日本のUL (ウルトラライト) ガレージメーカー第一世代である「OGAWAND」の、フラッグシップとなっているバックパック。最大の特徴は、超軽量ながら、25リットルから50リットルまでのサイズに可変できる独自のシステム。
サイズを変更をしても、重心を一定に保つギミックを備えており、快適な背負い心地と見た目を損なわず、様々なアクティビティに対応することができます。このOWNが誕生した時はULシーンで驚きを持って受け止められ、そして今でもULハイカーに定番バックパックのひとつとなっています。
OGAWAND独自の自由な位置にフックをつけ外しできるADC〈Adjustable Daisy Chain〉システムにより、パックサイズの増減(最小25L〜最大50L)が可能になっています。バックパック全体を通る2本のループに専用フックの位置を変更することで、容積をかえつつ、肩、腰(ウエスト)、胸、の3点で荷重を効率よく分散し、バランスを最適化することができます。 “OWN”はそれ自体が大きなコンプレッション(圧縮)バッグです。パッキングしながら容積を変えていくことができるので、 スリーピングバッグ(寝袋)などを個別にコンプレッションする必要がありません。 そのため、パッキングがスムーズに行え、また、バックパック内のデッドスペースができにくくなっています。使っていないADCループを利用して様々なアタッチメントをすることもできます。トレッキングポールやマット、ロープ、スノーギア、釣り竿など、その時のアクティビティや季節に対応することができ、脱着も簡単なのでフィールド上での変更も自由自在です。
また、背負う人に合わせて細かく調節できるギミックも特徴のひとつ。OGAWANDオリジナルのショルダーハーネス接合方法により、肩のつけ根部分でハーネスの長さと傾きの調整が可能です。男性、女性、肩の幅や傾斜角度、背面長を問わず簡単にベストなフィッティングが得られるようになっています。 バックパック形状は底部と腰のくびれに向かってシェイプしてあるため、重心が下がりすぎないようになっていおり、肩上部のショルダースタビライザー、ショルダーハーネス、チェストストラップそれぞれの長さを調節して、重心を「背中の中心(肩甲骨の中間、心臓の裏あたり)に保つこと」でバランスがとれ、ウエストベルトがなくても快適に姿勢よく背負うことができます。
OGAWANDは、2013年にブランドを立ち上げ、UL、ガレージメーカーの黎明期を支えてきた、第一世代のガレージメーカーです。
ガレージメーカーが集う工房兼ショールームのMT.FABsを、「WANDERLUST EQUIPMENT」と共に立ち上げ、ハイキングや釣り、スキーなど幅広いアクティビティからの経験をギアに落とし込んだモノづくりを行っています。
■ スペック
[重量]
650g(ボディ:530g スタンダードハーネス(M):120g)(±2%)
[容量]
25〜50L(可変式、サイドポケット含まず)
[カラー]
BLACK
[素材]
Spectra (スペクトラ)




