HIKING & HAMMOCKING | ハンモックで野営するハイカーたち
文・構成:TRAILS
いよいよ今週末5/25(土)、26(日)に開催する『HAMMOCKS for Hiker 2024』。
ハイカーのためのハンモックイベントをはじめて8年。日本人ハイカーで海外のロング・ディスタンス・ハイキングに ハンモックを積極的に組み合わせるハイカーも増えてきました。
今回の記事では、実際に海外のトレイルで、ハンモックを野営ギアとして使用しているロング・ディスタンス・ハイカーたちを中心に紹介。イベントタイトルにある「for Hiker」のリアルをお伝えしたいと思います。
イベントでは、多くのハンモックを実際に見て、触って、座って、寝てみることができます。ぜひ、今回の記事でハイキングでハンモックを使うイメージを膨らませてから、イベントに遊びに来てください。
また今回の「HAMMOCKS for Hiker 2024」では、イベントの先行発売でTRAILSオリジナルの「HIKING & HAMMOCKONG Tシャツ」を販売します!
このTシャツの他にも、このイベントで販売開始する新しいプロダクトもありますので、イベントに遊びに行くきかっけとして、楽しんでもらえたらと思います。
チケットは、ハンモック泊のキャンプ券は早々に完売してしまいましたが、テント泊券、土曜日、日曜日の1日券はまだご購入できますので、ご興味ある方はチケットをご購入の上、遊びにきてください。
アパラチアン・トレイル (石丸隆司 a.k.a. Takashi)。
2019年にPCT (※1)、2022年にCDT (※2) をスルーハイキングし、今年のつい先日にAT (※3)の旅をスタートしたTakashi。ATはマダニ対策としてハンモックを使っているハイカーも多いトレイルだ。樹林帯も多く通るので、ハンモック泊に適した場所も多い。
Takashiも、マダニ対策を目的に、ハンモックを野営ギアとして携行して旅している。
今後、TakashiにはATの旅のレポートも届けてもらう予定なので、ぜひ楽しみにしてほしい。
ザ・ロングトレイル (河西祐史 a.k.a. Wonderer)。
アメリカで一番古いロング・ディスタンス・トレイルとして知られている、バーモント州のザ・ロングトレイル (※4) を歩いたWonderer (ワンダラー)。このトレイルは、アパラチアン・トレイル (AT) を作るにあたって、そのモデルになったトレイルでもあり、まさにアメリカのロング・ディスタンス・トレイルの源流ともいえるトレイル。
このザ・ロングトレイルをスルーハイキングしたときに、Wondererは軽量さの観点からハンモックをセレクトした。
実際に目当てにしていた野営地が、平らなところはすべて水浸しになっていたときなど、近くの森に分け入ってハンモック・キャンプすることで、地面の環境に左右されずに野営できるハンモックのメリットを感じた (この旅の詳細レポートはコチラ)。
ジョン・ミューア・トレイル (櫻井史彦 a.k.a バダさん)。
ジョン・ミューア・トレイル (JMT ※5) を、ハイキングだけでなく、パックラフトを持ち込んで旅をしたバダさん。ジョン・ミューア・トレイルを歩き、シエラネバダに点在する湖をパックラフトを漕いで渡る旅をした。多くのハイカーの憧れである、あのサウザンド・アイランド・レイクもパックラフトで渡った。
バダさんは、ハンモックの方が快適な姿勢で眠ることができて、疲れがしっかり取れると感じ、JMTの野営ギアとしてハンモックをセレクトした。
JMTでは、ハンモックを張れないところではタープ泊で野営をした。ハンモックは夜の睡眠だけでなく、日中の休憩でゆったりと過ごす際にも使用したり、ハンモックのメリットを活かして旅をした。
高島トレイル (長沼商史 a.k.a. GNU)。
さいごに国内トレイルでのケースも1つ紹介したい。PCTやテ・アラロアをスルーハイキングしたGNU (ヌー) が、高島トレイル (※8)をすべてハンモック泊で歩くことも目論んだトリップだ。高島トレイルは樹林帯をメインに通るトレイルなので、ハンモックを張れる場所も多くある。
ちなみに高島トレイルの魅力としては、舗装路がほぼなく、里山の濃い自然のなかをずっと歩けること。さらに、野営指定地がなく、テントを張る場所の制限がないことが挙げられる。
実際にGNUが、高島トレイルでハンモック泊をできたのは、3泊のうち1日だけであった。残念ながら荒天に遭遇したためだ。稜線上を多く通るトレイルであるが故、ハンモックでは強い雨風に耐えるのが難しかった。しかし天気に恵まれれば、高島トレイルはハンモック・ハイキングに適した最高のトレイルとなる (この旅の詳細レポートはコチラ)。
イベントで先行発売。TRAILSオリジナル「HIKING & HAMMOCKING Tシャツ」。
この週末の5/25 (土)、5/26(日)に開催する「HAMMOCKS for Hiker 2024」では、イベント先行発売で、TRAILSオリジナル「HIKING & HAMMOCKING Tシャツ」を販売します!
胸にワンポイントでHIKING & HAMMOCKINGのイラストが入ったTシャツです。デザインは以下の2種類です。
イベントでお会いしましょう!
下の画像をクリックすると、イベント詳細ページをご覧になれます。
【日時】
5/25 (土) 11:30〜17:00、5/26(日) 10:00〜16:00
【アクセス】
月尾根自然の森キャンプ場
電車:JR中央線・中央本線「梁川(やながわ)駅」下車 徒歩15分
※梁川駅まで、新宿より中央特快(約80分)、各駅停車(約90分)。
※会場に駐車場はございませんので、公共交通機関にてお越しください。
【参加費・チケット種類】
日帰り1日券 1,500円(各日先着40名)
キャンプ泊2日券 4,000円(先着35名)
※キャンプ泊券は、以下2種類
① マイ・ハンモック泊(先着15名)*ハンモック・キャンプ道具持参
② マイ・テント泊(先着20名) *テント・キャンプ道具持参
※キャンプ泊の方は、宿泊道具はご自身でご用意ください(テント・タープ、寝袋、スリーピングマットなど)。
※「②マイ・テント泊」券をご購入の方は、キャンプサイトでのハンモックの使用はできません。
※当日券の販売はないので、事前にチケットをご購入の上、ご来場ください。
【チケットの購入方法】
・ページ下部の [お申し込みはこちらボタン] から、パスマーケットにてチケットを選択し購入を完了して下さい。
・受付時に購入の際に送られたメールの画面をご提示ください。
【注意事項】
・数に限りがありますが、会場内での飲食の販売も少量おこないます。
・ご自身が必要とされる飲食 (ソフトドリンク、アルコール類や昼食など) は、予めご用意をお願いします。
・最寄り駅からの道中は、小さな商店さんのみですので、事前のご準備をお願いします。
・焚き火台を使用した焚き火が可能。(直火禁止)
・ゴミはお持ち帰りください。キャンプ場でゴミを捨てることはできません。
【追加情報】
facebook、instagramでも情報更新していきます。
【問い合わせ】
TRAILS(トレイルズ)編集部 event@trails.co.jp
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