SCHOOL

LONG DISTANCE HIKING | 「『衣・食・住・歩』の方法論(1DAYツアー)」 (講師:トニー&サニー) 3月20日(水・祝)

2024.03.11
article_image

TRAILS INNOVATION GARAGEのコンセプトである “MAKE YOUR OWN TRIP = 自分の旅をつくる”を実現するための『SCHOOL』。

先月より再始動した『SCHOOL』。MYOG、TRAIL FOOD、LONG DISTACE HIKINGなどの『SCHOOL』を開催しました。3月も新しいコンテンツをリリースしていきますのでお楽しみに。

今回ご案内するのは、「『衣・食・住・歩』の方法論(1DAYツアー)」。講師は、アメリカのロング・ディスタンス・ハイキングを経験している、PCT(※1)、CT(※2)スルーハイカーのTony (トニー)と、JMT(※3)、PCT、CDT(※4)スルーハイカーのSunny (サニー)。

このSCHOOLは、ロング・ディスタンス・ハイキングでの「衣・食・住・歩」の方法論を、実際に間近で見て体験し、またそのTIPSを学べる1DAYツアーです。デイ・ハイキングをしながら、実際にロングトレイルを旅するハイカーが、どのようなウェアリングをし、どのようなトレイルフードを食べ、どのようにトレイル上で泊まっているのかなどをレクチャーをします。

また実際にロング・ディスタンス・ハイキングで使用したTRAILSオリジナルのバックパック「ULTRALIGHT CLASSICシリーズ」と使用したギアを詰め込み、実際に背負ってみたりしながら、その重さや使用感などもリアルに体感することができます。

ロング・ディスタンス・ハイキング、ロングトレイルに興味がある方は、ぜひご参加ください。

『SCHOOL』では、今後、UL、フィッシング、パックラフティングなど、さらにバリエーション豊富なコンテンツをリリースしていく予定なのでお楽しみに。


ロング・ディスタンス・ハイキングでの野営風景。

garage_button
 

テーマ:ロング・ディスタンス・ハイキングの『衣・食・住・歩』の方法論を知る1 DAYツアー


コロラド・トレイルをスルーハイキングしたトニー。

ロング・ディスタンス・ハイキングの旅においては、ハイカーはどのようにトレイルライフを送っているのか。このSCHOOLは、参加者の方々と一緒にデイ・ハイキングをしながら、アメリカのJMT、PCT、CDT、CTなどを旅したロング・ディスタンス・ハイカーが、トレイル上での「衣・食・住・歩」を実演もまじえてお伝えしていくツアーです。

ロングトレイルを旅するハイカーが、どのようなウェアリングをし、どのようなトレイルフードを食べ、どのようにトレイル上で泊まっているのかをレクチャーをします。

実際にロングトレイルを歩いたハイカーと一緒に歩くことで、ロング・ディスタンス・ハイキングのノウハウやTIPSを学ぶことができ、トレイルカルチャーのエッセンスに触れられます。


CDTをスルーハイキングしたサニー。

今回のツアーは、ただハイキングをするだけではなく、ロング・ディスタンス・ハイキングの世界観を体感することができるツアーになっています。

<衣>
長い距離・時間を旅するロング・ディスタンス・ハイキングでの、ハイキングシャツの有用性をはじめウェアリングやレイヤリング方法。日傘やサングラスなど紫外線対策。バグネットなど虫方法など。トレイル上での役に立つTIPSをお伝えします。またTRAILS CrewがMYOGしたレインスカート兼グラウンドシートなども、実際の使用イメージを見てもらえます。

<食>
ロング・ディスタンス・ハイカーはトレイル上でどのようなトレイルフードを、どのようなスタイルで食べているのかを、実演をまじえながらお伝えします。当日は、トルティーヤ&ピーナッツバター、ラーメンボムなど、ハイカー定番のトレイルフードの試食もご用意する予定です。またサプリメントなどについてもお話をします。

<住>
トレイル上でキャンプの方法についてのTIPSを学べるように、実演をまじえたシェルターやタープの張り方、カウボーイキャンプの方法。またトレイル上でキャンプ地をどのように見つけのか等もお伝えします。熊対策として、泊まる場所と食べる場所を分けること、ベアキャニスターを使い方や置く場所等もお話します。

<歩>
長く歩き続けるためのTIPSとして、疲労がたまった体を上手に回復させる方法や、1日の歩く距離や速度など歩き方等をお伝えします。ハイカーがよくかかる足のトラブルのひとつである足底筋膜炎を患ったことがあるトニーが、その時にどのように対処し療養したのかなど、具体的なお話もできればと思います。


実際にアメリカでのロング・ディスタンス・ハイキングをしたTRAILS Crewがレクチャー。

講師: トニー&サニー (TRAILS)


TRAILS Crewのトニー (左)&サニー (右)。

LONG DISTANCE HIKINGのレクチャーをする講師はTRAILSのトニー&サニー。GARAGEの『店長』と『MYOG番長』。

トニーは2015年にPCT (パシフィック・クレスト・トレイル) を、2023年にCT(コロラド・トレイル)をスルーハイキング。

サニーは2012年、2014年とJMT (ジョン・ミューア・トレイル) を2回スルーハイキングし、2016年にPCT (パシフィック・クレスト・トレイル) 、2019年にCDT (コンチネンタル・ディバイド・トレイル) をスルーハイキング。

コロラド・トレイルで実際に使用した「LONG DISTANCE HIKER」を試しに背負ってもらいます。


2023年のCTの旅で使用したバックパック「ULTRALIGHT CLASSIC」シリーズの「LONG DISTANCE HIKER」。

今回のツアーでは普段は、TRAILS INNOVATION GARAGEでしか見ることができないTRAILSオリジナルプロダクトである『Simple × Classic × Super Ultralight』をコンセプトにしたTRAILSの超軽量プロダクトシリーズ「ULTRALIGHT CLASSIC Series」。

当日は、トニーがコロラドトレイルを歩いた時のパッキングウェイトを再現した「ULTRALIGHT CLASSIC Series」の「LONG DISTANCE HIKER」、サニーが同様にジョン・ミューア・トレイルを想定した「ULTRALIGHT HIKER」をご用意しますので、試しに請負ってもらい、よりリアルにロング・ディスタンス・ハイキングを体感することができます。こちらもぜひお楽しみに。


『Simple × Classic × Super Ultralight』をコンセプトにしたプロダクト「ULTRALIGHT CLASSIC Series」のバックパック『LONG DISTANCE HIKER』。


『Simple × Classic × Super Ultralight』をコンセプトにしたプロダクト「ULTRALIGHT CLASSIC Series」のバックパック『ULTRALIGHT HIKER』。

概要

【日時】

開催日:3月20日(水・祝)
集合:9:00 高尾駅北口
解散:15:30 高尾駅
※当イベントは雨天決行です。ただし荒天の際は中止となります。
※天候の影響で中止の場合は、前日17時までに判断しご連絡します。
※終了時間は、当日の進行状況により前後する可能性がございます。

【場所】

北高尾周辺

【定員】

10名
※最小催行人数:3名以上

【受講料】

3,000円 (税込)
※移動費・交通費は参加者のご負担となります。当日は駅から公共バスでスタート地点まで移動します。
※保険は別途各自にて、レクリーション保険等のお申し込みをお願いいたします。

【持ち物】

デイハイキングのギア一式、食料、水。

【講師】

トニー  (TRAILS)
サニー  (TRAILS)
※参加者が少数の場合、講師はいずれか1名になる可能性がございます。予めご了承ください。

【注意事項】

・お客様都合によるチケット購入後のキャンセル(払い戻し)は、原則、受け付けておりませんので、予めご了承ください
・開催日の天候、参加人数が最少催行人数に満たない場合、またその他の事情により、本イベントの中止又は延期を行う場合がありますこと予めご了承ください。この場合は、チケット代金の全額を払い戻しさせていただきます。

garage_button
 
※1 PCT:Pacific Crest Trail (パシフィック・クレスト・トレイル)。メキシコ国境からカリフォルニア州、オレゴン州、ワシントン州を経てカナダ国境まで、アメリカ西海岸を縦断する2,650mile (4,265㎞) のロングトレイル。アメリカ3大トレイルのひとつ。

※2 CT:Colorado Trail (コロラド・トレイル)。コロラド州のデンバーからデュランゴまで、アメリカのロッキー山脈を通る486mile (782km) のトレイル。標高3,000m~4,000mの、厳しくも美しい高山地帯の景色を楽しみながら歩くことができる。

※3 JMT:John Muir Trail (ジョン・ミューア・トレイル)。アメリカ西部のヨセミテ渓谷から米国本土最高峰のホイットニー山まで、シエラネバダ山脈を南北に貫く211mile (340㎞) のロングトレイル。ハイカー憧れのトレイルで、「自然保護の父」として名高いジョン・ミューアが名前の由来。

※4 CDT:Continental Divide Trail (コンチネンタル・ディバイ・トレイル)。メキシコ国境からニューメキシコ州、コロラド州、ワイオミング州、アイダホ州、モンタナ州を経てカナダ国境まで、ロッキー山脈に沿った北米大陸の分水嶺を縦断する3,100mile (5,000km) のロングトレイル。アメリカ3大トレイルのひとつ。

TAGS:


RELATED

コロラド・トレイル | #01 スルーハイキング準備編(歩くきっかけとルート...
コロラド・トレイル | #02 ギアリスト編 by Tony(class o...
コロラド・トレイル | #03 リサプライ (食料・ギアの補給)とアクセス編...

LATEST

TOKYO ONSEN HIKING #19 | 高取山・鶴巻温泉 弘法の里...
MAKE YOUR OWN GEAR | DCF (ダイニーマ®︎コンポジッ...
私的ロング・ディスタンス・ハイキング考 | #01 ロング・ディスタンス・ハ...

RECOMMEND

北アルプスに残されたラストフロンティア #01 |伊藤新道という伝説の道 〜...
LONG DISTANCE HIKER #09 二宮勇太郎 | PCTのスル...
パックラフト・アディクト | #46 タンデム艇のABC 〜ウルトラライトな...

POPULAR

北アルプスに残されたラストフロンティア #04 | 伊藤新道を旅する(前編)...
TOKYO ONSEN HIKING #14 | 鐘ヶ嶽・七沢荘...
TODAY’S BEER RUN #06 | アンテナアメリカ 関内店 (関...

STORE

GARAGE

WRITER
トレイルズ

トレイルズ

佐井聡(1979生)/和沙(1977生)
学生時代にバックパッカーとして旅をしていた2人が、2008年にウルトラライトハイキングというスタイルに出会い、旅する場所をトレイルに移していく。そして、2010年にアメリカのジョン・ミューア・トレイル、2011年にタスマニア島のオーバーランド・トラックなど、海外トレイルでの旅を通してトレイルにまつわるカルチャーへの関心が高まっていく。2013年、トレイルカルチャーにフォーカスしたメディアがなかったことをきっかけに、世界中のトレイルカルチャーを発信するウェブマガジン「TRAILS」をスタートさせた。

小川竜太(1980生)
国内外のトレイルを夫婦二人で歩き、そのハイキングムービーをTRAIL MOVIE WORKSとして発信。それと同時にTRAILSでもフィルマーとしてMovie制作に携わっていた。2015年末のTRAILS CARAVAN(ニュージーランドのロング・トリップ)から、TRAILSの正式クルーとしてジョイン。これまで旅してきたトレイルは、スイス、ニュージーランド、香港などの海外トレイル。日本でも信越トレイル、北根室ランチウェイ、国東半島峯道ロングトレイルなどのロング・ディスタンス・トレイルを歩いてきた。

[about TRAILS ]
TRAILS は、トレイルで遊ぶことに魅せられた人々の集まりです。トレイルに通い詰めるハイカーやランナーたち、エキサイティングなアウトドアショップやギアメーカーたちなど、最前線でトレイルシーンをひっぱるTRAILSたちが執筆、参画する日本初のトレイルカルチャーウェブマガジンです。有名無名を問わず世界中のTRAILSたちと編集部がコンタクトをとり、旅のモチベーションとなるトリップレポートやヒントとなるギアレビューなど、本当におもしろくて役に立つ情報を独自の切り口で発信していきます!

>その他の記事を見る 

TAGS

RECOMMEND

北アルプスに残されたラストフロンティア #01 |伊藤新道という伝説の道 〜伊藤正一の衝動と情熱〜
LONG DISTANCE HIKER #09 二宮勇太郎 | PCTのスルーハイキングで気づいた本当の自分
パックラフト・アディクト | #46 タンデム艇のABC 〜ウルトラライトな2人艇のススメ〜

POPULAR

北アルプスに残されたラストフロンティア #04 | 伊藤新道を旅する(前編) 湯俣〜三俣山荘
TOKYO ONSEN HIKING #14 | 鐘ヶ嶽・七沢荘
TODAY’S BEER RUN #06 | アンテナアメリカ 関内店 (関内)

STORE

ULギアを自作するための生地、プラパーツ、ジッパーなどのMYOGマテリアル

LONG DISTANCE HIKER
ULTRALIGHT HIKER
ULギアを自作するための生地、プラパーツ、ジッパーなどのMYOGマテリアル
HIKING UMBRELLA UV
ウエストベルト
ボトルホルダー
アンブレラホルダー
コンプレッションコード
アイスアックスループ

RELATED

コロラド・トレイル | #01 スルーハイキング準備編(歩くきっかけとルート選定)by T...
コロラド・トレイル | #02 ギアリスト編 by Tony(class of 2023)...
コロラド・トレイル | #03 リサプライ (食料・ギアの補給)とアクセス編 by Ton...

LATEST

TOKYO ONSEN HIKING #19 | 高取山・鶴巻温泉 弘法の里湯...
MAKE YOUR OWN GEAR | DCF (ダイニーマ®︎コンポジット・ファブリッ...
私的ロング・ディスタンス・ハイキング考 | #01 ロング・ディスタンス・ハイキングのきっ...