TRAILS REPORT

My Best Articles 2024 | #01 トレイル・カルチャーの未来を刺激する30人と、読者が選ぶ2024年のベスト記事(前編)

2024.12.25
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2024年も残すところあとわずか。今年も読者の方々はもちろん、ハイカー、ランナー、パックラフター、そしてメーカー、メディア、ショップ、山小屋、トレイル関連の方々など、とにかくたくさんの方々にお世話になりました。

今年もTRAILSはハイキング、パックラフティング、ハンモックハイキング、ランニング、フライフィッシングをはじめ、さまざまなアクティビティを通じて、僕らなりの遊び方やその背景にあるトレイル・カルチャー (※) を発信してきました。


Gossamer Gearのグレンも参加した、第2回のMYOGer NIGHT。

2024年のTRAILSの特徴のひとつとして、「ULTRALIGHT GARAGE MAKER MOVEMENT」を合言葉に、シーンを盛り上げるブースターを届けていくことができればと思い、ウルトラライト (UL) とMAKE YOUR OWN GEAR (MYOG) をキーワードにした記事を多数発信しました。

Gossamer Gearファウンダーのグレン・ヴァン・ペスキの連載開始やMYOGer NIGHT、TRAILSオリジナルのバックパックなど、いずれもこのテーマをもとに発信したものです。


今年からスタートしたホイットニーによるアイスランド縦断ハイキングのレポート。

またロング・ディスタンス・ハイキングの体験談を語るレポートシリーズは、PCT、CDT、AT、JMT、PNT、CT、Hexatrekと、さまざまなトレイルを取り上げながら、ハイカー自身による解像度の高いリアルなトリップ・レポートをお届けしてきました。

年末にはこのシリーズとは別に、ロング・ディスタンス・ハイカーであり、シックス・ムーン・デザインで活動しているホイットニーによる、アイスランド縦断のハイキングレポートもスタートしました。


TRAILS Crewで旅したBCクロカンでのSKI HIKING。

他にも、BCクロカンでのSKI HIKINGや、『HAMMOCKS for Hikerシリーズ』、パックラフティング、フライフィッシング、TRAIL FOODなど、いろいろなバリエーションで、トレイルを旅するためのモチベーションとなる記事を発信してきました。
 
年を通じて、TRAILSならではの “ここにしかないリアルな情報” をお届けできたのではないかと思います。

では、年末恒例の『My Best Articles 2024』をお楽しみください。

2024年のマイ・ベスト・アーティクルを選んでくれた30人

マイベスト記事を選んでくれたのは、僕たちTRAILS編集部がリスペクトし、独自の編集観点で選出させていただいたTRAILS的感性でイケてる人々。メーカー、ショップ、メディア、書店、編集者、ハイカー、ランナー、旅人、クリエイター、トレイルの作り手の方々など、総勢30名です。

 
さらに今年も昨年同様、読者の方々にも投票に参加いただき、今年の「BEST記事TOP10」を決定します。

#01と#02で、30人それぞれのベスト3の記事を紹介。そして#03で、読者投票も踏まえた集計結果をもとに、2024年の記事ランキングTOP10を発表します。

では、それぞれの方のベスト3の発表です。記事タイトルをクリックすると該当記事をご覧になれます。

土屋 智哉(Hiker’s Depot)



■ 第1位
take less. do more. 〜 ウルトラライトとMAKE YOUR OWN GEAR by グレン・ヴァン・ペスキ ※全3回

「Ultralightのグルと呼ばれたグレン・ヴァン・ペスキ。とはいっても、現代のハイカーにとっては「誰?」という反応かもしれません。十年一昔と言いますが、既にGossamer Gearの前身であるGVP Gear設立から四半世紀が経過しているのですから当然と言えば当然です。

それは、ようやくultralightにも語るべき「歴史」ができつつあるということです。過去を振り返り賛美するだけのシーンに未来はないと思います。同様に歴史を積み重ねられないシーンは薄っぺらな消費に終わるだけでしょう。現代のハイカーは、自らが歴史を作っていけるだけでなく、歴史の生き証人の言葉を直接見聞きできる世代です。

グレンの連載はUltralightの生き証人、当事者そのものの言葉です。これを日本語で読めることはUltralightを志向するハイカーにとって幸福以外の何物でもない。わたしにとっての第一位もこれ以外にはありえない。」(土屋)

■ 第2位
LONG DISTANCE HIKER #19 川野直哉 | リタイアによって見えたロング・ディスタンス・ハイキングの自由

■ 第3位
井原知一の100miler DAYS #20 | 食べる生活(Wasatch 100)

石田 啓介 (MOOSE)



■ 第1位
SKI HIKING | トニー、サニー、ノブのBCクロカン・トリップ あまとみトレイル2DAYS ※全5回

「このSKI HIKINGは、企画段階から少し関わらせてもらっていたこともあり、思い入れが強いシリーズ。3人のあまとみトレイルトリップは、自分達が熱中していたBCクロカントリップの楽しさを思い出させてくれた。

BCクロカンやAltaiを用いたスキーハイキングは、日帰りのレジャー的な遊びとオーバーナイトでは全く違う楽しみがある。

いろんなトラブルを乗り越えながら、たった数キロの林道をハイクしてキャンプして帰ってくるだけでも、壮大な冒険をしてきたような気持ちにさせてくれるのだ。TRAILSの記事をキッカケにSKI HIKINGを楽しむハイカーが増えてくれたら嬉しくてたまらない。」(石田)

■ 第2位
井原知一の100miler DAYS #20 | 食べる生活(Wasatch 100)

■ 第3位
TRAIL FOOD #08 | ULハイキング × トレイルフード by 大越智哉

仲川 希良 (モデル / フィールドナビゲーター)



■ 第1位
ヘキサトレック (Hexatrek) | #04 トリップ編 その1 DAY0~DAY14 by Beyoncé(class of 2023)

「スタート地点の近くが父の故郷。苦難続きのセクション1は、バカンス時の私の遊び場。読みながら思わず『ウチ(祖母宅)寄ってよ!』とエンジェル心がざわつきました。

マイナートレイルでありながら、個人的には懐かしい景色ばかりのレポート、ゴールまで楽しませていただきます!」(仲川)

■ 第2位
トレイルメンテナンスツアー2024 | 仲間のハイカーたちが支える信越トレイル

■ 第3位
TRAIL FOOD #09 | ULハイキング × トレイルフード by 佐井和沙

松島 倫明(WIRED)



■ 第1位
MYOGer NIGHT | メーカームーブメントの新たな系譜となるか。2020年代のMYOGerたちによる熱狂 ※全2回

「トレイルカルチャーが”MAKER MOVEMENT”と出会い、脈々と文脈が紡がれてきたことがわかる胸熱記事。

『BORN TO RUN』が2010年、『MAKERS』が2012年、編集者としてどちらの邦訳版も手がけた身として当時はそれを偶然、あるいは属人的なつながりだと思っていた節もあるけれど、こうして振り返ってみれば、それは時代の大きな流れのなかでの必然だったのだなと。

これからの“ULTRALIGHT GARAGE MAKER MOVEMENT”が楽しみです。」(松島)

■ 第2位
私的ロング・ディスタンス・ハイキング考 | #01 ロング・ディスタンス・ハイキングのきっかけ

■ 第3位
take less. do more. 〜 ウルトラライトとMAKE YOUR OWN GEAR by グレン・ヴァン・ペスキ ※全3回

上田 瑠偉(プロトレイルランナー)



■ 第1位
井原知一の100miler DAYS #20 | 食べる生活(Wasatch 100)

「極限まで体を追い込んだ先の思考回路や工夫の仕方は僕の経験値では得られないもの。なかでも胃を空っぽにするのは試してみたいと思った。」(上田)

■ 第2位
アイスランド縦断ハイキング 575km / 18 days by ホイットニー・ラ・ルッファ #02

■ 第3位
トレイルメンテナンスツアー2024 | 仲間のハイカーたちが支える信越トレイル

伊藤 圭 (ネオアルプス)



■ 第1位
開発ストーリー #04 | UL黎明期のバックパックの実験的なデザイン思想にインスパイアされた『Simple × Classic × Super Ultralight』

「1990年初頭の『レイ・ウェイ』に始まる、MYOG、ULムーブメントのオリジネーターによる圧倒的な発想力、あくなき好奇心、モノづくりに対するスピリットがシンプルに描かれ、現在のスタンダードと化したULカルチャーに繋がる大きな物語に思いを馳せた。」(伊藤)

■ 第2位
take less. do more. 〜 ウルトラライトとMAKE YOUR OWN GEAR by グレン・ヴァン・ペスキ ※全3回

■ 第3位
ULTRALIGHT GARAGE MAKER MOVEMENT ~ ウルトラライトとMYOGがつくる熱狂

リズ・トーマス(ロング・ディスタンス・ハイカー)



■ 第1位
ヘキサトレック (Hexatrek) | #05 トリップ編 その2 DAY15~DAY25 by Beyoncé(class of 2023)

「私はヘキサトレックにとても興味があります。日本人で初めてスルーハイキングしたというビヨンセにも関心を持ちました。

ヘキサトレックの連載の中でも、特にCreux du Van (クルー・デュ・ヴァン) とアルプスを通る、このセクションのエピソードが一番面白かったです。

この記事では、旅の素晴らしさだけでなく、このトレイルがどのようなものであるか、とても正直にレポートしています。病気になったり、怪我をしたり、ダニに刺されたり。ビヨンセのトレイルでのチャレンジは、スルーハイキングするなかでの浮き沈みがあることを教えてくれますが、それでも私はこのトレイルを歩きたいと思わせられました。」(リズ)

■ 第2位
井原知一の100miler DAYS #20 | 食べる生活(Wasatch 100)

■ 第3位
LONG DISTANCE HIKERS DAY 2024 イベントレポート ※全3回

八木 康裕(patagonia)



■ 第1位
LONG DISTANCE HIKER #19 川野直哉 | リタイアによって見えたロング・ディスタンス・ハイキングの自由

「ロング・ディスタンス・ハイカーが経験する心の葛藤が正直に描かれていて、とても共感しました。

川野さんのいくつになっても思い立ったら新しいことにチャレンジする姿勢とガッツにも鼓舞されました。」(八木)

■ 第2位
TRAIL FOOD #09 | ULハイキング × トレイルフード by 佐井和沙

■ 第3位
ヘキサトレック | #01 スルーハイキング準備編(歩くきっかけとルート選定) by Beyoncé(class of 2023)

松本 和也 (BLUE LUG)



■ 第1位
LONG DISTANCE HIKER #19 川野直哉 | リタイアによって見えたロング・ディスタンス・ハイキングの自由

「良くも悪くも、熱中する事が少なくなったし、自分の欲求に不誠実な瞬間が増えてきた。

そりゃそうか、大人だしなんて、見てみぬふりも上手になってきたここ最近だったけど、こちらの記事を拝見して、本能的に焦りを感じました。

僕よりもうんと大人が、自分のために志し、苦しみ、遊んでる。」(松本)

■ 第2位
開発ストーリー #04 | UL黎明期のバックパックの実験的なデザイン思想にインスパイアされた『Simple × Classic × Super Ultralight』

■ 第3位
TRAIL FOOD #09 | ULハイキング × トレイルフード by 佐井和沙

藤巻 翔(フォトグラファー)



■ 第1位
私的ロング・ディスタンス・ハイキング考 | #01 ロング・ディスタンス・ハイキングのきっかけ

「根津さんのシンプルな問いに(なぜ山・自然に身を置き始めたのか?置くのか?)

改めて自分はどうだったかを振り返る良いきっかけになった。人それぞれ違うところ、そこが楽しい。」(藤巻)

■ 第2位
ヘキサトレック | #01 スルーハイキング準備編(歩くきっかけとルート選定) by Beyoncé(class of 2023)

■ 第3位
井原知一の100miler DAYS #20 | 食べる生活(Wasatch 100)

堀川 臣樹 (PADDLE QUEST)



■ 第1位
中欧・イザール川 & アンマー川 アルプスでのハイキング&パックラフティング | パックラフト・アディクト #77

「島国の日本に住んでいると、この記事に出てくるように、ヨーロッパでは川が国境をまたいでいることがとても新鮮です。それに加えて、移動に車を使わずに、これも国をまたいで走る深夜列車を使うことも新鮮でした。

軽快なパックラフトでキャンプをしながら川を旅する本質に加え、ヨーロッパアルプスを眺めながら美しい渓谷をパドリングするストーリーは、とても心に響きました。」(堀川)

■ 第2位
ドイツ・リーザー川 火山群の渓谷を漕ぐハンモックキャンプ & パックラフティング | パックラフト・アディクト #79

■ 第3位
北海道・シーソラプチ川 デイ・パックラフティング | パックラフト・アディクト #78

ルーカスB.B. (PAPERSKY)



■ 第1位
アパラチアン・トレイル (AT) | #04 トリップ編 その1 DAY0~DAY6 by Daylight(class of 2022)

「私の両親は現在ニューヨーク州北部に住んでいます。両親を訪ねるときは、たいていアパラチアン・トレイルを少し歩くんです。私にとってトレイルは、アメリカ文化の歴史を感じさせてくれる貴重な存在です。

このデイライトによるストーリーは、シンプルに語られ、美しい自然と失われた文化を思い出させてくれました。」(ルーカス)

■ 第2位
ULTRALIGHT GARAGE MAKER MOVEMENT ~ ウルトラライトとMYOGがつくる熱狂

■ 第3位
TRAIL FOOD #11 | パックラフティング × トレイルフード by 小川竜太

石川 寛樹 (Campanella)



■ 第1位
HAMMOCKS for Hiker | ハンモックユーザーレビュー2024 by TRAILS research (前編/後編)

「実は今年JMW (JINDAIJI MOUNTAIN WORKS)のPB CAMP Hammockを購入してハンモック泊デビューしたとうこともあり、皆さんのレビューが気になって仕方ない。

源流泊とハンモックの相性の良さはあるものの色々反省点も多く、皆さんの意見が大変参考になった、良い記事でした。」(石川)

■ 第2位
開発ストーリー #04 | UL黎明期のバックパックの実験的なデザイン思想にインスパイアされた『Simple × Classic × Super Ultralight』

■ 第3位
フライフィッシング雑記 田中啓一 #09 釣り文学

五十嵐 雅人(山と溪谷)



■ 第1位
MYOGer NIGHT | メーカームーブメントの新たな系譜となるか。2020年代のMYOGerたちによる熱狂 ※全2回

「熱い胎動がびしびしと伝わってくる神回。原稿の熱量もすごい。

これはお店に並んでいる商品でしょうという完成度の高さのものもあれば、いかにもMYOGな図画工作的なものもあったりして、これは会場盛り上がるよな、と読んでいて感じた。とにかくみなさん楽しそうですし。

このままMYOGer (って言うんですね) 同士が盛り上がる感じでいくのか、商品化を目指すセミプロ集団になっていくのか、行く末も気になります。」(五十嵐)

■ 第2位
take less. do more. 〜 ウルトラライトとMAKE YOUR OWN GEAR by グレン・ヴァン・ペスキ ※全3回

■ 第3位
It’s a good day! #09 | 車とシカとドンチューウォーリー

木村 宏 (信越トレイルクラブ)



■ 第1位
信越トレイルクラブ × アパラチアン・トレイル・コンサンバンシー 友好トレイル協定レポート #01

「手前味噌ですが、信越トレイル×アパラチアン・トレイルの友好の証を締結できたことは、すごくうれしいです。

この結果が日本のトレイル文化の醸成につながることを期待しています。

2000年以降20年来の交流が実を結んだ結果です。是非その経緯をお読みいただければと思います。」(木村)

■ 第2位
トレイルメンテナンスツアー2024 | 仲間のハイカーたちが支える信越トレイル

■ 第3位
LONG DISTANCE HIKER #19 川野直哉 | リタイアによって見えたロング・ディスタンス・ハイキングの自由

* * *

今回の#01では、15人のマイベスト記事をお届けしました。明日には12/26 (木) には、#02を発表! ガレージメーカー、ロング・ディスタンス・ハイカー、ショップ・オーナー、編集者など、さまざまなジャンルの方々が登場します。次の15人のマイベスト記事もお楽しみに!

※ トレイル・カルチャー:TRAILS(トレイルズ)は、トレイルカルチャーという言葉が未だ日本に存在しなかった2014年1月に、“本当におもしろくて、役に立つ、他にはない、リアルな情報” を合言葉に、インディペンデントでとんがったメディアを作るべく、日本初のトレイルカルチャーウェブマガジンとして産声をあげました。それから約9年、有名無名を問わず世界中のコアな人たちにコンタクトをとり、Webメディアとしては異質とも言える、企画と編集に過剰にこだわる時代錯誤なスタイルを続けています。

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佐井聡(1979生)/和沙(1977生)
学生時代にバックパッカーとして旅をしていた2人が、2008年にウルトラライトハイキングというスタイルに出会い、旅する場所をトレイルに移していく。そして、2010年にアメリカのジョン・ミューア・トレイル、2011年にタスマニア島のオーバーランド・トラックなど、海外トレイルでの旅を通してトレイルにまつわるカルチャーへの関心が高まっていく。2013年、トレイルカルチャーにフォーカスしたメディアがなかったことをきっかけに、世界中のトレイルカルチャーを発信するウェブマガジン「TRAILS」をスタートさせた。

小川竜太(1980生)
国内外のトレイルを夫婦二人で歩き、そのハイキングムービーをTRAIL MOVIE WORKSとして発信。それと同時にTRAILSでもフィルマーとしてMovie制作に携わっていた。2015年末のTRAILS CARAVAN(ニュージーランドのロング・トリップ)から、TRAILSの正式クルーとしてジョイン。これまで旅してきたトレイルは、スイス、ニュージーランド、香港などの海外トレイル。日本でも信越トレイル、北根室ランチウェイ、国東半島峯道ロングトレイルなどのロング・ディスタンス・トレイルを歩いてきた。

[about TRAILS ]
TRAILS は、トレイルで遊ぶことに魅せられた人々の集まりです。トレイルに通い詰めるハイカーやランナーたち、エキサイティングなアウトドアショップやギアメーカーたちなど、最前線でトレイルシーンをひっぱるTRAILSたちが執筆、参画する日本初のトレイルカルチャーウェブマガジンです。有名無名を問わず世界中のTRAILSたちと編集部がコンタクトをとり、旅のモチベーションとなるトリップレポートやヒントとなるギアレビューなど、本当におもしろくて役に立つ情報を独自の切り口で発信していきます!

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