旅で使用してきたけど、かなり信頼しているパドル。決して軽量ではないけれど、間違いなくお気に入りのホワイトウォーターパドル。

<物足りないポイント>
こうだったらいいなと思うことが2つ。1つ目はその長さ。自分のは210cmで、フラットウォーターをツーリングするにはよい。けれど、ホワイトウォーターにはちょっと長すぎるので、197cmだったら良かったなと。2つ目は、ジョイント部分について。プッシュボタン式の接続になっているんだけど、少し安っぽい感じがするのと、角度の調節も2段階しかできない。もっと頑丈なタイプの接続がいいなと思っている。

■ 試したい1本 Werner / Sherpa (ワーナー / シェルパ)
試してみたいパドルはいくつかあって、その中でも一番気になっているのがWernerのSherpa。評価のよいレビューもたくさん挙がっている。またジョイント部分がより頑丈なのがよい。

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パックラフト・アディクト8人のパドルへの偏愛ぶりをがっつり紹介した「マイ・グッド・パドル」後編、いかがだったでしょうか。あらためて、フィールドでのリアルな経験にもとづくインプレッションは、とても価値ある情報だと実感しました。

シューズ編、PFD編では、「TIPS」も後編にまとめていましたが、ことパドルにおいてはこれまで以上に長大でディープな内容になったため、TIPS編として次回 (10/16掲載) の記事で紹介します。

※1 トロ場:川の流れが緩やかで、ある程度の水深がある場所。

※2 サニーエモーション:日本初のパックラフティングのガイドカンパニー。アルパカラフト(ALPACKARAFT)の輸入代理店でもある。少人数制で、未経験者の講習から上級者向けのルートガイドまで、随時ツアーを開催。エントリー層向けのツアーは主に安曇野エリアにて。代表を務めているのが柴田健吾さん。https://sunnyemotion.jp

※3 オールパーパス:直訳すると「多目的」。ことパドルにおいては、ツーリングでもホワイトウォーターでも使用できることを意味する。Alpacka Raft (アルパカラフト) やサニーエモーションでは、パドルを用途別に、オールパーパス、ホワイトウォーター、タンデムという3つにカテゴライズしている。

※4 ベントシャフト:シャフトにはストレートとベント、2種類のタイプがある。ベントは、シャフトが曲がっているタイプで、握りやすく、手首や腕への負担が少なく操作性に優れている。

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佐井聡(1979生)/和沙(1977生)
学生時代にバックパッカーとして旅をしていた2人が、2008年にウルトラライトハイキングというスタイルに出会い、旅する場所をトレイルに移していく。そして、2010年にアメリカのジョン・ミューア・トレイル、2011年にタスマニア島のオーバーランド・トラックなど、海外トレイルでの旅を通してトレイルにまつわるカルチャーへの関心が高まっていく。2013年、トレイルカルチャーにフォーカスしたメディアがなかったことをきっかけに、世界中のトレイルカルチャーを発信するウェブマガジン「TRAILS」をスタートさせた。

小川竜太(1980生)
国内外のトレイルを夫婦二人で歩き、そのハイキングムービーをTRAIL MOVIE WORKSとして発信。それと同時にTRAILSでもフィルマーとしてMovie制作に携わっていた。2015年末のTRAILS CARAVAN(ニュージーランドのロング・トリップ)から、TRAILSの正式クルーとしてジョイン。これまで旅してきたトレイルは、スイス、ニュージーランド、香港などの海外トレイル。日本でも信越トレイル、北根室ランチウェイ、国東半島峯道ロングトレイルなどのロング・ディスタンス・トレイルを歩いてきた。

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TRAILS は、トレイルで遊ぶことに魅せられた人々の集まりです。トレイルに通い詰めるハイカーやランナーたち、エキサイティングなアウトドアショップやギアメーカーたちなど、最前線でトレイルシーンをひっぱるTRAILSたちが執筆、参画する日本初のトレイルカルチャーウェブマガジンです。有名無名を問わず世界中のTRAILSたちと編集部がコンタクトをとり、旅のモチベーションとなるトリップレポートやヒントとなるギアレビューなど、本当におもしろくて役に立つ情報を独自の切り口で発信していきます!

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