SKI HIKING | #14 【MOVIE】八幡平 BCクロカン・トリップ 2DAYS
今回は、TRAILS編集部Cewの根津が、東北の八幡平 (はちまんたい) をBCクロカン・トリップをレポートする。GWのあたたかな陽気のなかでの、ご機嫌なSKI HIKING。そのバイブスを感じてもらうべく今回はMOVIEをメインにお届けしたい。
今年のGWにまだどこに行こうか悩んでいる人は、このSKI HIKINGのトリップレポートも参考にしてもらえればと思う。
GWに、八幡平をBCクロカンでSKI HIKING
2022年のゴールデンウィーク。シーズンのラストに、BCクロカンで旅がしたい。そう思った僕は、東北の山々の地図をまじまじと眺めていた。せっかくのGWだし、がんばらずにのんびり行けるルートはないだろうか。青森、岩手、山形あたりを見ながらふと目にとまったのが八幡平だった。そういえばここは「岩手山・八幡平・安比高原50kmトレイル」(※) として設定されていたルートでもあったなと。
このトレイルを残雪期にBCクロカンでSKI HIKINGをするのは楽しそうだ。スルーハイキングとなると3泊4日くらい。ただそうなると、荷物も重くなるし、そこそこ大変そう。初めての山域だったこともあり、とりあえず安比高原から八幡平までの1泊2日の行程で旅をすることにした。
スタート地点の安比高原からはゴンドラに乗って一気に前森山 (標高1,305m) へ。ここからSKI HIKINGのスタート。一回くだるが、ほどなくして茶臼岳 (標高1,578m) への登りが始まる。急斜面もあり、途中でスキーを担いで歩く場面もあった。
宿泊地は、無人の避難小屋である茶臼山荘。ここからは岩手山 (標高2,038m) を望むことができて、最高のロケーションだ。
DAY2は、なだらかな稜線歩きで、BCクロカンにはもってこい。360度のパノラマが広がる源太森を経て、八幡平山頂 (標高1,613m) へ。さらに、「ドラゴンアイ」として有名な鏡沼 (かがみぬま) へ。
ここは、5月下旬から6月上旬に、積雪と雪解けによる自然現象によって、まるで龍の眼のような神秘的な景観が見られることから、ドラゴンアイと呼ばれている。今回は5月上旬ということもあり、ドラゴンアイの完成形ではなく、できはじめといった感じだった。
ここから下山し、東北最高所にある天然温泉として名高い藤七温泉 (標高1,400m) にどっぷりと浸かった。BCクロカンに適したフィールドということがわかったので、次は仲間のハイカーと一緒に、全行程を歩きにこようかな。
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